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べんきのはなし  作者: よほら・うがや
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べんき、とは

べんき、とは、なにか。

べんきとは、便器、のことだ。

このべんきの上で、人は、苦しみ、悶え、あるいは大きな喜びを感じ、あるいは非常な幸せを思う。

べんきは、食卓と並ぶ、日常生活の主舞台である。


しかし、そこはくさい。

くさいがゆえに、話題にするのもはばかれる。

そのため、この場所を「はばかり」と呼ぶこともある。

だが臭いからと言って、ふたをしておしまい、というわけにいかない。

少なくとも、この上で人は生活時間の一部を過ごすからだ。人によっては、食卓に向き合う時間よりも長くなる。


これは、べんきの上で今日も過ごしている、とある男子の苦痛と快感と歓喜と絶望の物語である。

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