表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/27

最終話「成長」


「レリータ、ご苦労だった」

「本当にこれでいいんじゃな!?」

「ああ、カルマ清算はなしだ。君の来世はマイナスなしの1からのスタートとなる」

「ありがとうなのじゃ!!」



 ――――。


「これが光水晶か」


 エンシェントドラゴンを討伐した後、頭についてる光ってる物体を手に入れた。

 ごついお仲間たちはこれが目当てではないらしくあっさりとその物体を手に入れることが出来た。

 光水晶という名前らしく光輝いている水晶。

 これ高く売れそうだな。


 俺は気に入られたらしく彼らの仲間として正式に入らないかと誘われた。

 だが


「この世界では光水晶が目的でやつらの仲間になるのが目的ではない」


 というレリータの言葉で俺はやむなく彼らの誘いを断った。

 レリータよ。もう少しのんびりこの世界を体験させてもらってくれてもいいというのに。


 俺はレリータに光水晶を渡した。


「ありがとなのじゃ」

「で、レリータ次の世界では何をすればいい?」


 俺の頭の中は次の世界でいっぱいだ。

 次の世界では何が起こるのか?

 もしかしたら美女ハーレムとかあるかもしれない。 

 そうなればグッハッハッハッハ。

 あ、やべレリータには俺の頭の中が読めるんだった。


 ……あれ?

 いつもならレリータから強烈なビンタの一つぐらいありそうなのに。

 レリータの顔を見る。

 何か悲しげな表情をしている。

 悲しげな表情をしているレリータは


「お主の役目はここで終わりじゃ」


 と言った。

 え? 今何て?


「お主の役目は終わったのじゃ。お主は元の世界に帰ることになる」


 は? 冗談よしてくれよ。


「なあ、レリータ。次の世界では何をすればいい? 俺何でもするからさ」

「タケル。今までありがとなのじゃ」

「ちょっと待てよ! またいつものつまらない日常に戻るのかよ! 一生働かされてつまらない一生で終えるのかよ!」

「安心せい。お主は元の世界に戻ればここでの記憶はなくなる」

「どこを安心すればいいんだ。そんなの尚更嫌だ!」


 俺の役目が終わる。

 それは元の世界に帰ることを意味する。

 唐突だ。あまりにも唐突すぎる。

 俺はまだ少ししか異世界を体験していない。

 異世界は俺にとっての夢だ。

 その夢を忘れて糞みたいな現実に生きろだと!

 そんなのふざけてる!!


「納得せよとは言わない。だが、お主もわしも成長していかなければならない」

「成長……」

「そうじゃ。わしはお主を異世界に連れてくる役目を担ってカルマ清算を免れた。だが、それだけじゃ。来世で一から成長せねばならない」

「……」

「それはお主も一緒じゃ」

「だからってこんな……」

「幻想に逃げてばかりじゃ成長できないぞえ」

「……嫌だ! 糞みたいな現実を生きるぐらいなら成長しないほうがましだ」

「タケル。納得せよとは言わない。さらばじゃ……。」

「ちょっと待てよ! レリ……タ」


 俺の意識が段々と無くなっていった。



 ――。


「あれ?」


 居眠りか? 運転中に?

 最近残業ばかりで疲れてたのかなあ。

 幸い車の出入りが激しくない道だから良かったもののこれが一般道路だったら大事故だぞ。


 まあいい。早く帰って寝るか。


「タケル。これからも頑張るのじゃぞ」


 何か声が聞こえたような? 幻聴か? 相当疲れてるようだな俺は。

 さてと、今日も一日頑張った。ちょっと帰るまえに自分へのご褒美でも買うか。


 そう思いつつ。俺は車のハンドルを握るのだった。

長らく放置したばかりか。こんな呆気ない終わり。

我ながら自分の文章力の無さに唖然とします。

まあ完結したから良かったと思ったほうがいいかもですね。


読者の皆様ここまで読んでくださりありがとうございます。

この作品が少しでも皆様に楽しい時間を提供出来たのならば幸いでございます。

また皆様とは他の作品で会えることを楽しみにしつつこれにて終わりの挨拶とさせていただきます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ