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⑸『評論文の解明』

⑸『評論文の解明』



観念の異なる位相の中で、感性を言葉に乗せて、思考は評論文の文章を創造していく。評論文とは、因果の結果を載せたものではあるが、物事が終着した時に、或る発見の或る角度から、評論文は比較の中で、飛躍する訳である。それが無作為であるのは、自明の理である。



発見というのは、表層では、新たな発見だが、深層では、世界に既に存在しているものを、文章に起こしているだけだと、誰が気付くだろう。寧ろ、過去から未来を見ている様でいて、実際は未来を過去に見ているだけなのであろう。評論文の実際の限界値を、評論文自ら明証している。



格好を創造して、形を残すのであれば、飛躍した現象を、文章として捉えるのが評論文の一つの状態である。それをまた、解明するとなると、評論文の評論文になる訳で、我々は、二重の層を持ちながら、評論文を書いては、模索していると言えよう。

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