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第十七話「死」


 俺たちはミハイル街を攻め込んでいる魔物たちを駆逐するため魔法陣に乗った


 ミハイル街へと飛ぶ

 そこには逃げ惑う人々

 そして魔物たちに立ち向かう冒険者たちの姿があった

 俺たちもその戦いに参加する


「くっ! この数はやばいな」

「落ち着いてしっかり対処すれば問題ないわ」


 アンナはいたって冷静だ

 

「行くぞ! ファイアーブレイク!!」


 俺は身体強化をしたあと魔物たちをバッサバッサと薙ぎ倒す


 アンナは腰にある魔銃を取り出し魔物の急所を的確に撃ち抜く

 エジェネも俺と同じように身体強化を使い魔物たちと対峙する

 リンファンとガルベスも負けじと魔物たちに斬りかかる

 ベネッタも魔法で援護する


 他の冒険者たちも頑張って魔物たちと戦う

 しかし、状況は劣勢だった

 

 おいレリータ


「何じゃ?」


 この数はさすがに無理じゃないか?


「安心せい、今のお主ならやり過ごせる」


 分かった 

 俺は勇者だもんな


「それでは頑張るのじゃぞ、タケル」


 俺たちは必死で魔物たちと戦っていった

 最初は劣勢だったものの

 あとから魔法陣から冒険者たちが応援に駆けつけてくれて次第に優勢になった


「よし! あと少しだ!!」


 俺たちはどんどん魔物たちを圧倒し

 最後には一匹残らず撃退することが出来た


「やったああああああああああ!!」


 皆、喜びの声をあげる


「やったなアンナ、リンファン、ガルベス、エジェネ、ベネッタ」


 俺たちはそれぞれハイタッチをし喜びを交わす

 ん?


「ガルベスはどうした?」

「そういえば」


 ガルベスがいない


「あいつ、怖くなって逃げたのか?」

 

 まさか、そんなはずはない

 俺はガルベスも魔物たちと必死に戦っている姿をこの目で見ている


「とりあえず手分けして探しましょう」


 俺たちはガルベスを探し続けた

 街中には魔物の死骸の他に冒険者たちの死体もあった

 まさか……まさかな……


「ガルベス!!」


 急に叫び声が聞こえた

 リンファンの声だ

 俺はリンファンの声がする方向へと向かった


「そんな……嘘でしょ……」


 ベネッタがその場にうずくまる

 信じたくはなかった

 しかし、現実がそうさせてはくれなかった


 俺の目の前にはガルベスの死体が転がっていた

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