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魔法の世界で剣を抜く  作者: unknown
第1章
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第6話 「返せよ。私のドキドキを返せよ」

 適性0。

 つまりそれは、魔法が使えないことを意味する。


 この世界の人々は魔法に対する適性が必ず存在し、適性がない人はまずいないらしい。でも⋯⋯、


「返せよ。私のドキドキを返せよ」


 魔法が飛び交い魔法によって成り立つこの世界で、私は魔法が使えないのである。

 これはひどい。


 あの後、男性店員に何度もフォローを入れられたが、あまりにもショックでほとんど話は聴いていなかった。


 ああ⋯⋯私はこの世界でも仲間外れなのね。


 しかし、くよくよしてても仕方ない。


 どうやら適性を測った後は、その適性に合った武器を(そろ)えるため武器屋に行くのが良いんだとか。

 そのため私は武器屋に足を運んでいた。


「いらっしゃいませ」


 分厚い扉を開けると、店員と(おぼ)しき人の挨拶が響いた。

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