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レベル1の最弱勇者 ー僕だけレベル1のまま、四人で魔王城の最奥へ挑む物語ー  作者: 直助
第四章 魔王城・決戦

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最後の記録

 早朝。


 始まりの町は、薄い霧に包まれていた。


 夜明けの光が、石畳をやわらかく照らす。

 人影は、まだ少ない。


 静かだ。

 不思議なほど、穏やかだった。


 


 町外れ。


 視線を上げる。


 遠景。


 いつもなら、空を塞ぐはずの影が――ない。



 


 黒い影。

 空を塞ぐ輪郭。

 魔王城。


 


 そこには、何もなかった。


 


 霧の向こうは、ただの空だ。

 遠くまで、抜けている。


 


 誰かが、足を止めて空を見る。


 小さな声が、ひとつ。


 それだけだ。


 朝は、まだ静かだった。

 



 ギルド。


 


 まだ中は静かだった。

 受付も、依頼板も、灯りだけが点いている。


 


 奥。


 記録台。


 


 小さな水晶が、淡く光っていた。


 


 ――記録更新。




 表示が、切り替わる。


 


 ――挑戦記録




 人数:4


 レベル:97


 レベル:95


 レベル:92



 レベル:01



 経過時間:00:56:19


 記録終了:魔王の間


 結果:討伐


最後まで読んでいただきありがとうございました。

新作「勇者、懲役1000年」も連載開始しました。

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