2話 命の恩人に最弱ばれる
「ショウさんってウドルフは初めてですか?」ウドルフ?なんだそれ。「あ、今から行く私が住んでいる町です。」「あぁ、初めてです。」何もかもが。「そうなんですね!じゃあ、冒険者になってみませんか?実は、私は魔法使いの冒険者なのですが、前衛がいなくて、まだ見習いの魔法使いなのでパーティーを組んでくれる人もいなくて、、」いや、全然いいですけど俺は最弱ですぞ?「えっと、、」「あ、無理にとは言いませんから!ショウさんは旅人ですもんね!」いや、是非ともパーティーを組んでほしいのだが。「着きましたよ。ここが街の入り口のウドルフ門です」そのまんまだな。「では、冒険者協会の建物に行ってゴブリンの討伐報告をしますので、ついてきてもらえますか?」なんで?なんでついていくの?まぁ、いいか。命の恩人だし。「あ、はい。」冒険者協会の建物は、とっても大きかった。ドアを開けて入ると、机に座って地図か何かに書き込みながら話し合っている屈強な男たちや、酒を飲んでいる者もいる。「あ、アリスちゃんおかえりー。ゴブリン討伐できた?」カウンターにいる女性が言う。「はい!できました!」そう言ってアリスはゴブリンの耳をカウンターに出す。「うんうん。おっけー。クエスト完了だね。はいこれ報酬の300ゼニー。」「ありがとうございます!」「またお願いねー。」「あ、クリスさん!この人の冒険者登録をお願いしてもいいですか?」あ、ここで登録できるんだ。「ん?いいわよ?えっと、、あなた、、、初めて見る顔ね。」そりゃそうだろ。「えっと、職業は剣士?魔法使い?それともタンク?」「えっと、、」俺は何の職業なんだ?ステータスには書いてなかったし、、俺が考えているとアリスが口を出す。「剣士よね?」「へぇ、剣士なんだ。まぁ、魔法使いって感じはしないわね。それじゃあ、冒険者カード作るからステータスを見せて?」ステータスを見せる?そんなことしたことがない。「えっと、、どうやるんですか?」「何も知らないのね。ステータスを開いて、それを私のほうにはじいて。」「ステータスオープン。」そして俺は全ステータス1の表をクリスとアリスに見せる。「えっと、、、ぜ、全ステータス1!?スキルも隠密だけ?本気で言ってる?」クリスさん、オーバーキルです。声が大きすぎて後ろにいる人にも聞こえています。背後からすごい視線を感じる。「あなた、これで剣士をするつもりなの?それにアリスちゃんはこの人を前衛にしようとしているの?本気?」だから、オーバーキルだって。「えっと、、ステータスは知らなかったんですけど。ゴブリンも倒せていなかったので相当だとは思ってました。」アリスが言う。「ゴブリンも倒せない?!ウッドランク冒険者より下じゃないの?」クリスの追い打ち。「えっと、登録できないでしょうか?」「まぁ、登録はできるけど。アリスちゃん、この人と組むなら大変になるわよ?」「そう、ですね。でも、ほかに組んでくれそうな人がいないので、仕方ありません。」「まぁ、そうね。登録は終わったわ。はいこれ。」カウンターに木でできたプレートが置かれる。「これがあなたの冒険者カード。なくさないでよ?」「ありがとうございます。」プレートを受け取る。「それじゃあ、帰りますか。」アリスがそういったので冒険者協会から出た。「これからよろしくお願いしますね、ショウさん。」あ、パーティーを組んでくれるんだ。ありがてぇ。「こちらこそ、足引っ張り続けることになると思うけど、許してね。」「お互い助け合っていきましょう。」よかった。優し 「ショウさんってウドルフは初めてですか?」ウドルフ?なんだそれ。「あ、今から行く私が住んでいる町です。」「あぁ、初めてです。」何もかもが。「そうなんですね!じゃあ、冒険者になってみませんか?実は、私は魔法使いの冒険者なのですが、前衛がいなくて、まだ見習いの魔法使いなのでパーティーを組んでくれる人もいなくて、、」いや、全然いいですけど俺は最弱ですぞ?「えっと、、」「あ、無理にとは言いませんから!ショウさんは旅人ですもんね!」いや、是非ともパーティーを組んでほしいのだが。「着きましたよ。ここが街の入り口のウドルフ門です」そのまんまだな。「では、冒険者協会の建物に行ってゴブリンの討伐報告をしますので、ついてきてもらえますか?」なんで?なんでついていくの?まぁ、いいか。命の恩人だし。「あ、はい。」冒険者協会の建物は、とっても大きかった。ドアを開けて入ると、机に座って地図か何かに書き込みながら話し合っている屈強な男たちや、酒を飲んでいる者もいる。「あ、アリスちゃんおかえりー。ゴブリン討伐できた?」カウンターにいる女性が言う。「はい!できました!」そう言ってアリスはゴブリンの耳をカウンターに出す。「うんうん。おっけー。クエスト完了だね。はいこれ報酬の300ゼニー。」「ありがとうございます!」「またお願いねー。」「あ、クリスさん!この人の冒険者登録をお願いしてもいいですか?」あ、ここで登録できるんだ。「ん?いいわよ?えっと、、あなた、、、初めて見る顔ね。」そりゃそうだろ。「えっと、職業は剣士?魔法使い?それともタンク?」「えっと、、」俺は何の職業なんだ?ステータスには書いてなかったし、、俺が考えているとアリスが口を出す。「剣士よね?」「へぇ、剣士なんだ。まぁ、魔法使いって感じはしないわね。それじゃあ、冒険者カード作るからステータスを見せて?」ステータスを見せる?そんなことしたことがない。「えっと、、どうやるんですか?」「何も知らないのね。ステータスを開いて、それを私のほうにはじいて。」「ステータスオープン。」そして俺は全ステータス1の表をクリスとアリスに見せる。「えっと、、、ぜ、全ステータス1!?スキルも隠密だけ?本気で言ってる?」クリスさん、オーバーキルです。声が大きすぎて後ろにいる人にも聞こえています。背後からすごい視線を感じる。「あなた、これで剣士をするつもりなの?それにアリスちゃんはこの人を前衛にしようとしているの?本気?」だから、オーバーキルだって。「えっと、、ステータスは知らなかったんですけど。ゴブリンも倒せていなかったので相当だとは思ってました。」アリスが言う。「ゴブリンも倒せない?!ウッドランク冒険者より下じゃないの?」クリスの追い打ち。「えっと、登録できないでしょうか?」「まぁ、登録はできるけど。アリスちゃん、この人と組むなら大変になるわよ?」「そう、ですね。でも、ほかに組んでくれそうな人がいないので、仕方ありません。」「まぁ、そうね。登録は終わったわ。はいこれ。」カウンターに木でできたプレートが置かれる。「これがあなたの冒険者カード。なくさないでよ?」「ありがとうございます。」プレートを受け取る。「それじゃあ、帰りますか。」アリスがそういったので冒険者協会から出た。「これからよろしくお願いしますね、ショウさん。」あ、パーティーを組んでくれるんだ。ありがてぇ。「こちらこそ、足引っ張り続けることになると思うけど、許してね。」「お互い助け合っていきましょう。」よかった。優しい人と出会えて。アリスとは明日の朝にまた冒険者協会の前に集まってクエストを受けると決めてから別れた。
2話目でございます!閲覧ありがとうございます。まだまだ始まったばかり、これからもよろしくお願いします。