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告白
家に帰ると、尚人さんは眠っていた。紘海くんの姿はなかった。
私は尚人さんの隣りに座る。そして、尚人さんの寝顔を見た。それだけで愛しいと思ったけれど、私が今伝えたいのはーー。
「ん…」尚人さんが目を覚ました。
「ただいま」
「ああ…おかえり。もうそんな時間か…」尚人さんは起き上がった。
「私、ね」私は深呼吸してから切り出した。「私、尚人さんに感謝してる」
「え?」
「私、尚人さんがいなかったら、自分はずっと透明人間だ、って思い込んだままだった。そうしたら、学校に行って友達ができることも、誰かと一緒にいて楽しいって思うことも、誰かを好きになることもできなかった。ありがとう」
尚人さんが、私をここまで育ててくれた。
人間にしてくれたから。
「だから、尚人さんがどこにも行かないで、って言うならどこにも行かないから」
「…俺、そんなこと言ってたか?」
私は頷く。
「…うわー、恥ずかしい」
頭を抱えた彼を見て、私は笑った。
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで完結することができました。
番外編とか、未発表とかもありますが…
もし読みたい方がいらっしゃれば、コメントお願いします。
次の作品でまたお会いできることを祈ってます。




