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えのころぐさ

作者: 川進

えのころぐさ



緑色の。

麦の穂みたいな、

ねこじゃらし。

束にして。

ぎゅっと、

握って、

行くんだね。


理科室から、

フラスコや、

ビーカーなんかを、

かりてきて。

花束みたいに、

飾るのだろうか。


窓際の、席の近くに、

置いたなら。

ガラスや、水に、

日差しが当たって。

緑色も、

透き通って、

見えるだろうね。


道端の、

草は、ぼうぼう。

自由奔放。

伸びていく。


きっと。

今のうちだ。

と、言っている。


君の目に。

とまった、

えのころぐさは、

旅に出た。

幸せだ。


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― 新着の感想 ―
[一言] ほのぼのしますね(╹◡╹)
2024/06/20 16:15 退会済み
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