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ウッドペッカー•ライフシフト  作者: 三ツ目くりっく
一章 もしも死んだら、と前置きして…。
14/31

14 忘却的ごめんなさい。

魔法の属性は、下から順に難しいです。上は比較的扱いやすい。下に行くほど難いし、適合者は少ないと思って下さい。


無 火 水 風 土


氷 雷 木 毒 


光 闇 空間



そういえば載せてなかった奴です。すみません。

(T^T)



 身体中、軟膏と薬草の匂いがする。

 つーんとするものと、曖昧な、それでいて特有の匂いやら、泥っぽい臭さやらが漂っていた。

 殺菌をした袋を裂いてそのまま巻いただけの、淡い色の簡易的包帯。案外ぱっくりやってしまったらしく、特に足元の方は帰った時にだらだらと垂れ流しになっていた。丁度膝小僧の下辺りで、左足は少し打撲まであった。


 左足は特にぐるぐると巻かれたし、一番じくじく熱が残った。

 

 やんちゃし過ぎだよ、気をつけて───何てことない言葉に一々反発してしまわないよう少し笑った。かと言って別に楽しい訳でも無かったけれど。

 どちらかと言うと下がり気味で、眉下がりのヘタな笑い方になった自覚がある。


 聞かないでほしい、ところで───っと続けないでほしい。そう思ったせいか、食べ物がただの異物に思えた。平たく言えば、おいしくなかった。だから余計に思ったのだろう。

 “この感じ”は、早く忘れてしまおうと。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




 「無•火•水•風•土。三つの(くく)りの中で、比較的扱いやすいとされる魔法の属性です。使うには、出し入れと、放出。そして、何をするのか。頭に、そして身体に身につけさせるのです。それには、やはり“使う”のが一番でしょう」


 学びな先生はそう言って、手に持ったボールを(ほう)る。

 服や靴を作る時に余った皮を(まと)めて、(つた)でぐるぐるキツく巻いた赤茶けた球体。

 それが、先生の周りをふわふわと回っていた。


 うわあっ!と歓声が上がる。うずうず目を光らせる子もいる。すごい、何コレ!?と楽しげだ。


 そんな様子に少し目線を下げながら、隣の子の「楽しそうだな!」と言う声に「そーだね!」と返す。

 

 「コレよりも小さなボールを、数個用意しました。それらで、放り投げ合いが出来るようになりましょう。無属性の、初歩中の初歩です。3•4日ほどで身につくでしょう。(こども)特有の成長力を、存分に発揮しなさい」


───初めはぴくりとも動かないだろう。もしかしたら、弾き飛ばしてしまうかもしれない、植物が生えてしまうかもしれない、燃えてしまうかもしれない、水浸しになってしまうかもしれない、潰してしまうかもしれない。

 それでも全然構わない。それも………、“失敗”も必ず皆の(かて)になるのだから──



 「って!」───ヒュウウウウ……コスッ、ガコーン。

 大きく弧を描いて頭上を通り過ぎる。それはもう示し合わせたかのように、地面を向いて(うめ)いていた男の子へその頭に吸い込まれていった。

 「うわああ!?」驚き、恐らく反射のままに振り返ると勢い余って男の子はスッ転んだ。

 不運は続く。

 男の子の倒れた先には木製のバケツを積んだ山があり、そこに突っ込んでしまった。そしてこの効果音である。ガコーン。

 さらにさらに、それをやらかしたのは収也の見知った人物であった。

 魔力量が多く制御が効いていないらしい男の子。

 先日、仲違いらしきものをしてしまった相手でもある。


れんた……、何しとん。


思わず、そう言いたくなった。

 




打ち込む作業……つらい……。

書き溜増える……あらららら………。


こざっぱりした話にどうしてもならないです。好きなんですけど、書けないです。

開き直りたい(T^T)。

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