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目が覚めて旅の疲れで半分ぼっとしていたけど、収穫祭の動画の編集がしたい。日本にいた時の趣味のひとつだ。SNSを使って公表したりしなかったけど、自分だけが楽しむ自分だけの動画、街中の猫や綺麗な風景が多かったけど、それらを作って1人見直してはにやにやしていた。

あの技術が今回生かされると思うと、人間無駄なことって何一つないんだなと思う。

全部の町や村の景色、楽しむ人々、盛況な屋台、踊る人々、笑う子どもに、楽しい音楽、見直すと本当に楽しかった時間を思い出す。

編集出来上がったものを、プロジェクターに設定して映してみる。なかなかいい感じ。


アーヴィンさんご家族を呼んで試写会をしてみることにした。

映し出される町や村の様子、楽しそうな時間、いつの間にか映りこんでいて笑顔のアーヴィンさんに踊るブライトさん、それを見て笑うメアリーさんやユリアーナさん、自分の夫が遠くでしっかりお仕事している姿を見ることができて、安心と尊敬が混ざった感じだろうか。


「ハナ様、これは良いですね。記録としてもとても優秀です。皆楽しそうな雰囲気が伝わってきます。」


「わたくしも来年はご一緒したくなりましたわ。」


「オリバーがテコ入れしていたサッチの村と野菜の村は収穫量がかなり増えていて皆喜んでいたよ。」


「この水平線まで続くかと思うようなサトウキビ畑見ごたえあります。わたしも行きたかったですね。」


「ブライトったら、お仕事より踊っている方が楽しそうですね。」


「いや、踊りも住民が楽しむための仕事だよ。」


みんなでわいわいしながら観るのがちょうどいい。この動画は男女ともに休憩室でも披露された。近隣の町や村から働きにきている使用人もいるので、懐かしい故郷の楽しそうな姿を見て喜んでいたようだった。

ちなみに、この記録映像は、毎年撮られることになり、今後公爵領の財産となっていった


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