あらたな環境
登場人物
戌亥 蒼空
飛来 冬華
蒼空は驚いた
「冬華さん1週間前からここにいるんですか?」
「そうだけど…蒼空はいつから?」
そう冬華は蒼空より1週間も早くここにいたのである
「僕はちょうどさっき目覚めて…」
蒼空はさっき目覚めたのである
「そうなんだ!じゃあこの世界について説明するね」
冬華は蒼空にこの世界について説明した
(内容は省略する)
この世界は今までいた世界と変わらず同じ次元だ、だが今は蒼空たちの学生時代である2023年ではなく139年後の2162年であるらしい
この真実を知った蒼空はとても驚いていた
そんな顔の青ざめた蒼空を心配した冬華は
「蒼空、だ、大丈夫?安心して、私も最初は混乱してパニックになったし」
冬華は必死に蒼空をフォローした
「でも…何となくですがわかってきました…都市の荒廃具合や、都市の近くにある大草原など前まで無かったものなどが増えていきましたしね」
蒼空は理解能力が高かった
「あ、そういえば…」
蒼空は何かを思いだしたかのように
「冬華さんはこれからどうするんですか?」
「どうするって?」
「このまま1人で過ごすか2人で行動するかどちらかがあるんですけど…冬華さんはどっちがいいですか?」
冬華は少し考えた後即答した
「一緒に行動しようよ蒼空!」
蒼空はその応えが聞けてホッとした。このまま1人で戦闘をすると最悪死ぬケースがあるため強力な助っ人が欲しかったのだ
「そうですか…良かったです……ところで」
蒼空は再び思いついたように
「冬華さんの武器と技ってなんですか?」
「私の武器と技…あぁ夜柄志さんに教えてもらったやつね」
なんと冬華はさっき蒼空が倒した敵である夜柄志 伶斗に教えてもらっていたのだ
「えぇとねぇ武器がぁ…」
そう言うと冬華は両手から大きめの斧を出した
「なんかねぇ、両手斧って言うらしい」
蒼空はこの時点で少し驚いた
(あんな大きな斧を軽々と持つなんて)
「あと技がねぇ…」
そう言うと冬華は斧の先端から氷を飛ばした
「なるほど氷結系の技なんですね」
「まぁまだこれしか出来ないけど…」
「まぁ、まだこれからですよ」
そんな会話を繰り広げていると……
ザシュン
突然、鋭く風を切るような音がした…
続く……