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ゾンビ映画  作者: 中島流星
2/5

ムービーオブザデッド

我等が部室は三階の端にある。このボロい建物で現在活動しているのは我々しかいないのでどの部屋も使いたい放題ではある。

撮影を止められ不機嫌な私はイライラを沈めるために菓子をやけ食いする。甘いものは最高である。

三郷が人数分の紅茶を用意する。これは休憩を長時間とるつもりだな。なんならこのまま解散するつもりかもしれない。嵌められた気がする。

「監督。面白いもんが映ってる。」

ナベがパソコンの画面を見せてきた。私とナベの二人で学校やその近辺に小型の隠しカメラを仕掛けまくったうちのひとつになにかが映ったようだ。犯罪ではなく映画撮影の一貫でね。よく講義をサボって仕掛けにいったものだ。

画面を見ると挙動の怪しい人物がいる。顔色が悪くまるで…、

「ゾンビじゃね。これ。」

そいつは路地のすみにいる猫に襲いかかり食べ始めた。確定である。猫襲って未調理で食すやつはゾンビか頭のおかしい人間しかいない。

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