表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

秋になりました。


私の体を緑色に包んでいた葉っぱたちもその色を変え、今では金色の光を放っています。

いくつかの葉っぱたちは私の枝から手を放し、宙へと舞っていきます。

楽しそうに舞う葉っぱたちもいれば、少し悲しそうに落ちていく葉っぱたちもいます。


春から一緒に過ごしてきた葉っぱたちとお別れするこの季節は、どこか寂しいです。

でも、私はこの季節が好きです。

夏の間は私の下を通り過ぎていた人々が、時折立ち止まってこちらを見上げてくれるようになるからです。


私は人々の目にどう見えているのでしょうか。

もしも人間と話ができたなら、尋ねてみたいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ