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勇者君とリリスさんが学校に戻り、わたしは丘に桜を追加で植えていった。目標ソメイヨシノ1,000本、八重桜1,000本だものね。1年に200本ずつ10年がかりの目標だ。桜の植樹の合間に時々領都に遊びに行き、孤児院で刺繍やぬいぐるみだけではなく、カルタで一緒に遊んだり、勉強したりもした。

王都だけではなく領都にも落ち人様図書館が作られると聞いた。アーヴィンさんが領民にも落ち人様の恩恵を還元しなくてはと教えてくれた。

領都に図書館が出来た時に漫画を読みたい人が、日本語を読めるように支援が出来ればいいなって思っている。まずは孤児院でカルタ大会かな。


大会といえばお祭りの後ダーツ大会も開催して欲しいって希望が出ていたな。ゼブランさんにやってもらおうかな。学校卒業されたし、こういうの好きそうだし。丸投げ?いや適材適所だよー。ゼブランさん領主館のダーツ部屋入り浸っているっていうしね。

大会するならレベル分けしないとね。こっちの世界レベルがあるから、レベル10と30じゃ身体能力がまったく違う。10までで一般、20まででちょっと鍛えている人、30で職業兵士騎士冒険者クラスだ。


わたしはまだレベル9だ。コピーアンドペーストやインターネットを使うとレベルがアップするのだ。魔法だから?最初はびっくりした。レベル2になった時、天の声というのか、頭に響いたのだ。空耳ではなくはっきりくっきり、『レベル2になりました』と聴こえてきて、傍にいたジョアンナさんに聞いたら、魔法使いだから、魔法を使っていればコピーアンドペーストやインターネットという生活魔法でもレベルがあがるのだとか。魔物倒さなくてもいいんだ。びっくりした。


毎日魔力が枯渇する直前まで複製しているからね。そりゃ使いまくっているよ。勿体ないもの。学生時代も就職してからも誰からも援助がなかったから貧乏だったしね。奨学金返済して貯金が出来るようになってどれだけ嬉しかったか。

そう思うと金貨が複製できるってやるしかないよね。でも、貧乏すぎたから、今、好きなものが好きなだけ買えるようになっても何買っていいのかわからない。物欲が減退しているんよね。ああ。減退というより退化かもしれない、欲しいものがわからない。読みたい本はあるんだけどね。



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