【短編】ロンドン橋落ちた
ロンドン橋落ちた
俺の部屋の窓の前には橋がある。
正しくは、左隣の家の屋根の一部が橋のように真向かいの隣の家の窓に向かって架かっている、という感じだ。
その先に、俺の幼馴染であるマコトがいる。
今日もトントンと窓がノックされる。
「開いてるぞ、入れよ」
声をかけると、「よいしょ」という声がして窓が開く音、そして床に降り立つ音が聞こえた。
振り返ると思った通りマコトがいた。
暑さのせいかやけに薄着の、少し目のやり場に困るような格好だった。肩や太ももは完全に露出しており、外に、ましてやコンビニには絶対に行けないような服装だった。
「お前……その格好で渡ってきたのかよ」
俺は思わず苦笑し、そんなことを言ってしまう。視線はやや右下、完全に視線を外すわけじゃないのは、意識していると悟らせないためだった。
「なに? 悪い? だってあついんだもん」
口を尖らせそう嘯くマコト。
「いや……悪いわけじゃないけどさ、その、人の目とか気にならないのかなって」
言ってみたがいいが、かといって少し構えた格好になられるのも困るので、慌ててそう付け足す。幼馴染が俺だけに見せる無防備な格好というのは、男子高校生にとっては非常に色々とありがたいものであることは言うまでもなかった。
「別に? コンビニとかもこれで行くし」
行くのかよ。俺は心の中でそう突っ込んだ。
こいつのこの格好をコンビニの店員が見たのかと思うと目を潰したくなってくる。……いや、記憶を消した方が早いか?
そんな俺の物騒な思考には気がつく様子もなく、マコトはスッと体ごと近づくと、俺の見ていたPCの画面を覗き込んだ。
俺は思わずのけぞりながら尋ねる。
「なっ、なんだよ……」
「いや、何見てたのかなって」
あっさり部屋に入れたことからも分かる通り、俺が見ていたのは別にやましいものではなく、気になっている腕時計の一覧だった。値段はピンからキリまで。デザインもメーカーも様々。共通してるのは機能ぐらいで、どれもGPS機能と衛星時計機能がついていた。
「うわ、この時計30万もすんの!?」
隣で大声をあげるマコト。俺は隣り合う方の耳を手で押さえて嫌がるふりをしながら、その実、照れ隠しをして、もう片方手をマウスの上に置いて画面をスクロールした。
「それは高い方のやつ。ほら、3万のもあるだろ?」
「あ、ほんとだ……って高くね?」
「まぁ……そうだな」
高校生にとっては3万も大金、30万なんてひっくり返っても出てこない。
だからまぁ、見てるだけってやつだ。
「なに、欲しいの? これ」
「いや、別に……」
だから、そう即答できた。どんな顔をしてたかは自分ではわからないが、多分なんでもないような表情をしてたと思う。
「ふーん」
対するマコトは無関心といった様子で、画面を眺めていた。
その日も、そんな感じで何もない時間を過ごしていった。
俺がマコトと出会ったのは小学校高学年の時。
マコトが家族ごと隣に引っ越して来たのが最初だった。
その時一緒に俺の通ってた小学校に転校して来たのだが、その時の俺はマコトのことを男と思っており、実際にそう接していた。
その時のマコトは髪を短くしており、ほとんど短パンしか履かなかったので、俺を含めほとんどの男子が男扱いしていたように思う。
まぁ、最初のうちだけだったが。
女だと分かったのは、プールの着替えの時だった。自然と女子と一緒についていったマコトを誰かが揶揄うと、「だって女だし」という返事があって、俺を含め男子がポカーンとしていたのをいまだに思い出せる。
まぁ女と分かってからも、接し方を急に変えることはできず、そのまま男友達として遊んでいたわけだが。
それから中学生に上がって、なんとなく一緒にいるのが気恥ずかしくなり、それぞれ女子男子で固まるようになると、学校で遊ぶ時間は減った。
その代わり、しょっちゅう家を行き来するようになった。
最初こそ玄関から出入りしていたが、それもだんだんと面倒になり、二人して同時に考えたのが、「どうせなら目の前にある屋根を伝って行こうぜ」だった。
まぁ普通は危ないだとか、家の人に迷惑だろうとか考えるが、そこは中学生の思考回路なもので、怒られたらその時はその時、落ちたら危ないけどその時はその時、みたいな感じであっさりと屋根移動に慣れていった。
高校生となった今でもそれは続いており、勝手に相手の部屋に入ってる、なんてことも珍しくなかった。
とはいえ高校生になるとお互い意識をし始めるもので、どうしても入られたくないタイミングの時は鍵をかけるなどのルールを決めることになった。主に言い出したのは俺からだったが、マコトも同じことを言うつもりだったようで、そこは問題がないのがせめてもの救いだった。
そして、これからもそんな関係が続くのだと思っていた。
「ちょ、母さん!」
「なによ」
リビングから見えるキッチンで洗い物をしていた母が面倒そうに聞き返す。視線は流しに向いたままだったが。
「あれ、ないんだけど!」
「だからなにがよ? 服なら外に干してるし、タオルなら洗面台の下にあるでしょ」
「そうじゃなくて、屋根!」
一瞬考えるように動きが止まった母だったが、やがて納得がいったように「ああ」と声を上げると、続きを話した。
「隣の矢野さんの屋根ね。リフォームとかで壊したのよ」
「え……それっていつまで……」
「終わるまでじゃない? というかあんたらが使ってるからなくすんじゃない? 知らんけど」
「そ、そうなんだ……」
俺は何か胸にぽっかりと穴が空いた気分で、重い足取りのまま自分の部屋に戻った。
窓から覗く光景はすっかり様変わりして、今まではあんなに近く感じていたはずの幼馴染の部屋の窓が、急に遠くなったような気がして、俺は込み上げてくるものを飲み込んだ。
そのうちに見るのも嫌になって来て、窓をしっかり閉めて、カーテンも随分と久々に閉めた。
なんだか部屋が暗くなったような気がした。
実際は俺の心の問題だったんだと思う。
その日、あいつは俺の部屋に来なかった。
考えてみれば、今まで通り玄関から行けばいいだけの話だった、と気がついたのは次の日で、学校から帰った俺はマコトの部屋に行こうと隣の家に向かい、そして立ちすくんだ。
あれ……どうやって家に入るんだっけ……?
小学生の頃なら、外から呼び掛ければよかった。今更チャイムを鳴らして呼ぶというのも気恥ずかしい。それなら電話という手もあるが、家にかけるのは、家族が出た時に気まずくなる。
それなら、とスマホを取り出して、再び途方に暮れた。
俺、あいつの連絡先知らないじゃん。
今までは知らなくてもよかった。
話したいことがあれば部屋に行き、見せたいものがあれば部屋に呼べばよかった。
橋がないせいでそれもできなくなった。
「あれ……俺……」
今の俺は知らない街で迷っている子どものようなものだった。
昨日胸から込み上げてくるものが、今度こそ我慢できずに、目から流れ出していった。
その日は結局俺は自分の部屋に戻り、一人で過ごした。
同じ日常のはずなのに、部屋を行き来できないだけで全く違う日常のように感じた。
急に色褪せたような、無味乾燥になったような、そんな気分だった。
こうなって初めて、俺はあの橋を渡る日々が楽しかったんだな、と理解した。
「…………」
カーテンを開き、窓を開ける。
向かいの窓は遠くて何も見えない。橋は何度見てもない。そこには無限の無があるだけだった。俺は再び込み上げてくるものを堪えるように唇を噛んで、少し乱暴に窓を閉じた。
その日は、今までの橋の思い出でしばらく眠れなかった。
それから一週間、俺はマコトと会うことすらなかった。
会ったら連絡先を聞こうとか、橋がなくなったことに関して話そうとか考えていたが、そういう時に限って会えないものだった。
今までは会おうと思えばすぐに会えたのに、急に会えなくなると、今度はマコトの顔ばかり浮かぶようになる。ちょっとしたことで浮かぶ笑顔や、不満そうに唇を尖らせた顔。時には、泣き顔。俺の人生の思い出の大半はあいつと一緒にあったといっても過言ではないだろう。
それなのに、今、会いたい時に限って会えない。
「……母さん」
「なに」
「マコト、どうしてるか知ってる?」
「さぁ?」
正直この時の俺は母親にそんなことを聞いてしまうぐらい気が滅入ってたんだと思う。
ただ、聞いて良かったと思うことはあった。
「なんか最近バイト始めたらしいよ? なんのバイトかは知らんけど」
「いや知らんのかい」
あいつも欲しいものなんてあったのか、と思ったぐらいで、俺は会えなかったことになんとなく理由がついた気がして、少し胸が楽になるのを感じた。
それから数日後。
少し遠くの店まで雑貨を買いに行った帰り道に、喫茶店の窓にマコトの顔が浮かんだ気がした。
気のせいかと思って一度通り過ぎ、やっぱりもしかして、と思って引き返してそれとなくのぞいてみると、マコトの顔をした店員が働いているのが見えた。というかマコトだった。
そこでやっとマコトがバイトをしている、という話を思い出した。
「ここだったのか……」
俺はそう独り言を言うと、その日はそのまま帰宅した。
いや入らんのかい! と自分でも思うが、知らない喫茶店に入るというのはかなりハードルが高い問題だった。なんとなく、大人にならないと入れないような気がして、入りづらかったからだ。
それから数日間、俺は行くか行くまいか悩み続けた。
「……さて」
その日俺はできうる限りおしゃれをした服装で、その喫茶店の前に立っていた。
うるさいぐらい高鳴る心臓を押さえつけて、ドアに手をやる。もう口から心臓が飛び出しそうだった。実際には今朝食べたパスタが出て来そうだった。冗談ではなく。
そんなことを考えながらグッとドアを押して中へ体を滑らせる。おしゃれな感じの音楽に、コーヒーの香りが俺を包んだ。中には女性客が数人と男性が一人おり、その間を一人の女の子、いや、マコトが歩き回っていた。
喫茶店の制服と思われるエプロンを身につけたマコトはどこか大人っぽくて、俺は思わず息を呑んだ。それと同時にマコトが俺に気がつき、振り返る。
「あ、いらっしゃーってなんで!?」
第一声がそれだった。俺は呑んだ息が変なところに入ってむせた。
「ごほっ、がはっ、おま、客に言うことがそれかよ!」
俺は思わず笑ってしまった。
見ればマコトも笑っていた。
「あははー、まぁ、いらっしゃい。一人?」
「ああ」
なんだかいつもの調子が戻って来たような気がした。あんなにうるさかったはずの心臓は、猫を被ったようにおとなしくなり、滝のように出ていた冷や汗は嘘のように引いていた。
日常に、色がついたような気がした。
俺はやっぱりマコトのことが、と思った。
喫茶店は喫茶店の名の通りコーヒーが中心のメニューだった。
値段は、まぁ高校生でも背伸びすれば払えないことはない額だったと言っておく。正直相場を知らないので適当だが。
とりあえず一番安そうなコーヒーを頼み、座って待つ。
その間も、マコトは忙しそうに働いており、その姿を見ていると、安心する一方、どこか不思議な気分になるのを感じた。
知らない空間で動き回っているマコトが、なぜか知らない人のように感じてしまったのだ。
理由を考えてみる。
服装だろうか?
違う。
確かにジーパンにTシャツに、エプロン。見慣れない服装ではあるが、そこまで普段とイメージが違うわけではない。
じゃあ、動きや表情だろうか。
それも違う。
確かに接客用に猫かぶってはいるが、態度も声もほぼいつも通りだ。俺がすぐマコトだと思ったことからもわかる。
それじゃあ、とさらに考えようとして、目の前にカップが差し出された。その手の持ち主を目で追うと、マコトと目が合った。
「じゃ、ごゆっくり」
マコトはにっこりと笑うと、軽く手を振ってちょうど入って来た客の相手に向かった。
俺はその背中を見ながら気がついてしまった。
あいつは、マコトは大人になった、なってしまったんだと。いつまでも子どもじゃない。子どもじゃいられない。俺だってそう、そのはずなんだ。
……でも俺は、いつまでも子どもで。
俺はバッと俯いた。
目のフチに溜まったものを、店内を歩き回るマコトに見られたくなかったのもあるが、何より、自分が情けなくなったからだった。
それは、わずかな憤りであったり、ちっぽけな嫉妬心であったりしたが、結局のところ、いつまでも成長できていないことに気がついた自分自身の情けなさに気がついてしまったからであった。
「はは」
俺は口の中だけで小さく笑うと、目の前で湯気を立てるコーヒーを持ち上げ、口をつけた。
ずず、と音を立て口の中にコーヒーが流れ込む。
香りが心を落ち着かせ、熱さが心の寒さを忘れさせてくれた。だが、まぁ、ただ。
「にが……」
この味だけは慣れそうにはなかった。
「じゃあごちそうさま」
「ありがとねー」
満面の笑みでマコトが見送ってくれた。
俺は背中を押されるように外に出て、ため息をついた。
また来るよ、とは言えなかった。
また来よう、とも思えなかった。
俺は湧き上がる感情のままに服の裾をギュッと掴んで、慌てて皺になってないかを確かめるのであった。
それからさらに数日後のことであった。
橋がなくなってから一ヶ月。結局マコトと会ったのはこの前の一度きり。
いつものように、いや、ここ最近で当たり前になったように陰鬱な気分で外に出る。
「やほー」
「……え?」
突然の陽気な声に顔を上げると、そこには制服姿のマコトが立っていた。
別に待ち合わせも何もしていない。
そもそも学校も違う。
なぜ、今ここに?
そんな疑問を口に出す暇もなく、マコトは照れくさそうに頰を掻きながら一つの箱を差し出して来た。
「はい、これ」
「……?」
俺は戸惑ったまま、戸惑いながら、それを開く。
四角い板に腕輪のような輪っか。
「なに、これ」
「ほら、前に腕時計欲しいって言ってたじゃん?」
「そう、だっけ……」
言ったような気もする。もうマコトと話したのが遠い過去に感じる。ずっと思い出の中にしかなかったような。
「言ったよ。んで、その欲しいやつはわかんなかったから、代わりにこれ」
「いや、だからなんだよこれ」
なんだかいつもの調子が戻って来たような気がする。そうそう、前はこうやってマコトが変なこと言って、俺がそれに返す、みたいな感じだったなぁ、と。
「えーっと、ウォッチ……なんとかウォッチ……あ! スマートウォッチ? ってやつ!」
「……いや腕時計じゃねーしそれ」
言われてから改めて見る。確かに画面と腕輪でそれに見える。
そこでやっと最初の疑問に戻る。ただ、その前に気になったことを尋ねる。
「でもこれ安くないような」
「まぁ、ね。私のお小遣いの貯金でもちょっと足りなかった……けど、もうすぐ誕生日じゃん?」
「え?」
誰の? と聞き返そうとして、すぐに思い出す。そういえばあと数日で俺の誕生日だと。
「知り合いからの紹介もあってさ、ほら、あの喫茶店のバイト。それで……ほら!」
それからマコトは見せつけるように自分の右腕を突き出した。そこには俺の手の上にあるものとよく似た、というか同じものがつけられていた。
「お揃い! 買ってみた! 貯金なくなっちゃったけど!」
へへ、と誤魔化すように笑いながらスマートウォッチをつけた腕を振るマコト。
しかし急に怒ったような顔になると、指を俺に突きつけた。
「そう! 連絡先! 教えろー!」
「は、はぁ?」
「いや……連絡しようと思ったら知らなかったやってなってさ……あ、ほらこれ、連絡アプリ使えるからさ、スマホなくても連絡できるよ!」
そう言いながらスマートウォッチの画面を見せてくる。
俺はその画面よりも、マコトも俺に連絡しようとしてくれたという言葉に釘付けになっていた。
胸がじんわりと温かくなったような気がして、思わず笑ってしまう。
「はは、いやスマホはいるだろ、ってかねーと使えねーしこれも」
「え、そうなん!?」
「あー、まぁいいや、連絡先だっけ、LIMEでいい?」
「おっけー」
完全にいつもの調子に戻った俺は、母親に怒られて遅刻寸前で走り出すまで、その後も何だかんだと、玄関先で話し続けたのだった。
それから。
「じゃ、また後でメッセするから、ちゃんと見てね! あと今日も部屋行くから!」
「おう……って俺の事情も聞けよな……」
「じゃあまた後でね、ユキ!」
「ああ! ……いやちょっと待て!」
「なに!?」
大声で振り返り、戻ってくるマコト。
そういえば、仲良くなったきっかけは、マコトっていう男みたいな名前と、俺のユキっていう女みたいな名前が最初だったな、と思い出す。
「で、なに?」
いつの間にか近くに来ていたマコトに、意味もなく「あー」と声を出しながら少し鈍った口を開く。
「そういやさ、なんであの時玄関の前にいたの?」
「え? だってどうしてもあの日ユキに会いたかったし。私も、あの時のユキみたいにしよう、と思って」
「……あの時?」
「覚えてないのー!? 私が、ユキに男みたいって言われて、ショックを受けた時……」
それで思い出す。
あの時マコトはひどく落ち込んで家に帰ってしまって、どうしても謝らなきゃって思った俺は、朝早く起きて玄関の前で待ってたんだった。そして玄関が開いたらすぐに「ごめんなさい!」と謝って、驚かせたことがある。
「お前……お返しってことか? 俺も悪かったと思うけどさ……」
「ううん、違う。あの時、私すごく嬉しかったんだ。あの落ち込んでた時に一番にユキに会えたこと、私を待ってくれていたこと。だから、あの時から私はユキが……」
そこで口をつぐむマコト。不自然に目線を逸らし、指を組み始める。マコトらしくないその様子に、なぜか俺まで落ち着かなくなり、先を促す。
「……俺が、なんだよ」
だが、マコトはパッと笑って誤魔化すと、早口で飛び跳ねる。
「ひみつっ! ってか遅れちゃう! じゃねっ!」
それが言い終わる前に、颯爽と駆け出していく。
その遠くなっていくマコトの背中を目で追いかける。自然と笑みが浮かぶ。
今までは当たり前に感じた日常。橋がなくなって落ち込みもしたが、それがあったからこそ、気がつけたこともあるし、目指す先もできた。
そのためにはいくつもやることがあるが、どうせ全部マコトに関係したことだ。焦らなくてもいい。確実に、そして着実に。日常を変えないままに。
幸い、今は新しい橋もあることだしな、と腕につけたスマートウォッチを見る。マコトの得意げな顔が浮かび、最初にやることを決める。
「あいつの誕生日、何送ろうかねぇ」
手持ちにいくらあったっけな、と思い返しながら、道を踏み出す。一歩ずつ、一歩ずつ。
ロンドン橋 落ちた 落ちた 落ちた
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