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破壊?修理?それとも…

登場人物

戌亥蒼空(いぬいそら)

飛来冬華(ひらいとうか)

柳根啓斗(やなぎねけいと)

???

「よし!この小屋を修理してやるか!!」

啓斗が言った

「あの…修理するのはいいんですけど、その手に持っている物は?」

「これか?これは練習がてら創った爆弾だが…」

啓斗は修理とは真反対の物を持っていた

「あ〜、もうこの家ともお別れか〜新しい家楽しみだよ〜」

「冬華さん…これでいいんですか?」

「ん?別に住めればなんでもいいよ〜」

冬華は小屋に関して別にどうでもよかった

(まぁ、爆弾を創っちゃったなら仕方ないか…)

ドォン!

蒼空は少しの心残りを残し小屋の解体作業を見る

「ふぅ…終わった終わったぁ…」

小屋があった所の草は燃え尽きて更地になっていた

「よーし!!こっから制作作業だね!」

(冬華さん、なんでそんなノリノリなんだ?)

「よし、まずは俺の技でぶっ飛んだ破片を新品の木の板に変える…それを釘と金槌で繋げる」

(うわぁ…なんかどんどん家が造られてるよこの人なんなんだ一体…)


……そして数分……


「ふぅ…出来たぁ!!私達の家だ!」

「完成したのか、ついに…俺たちの家が」

(出来ちゃったよ…家)

「てかそんな事より啓斗さん、技使いすぎてもう何も動かないじゃないですか」

「あぁ、大丈夫だ…別に命に支障が出る訳ではねぇからな」

この世界の技は代償が大きくても死ぬほどのことは無いらしい

「と、とりあえず運びますね…冬華さん、手伝ってもらえたりとかは出来ますか?」

「全然いいよー、この人身長デカイもんねー」

「せーの…はい!」

「ちょ…お前ら、もうちょっと優しく運べ!うぉ!落ちる!待て待て待て待て…ストーーップ!!」


「何とか運べましたね」

「運べたねぇー」

「お前らいい加減にしろよ…」

(!?やばい、なんかやばい)

「お前ら今日の晩飯はもやし炒めと豆腐にすからな…」

「嘘…でしょ……もやし炒めに胡椒は?豆腐に薬味はあるの?白いご飯は?死んじゃうよ…」

(冬華さん…今日の夕飯に必死すぎないか?まぁ、今までまともな食事を取れなかったから仕方ないか…それにしてもさすがに少ないな)

「まぁ、さすがに冗談だ、そんなに少ない訳ないだろう」

「そ、そうだよね…良かったぁ!ステーキとか?寿司でもいいよ!」

「もちろん、味噌汁もつけなきゃな」

「えぇーそんなぁ…」

(うわぁこの人期待させて落としてるよ…やだなぁ)

そんな他愛も無い会話をしている時だった

ザシュ!

「あがぁ゛」

(何が起きた?脇腹の感覚が無い……見なくても、考えなくてもわかる…今僕達は……奇襲をされた!)

「蒼空!」

「おぉ、よく躱したッスね、自分の攻撃を避けられるとは」

目の前にはいつの間にか薙刀を持った少年が立っていた

「蒼空になんのつもりですか?なんで攻撃したんですか?」

冬華はそういうと両手斧を取り出し氷弾を発射した

「邪魔っス…」

ザシュ

少年は冬華の氷弾を絹ごし豆腐を切るよりも簡単に真っ二つに切った

「それより…なんで攻撃するのかッスか、それは…」

少年は薙刀を構え言った

「このデスゲームは、殺し合いが趣旨なので」

______________________________


続く……

今回造った家の外見

和風

庭園付き

池はあるが水は入ってない

豪邸とは言い難いがそこそこ大きい

花が沢山生えてる

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