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20年目シリーズ

誕生日プレゼント(200文字小説)

作者: 日下部良介

結婚して20年。

今でも妻を愛している。

そして、子供たちも。


今日は息子の誕生日。 17歳になる。

何かプレゼントを買って帰ろう。

会社帰りにショッピングモールで品定め。

ふと目についたビラ配りの女の子。

思わず声をかけた。

高校生のアルバイトだということだった。


家に帰ると息子にメモを渡した。

「なにこれ?」

「誕生日プレゼント」

「はあ?」

「○○高校の2年生だって。 けっこう可愛かったぞ」


先程のバイトの女の子のメアド。

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― 新着の感想 ―
[一言]  こ、これだもん。  えー、教えたメアドを他の人に教えるなんて、そんなのアリー? あなたに教えたんだよ? って感じ。  どういって聞き出したのかなぁ…。  なんにしても、久しぶりに思っちゃい…
[一言] 笑ってしまいました。 子供の誕生日プレゼントが見知らぬ女の子のメアドって! しかし、お父さん、メアド聞き出すのに四苦八苦したでしょうねぇ。 なんたって、新手のナンパ? みたいだし……。…
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