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連れてき街道  作者: 膝の上の翁
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後日談

それから数年後、私が中学校に通い出した頃

母に祖母のことで何か知らないかと尋ねたときに聞いた話です。

祖母は日常的に祖父から暴力、今で言うDVのようなことをされていたらしく両親と私がくる時だけそれが止み、安息の日をとっていたと言います。

ある日耐えられなくなった祖母は母に相談し、父が祖父に注意をしに行くことになりました。

父が注意すると祖父は案外簡単に反省し、もうしないと祖母にも謝ったらしいです。

ですが祖母の傷は無くならず、熱湯などをかけられていました。それを見つけた母が祖父に注意をすると、祖父は母に向かってもういいと一言いい家を出たそうです。

次の日祖母が高熱を出し、その3日後に亡くなったそうです

両親が何度問い詰めても祖父は病気だと答えましたが、

両親は祖父がやったと確信していました。

ここからは私の想像ですが、祖父は媳婦に注意されて癪に触ったのか祖母に薬を盛り、その結果死んでしまったのではないかと思います。

あの日見た祖母の顔をみるとこの想像が妄想でない気がしてきます。あの日の祖父は祖母に操られていたんではないでしょうか。

皆さんの周りでも通ってはいけない場所、ありますか?

その道は亡き者が生者を喰らう道連れの道ですよ。

気をつけてくださいね。

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