自分の世界に入り浸り
まじで思いつきで書きました。
続編の要望あれば続き書きます、また結構反響があれば長期シリーズにもする予定です。
「いらっしゃいませ〜」
そう入店してきたお客様に俺は笑顔で挨拶?をする。そう俺はこのコンビニの店員なのだ!
少し自己紹介をしよう、俺の名前は「元作創造」24歳フリーターだ。まあ待て待て、わかっている、人に名前を見せる時いつも言われるから分かっているさ、名前だろう?驚いているのは。
え?別に驚いたりしてないだって?なら驚け。そうそういないだろう?こんな名前の人!【創造】だぞ?【創造】!そういてたまるか、こんな名前をつける親が。まあ、【若気の至り】と言う奴なのだろう、だって!俺が生まれたの、親がどっちとも【15の時】だぞ?お前らオッパジメルの早すぎだしそう言うリスク考えて行えよ!って話だし!しかもその子供に【創造】って付けますか普通?
俺だったらそんな公開黒歴史絶対にしない。まあ、する子供も相手もいないんですけど!(てへ♪)
「あの〜、レジお願いしても良いですか?」
「え? あ! 申し訳ございません。今対応します。」
またやってしまった......また【自分の世界】に入ってしまっていた。
「レジ袋、お付けしますか?」
「あ、お願いします。」
俺には、特殊能力(仮名)がある。俺はいつでもどこでも【自分の世界】=【超集中状態】に入る事ができるのだ。
主に皆が思う【超集中状態】ってスポーツとか仕事とか何かしている時にたまに起こったり、自分のポテンシャルを100%引き出すとか、そんな覚醒状態のことを言うが俺にとってこんなの普通に入れるただの【力】だ。
「お支払い方法はどうなさいますか?」
「あ、電子マネーで、」
ポテンシャルの発揮は体にはあんまし俺には起こらんが、考える力や知覚速度等頭の事ならメチャクチャに発揮される。どれくらい発揮されるかというと、任意で【体感時間を操作】できるくらいだ。
うん?どう言うことかって?そうだな〜......よく『時間が過ぎるのが早い』だとか、『時間が流れるの遅い』時ってあるだろう?あるよね?まあ、ある定で話を進めるけど。
そこの調整基自由に操作する事が可能なんだよ。
「ありがとうございました〜」
これの使い道としては『嫌な授業や講義・面倒な仕事など』は俺にとっては一分で終わらす事ができるし逆に『好意を持っている異性と一緒にいる時間や幸せな一時など』は一日間隔で味わえるってとこだね〜。
とまあ需要ある人には需要あるかも知れないけど、これは飽くまで体感時間の話だから実際の時間に干渉しているわけじゃない、まあそりゃあそうだろう。俺は【時の神】でもない一般人だし。
「あの、創造さん?」
「ん? 何、『国谷さん』?」
「も〜う、名前呼びで良いって言ってるのに!」
「無理だよ〜前にも言ったけど俺女性経験が皆無なのよ。名前呼びなんてハードルが高過ぎるし......」
「いつも『男の人』と同じシフトにしてって頼み込んでるのに、なぜかいつもシフト国谷さんと一緒だし......」
「緊張で今にでも、逃げ出したいくらいなんだから〜」
「......創造さんは私と一緒が嫌って事ですか!」
国谷さんの頬が膨れ今にでも『むむっ』って言いそうな口でマジギレではないかと言って冗談でもなくちゃんと起こっていると分かるように怒られてしまった。
「そう言うわけじゃないんだけどね。国谷さん優しいし俺の唯一の女性知り合いだし。」
「......唯一」
「でも! 私は名前で呼んで欲しいんです!」
「え〜......」
「あ、そんなことより。俺になんか用があったんじゃないの?」
俺は逃げるように話題を変えた。彼女は『国谷流華』俺と殆ど同じシフトに入ってる現役高校生だ。最初は口すら聞いてもらえず教えたりお願いしたりする時すんごい苦労した......んだけどなんかここ半年前くらいからか、普通にニコニコで話しかけてくる。
俺からしてみればこんな可愛い子が話しかけてくるなんてなかったことで内心心臓バクバクだ。
ん?なに?分不相応だって?それくらい知ってるよ!分かってるよ!でも話しかけられるんだから返事しないと空気悪くなるだろう!殆ど同じシフトなのに......まあだからこそかな?俺は絶対に勘違いなんてしない。
国谷さんがなんと言おうと、俺は絶対に『俺に好意がある?』だったり『こいつ俺のこと絶対に好きやん』など、思ったりしない!これは決意ではなく経験談だからな!
「あ、えっ......と、そのこっ今度の土曜日の12月24日なんですけど......」
「あ〜シフト変わってほしいって話ね? いいよ! イブだしね、彼氏とか友達とかと楽しんでおいで!」
ふw舐めるなこんなベタなシチュくらい心得ておるわ!どうせこの後『空いてますか』と聞かれ『ハイを含む肯定文』を言おうもんなら『なら、シフトその日変わってください!』になるに決まっている!俺には謳歌できなかった青春を国谷さんは今まさに送っている最中!なら先輩(色々な意味で)である俺がその道を繋げてあげるのは道理だ。なら!良いだろう!最初っから変わってあげようではないか!
(とここまで、いかにも国谷さんの事を良心で助けようと理由づけているが、内心24日する事や用事がまじでない暇人なのでそれなりの言い訳を述べているだけである。)
「え!? 私【彼氏】なんていません! あ、そうじゃなくて......その」
「あ、そうなの? じゃあ、ともだ......あれ? 12月24日国谷さんシフト入ってないよ?」
「シフト変わって欲しいわけじゃないんです! 12月24日創造さんもシフトないじゃないですか?」
「うん。」
「だから、その......もしその日空いてたらなんですけど、私の買い物に付き合って貰えませんか?」
「......暇だったし、全然いいよ!」
俺は平然とかつ笑顔でそう発した。
Oh my god.Oh my god。May Day.May Day。うん?おそらく、これはそうこれは!次の日誰かに【christmas present】を好きな男性に贈りたいから、男性である俺に!意見を貰いたいそうに決まってる!!
「本当ですか! なら駅前に午前11時に集合ですよ! 絶対ですからね!」
「う、うん。」
「それじゃあ、時間なので私先に上がりますね。」
「うん。お疲れ様〜」
事務所に戻る彼女はなぜかルンルンで途中ガッツポーズをしたように見えた。
いや〜まさか24日に予定ができるなんてな〜予想外かつ予定外だ。これは少し早めに終わらせないとな。
ん?何を終わらせるかだって?この下を何回続ければ良いんだい?そろそろ察し......無理か普通に。
実は俺は小説を書いている(名前通り)、と言ってもガチのプロという訳でもないが......【自作小説掲示板Webサイト『ツクツク』】、『〜初心者達への王道の架け橋〜』が売りなこのサイトはコミカライズ、アニメ化作品を毎年バンバン出しまくっているすんごい会社だ、様々な会社と繋がりがあり今を話題の作品ほぼ全ての原作が載っていると言っても過言ではない。
「創造さん。お疲れ様でした! イブ忘れないでくださいね! 鬼電しますから!」
「大丈夫w覚えてるから。帰り道、気をつけなね?」
「は〜い!」
ちょっと脱線したけど、そんなすごいこのサイトで俺は原作500話にも達する次の神作品と呼ばれる『詰んでるにも程があるこの世界』略して『ツンホド』の原作者なのである。『ツンホド』は書籍は毎回1000万部越え(計32)コミカライズも上場、【アニメ化してほしいツクツク作品ランキング】五年連続1位・【今このライトノベルコミカライズが凄い】三年連続1位と言う結構快挙を成している作品なのだ。
しかも俺は一個前の高校生の時に手掛けた『お嬢様はアマチュア様』のアニメがここ最近、『最高の最終回』と言うレッテルを貼られた上でその最終回迎えをとしてネット上でも『ツンホド』の人気が今まさに爆発している最中なのだ。
「人こね〜し。あいつに電話かけるか。」
そう言うと俺は事務所に戻り、監視カメラを見つつ電話を掛ける。
『プルル、プルル』(効果音ってこれであってるのか?)と音を立てスマホを耳に当て俺はそいつに電話をかけた。
『震度計は死んどけいwwwwwww』
「努力の成果! いや所為か......」
『パシフィック超会議。』
「は? 論外。」
弁明をさせてほしい。俺とコイツは頭がぶっ壊れている訳でも薬をヤッている訳でもない。こう言う人種と言うべきか、こんな【超超くっだらない会話】をするのが好きなだけなのだ。
【超超くっだらない会話】=『内容がなく、会話のキャッチボールをしていない、会話とも呼ばない俺たちの戒話。』
『はいはい。なんですか? なんのようですか?』
「小説の件でさ? 最終回の原稿出来たから。帰ったら渡すね。」
『了解。で? どうなのデキは?』
「まあ、原作よりは良い出来だと自負しておりますよ?」
『ほ〜う? でも書籍が上手くいってるのは! 俺のおかげだよ?』
「いやいや、俺の原作がいいからに決まってるだろ〜」
『それは、本気かな? つつっくん?』
「いいえ、書籍が上手くいってるのはプロの小説家で在らせられる『岩浦武之助』様のおかげでございます〜」
『岩浦武之助』は俺の同級生で今ではプロの小説家、昔ながらの友であり親友とも呼ぶべき相手であり、『フリーターでどうせ暇してるんだし試しに書いてみれば? お前の【超集中状態】と相性いんじゃね?』と言い俺を小説の世界に引き摺り込んだ張本人である。
ちなシェアハウスしている。ちな【超集中状態】はコイツと決めた名前である(二人は現在も厨二病を発症している。)
『まあまあ、苦しゅうない苦しゅうない。』
『んな事、どうでも良いんですよ。じゃあ明日でいね会議。出版社の人に連絡入れとくわ。』
「悪いな。」
『これで、【ツンホド】も終わりか〜。次回作の予定はあるの?』
「流石にないかな......もうこれっきりだと思う。金だって多分、生涯不自由なく過ごせるくらいは溜まるだろうし......」
「それにもう、高校時代みたいな制作意欲はもうないよ。」
「『お嬢様はアマチュア様』も『ツンホド』も書けたしもう結構満足よ。」
『あっそ。で今日何時に帰って来んの?』
「あ、もうそろ上がりだわ、後代わりの人待つだけだし多分30分には帰れると思うわ。」
『りょりょ〜。』
岩浦はそう言うと電話を『ブツリ』と切りる。『切るねとか言わず突然切る』これも伝統と言うかいつも通りの行動である。
アイツには色々と感謝しないとな〜小説の1~100まで教わったし、最終巻記念で何かパーティーでも開こうかな〜......あ、でも確かアニメ化記念でパーティーするって監督さんと出版社さんが言ってたっけ?世にはまだ出てないけどアニメ化もう決まっちゃってるんよね〜。いつ発表なんだろう?
「お疲れ様で〜す。」
「あ、お疲れ様で〜す。それじゃあタイムカード切ってきますね。」
と言うと丁度変わりの人が事務室に入ってきた、軽い挨拶をしてタイムカードを切り、指定の制服を脱ぎバックを背負い変える支度をする。
『ツンホド』の設定難しかったな〜、【魔力】とか【業技】とか色々と進化とかそもそもストーリーを考えるのが一番むずかったし。
でもやっぱり、もっと良い作品にできた。色んな登場人物だったり新しい設定だったりもっともっと完璧な物にできた筈なんだ、みんなが納得しようと俺は渋々、まだまだいけたはず......もういいや。どうせ結果は変わらないし。
あ、そうだツイートしよ。
よし投稿完了『いや〜とうとう、最終話の原稿終わった。色々とキャラの各想や新たな【能力】に真の黒幕等、結構詰め込んだ気がするので情報量多いかもです。恐らく一般販売は半年後だと思います。それに半年後にはスペシャルなお知らせも?お楽しみください!!』う〜ん、ジジ臭いか?この文、まあ良いか......って、もうこんなにリツイートされてる。コメントもこんなに沢山で有り難いな〜。
瞬間、俺のスマホから⦅ピロン⦆と通知が鳴った。
⦅キキィ〜!!!⦆
「へ?」
う〜ん、今になってもバカしたと思う。なぜ俺はあの時、歩きスマホをしながら丁度、信号の道のど真ん中で止まってし待ったんだ?......あ〜あ、原稿もまだ届けてないし、イブ買い物に付き合わなきゃ行けなかったのに......享年24とか若すぎだっての!!心残りは色んな人に迷惑をかけた事かな......まあ、本当申し訳ない。
しかも生前俺はどうやら名前通りの創造神になっていたのかも知れない、何故かって?この流れを何回繰り返すのかまあいいどうせ察しが良いとかで当たる問題ではないからな。
説明しよう。なぜ俺は創造神になっていたのか?なぜそれがわかったのか?それは至ってシンプルの単純明快、俺が作った『ツンホド』の世界に転生したからだ!そして俺はこの創造の力でこの世界を無双......と言う王道な展開は起きないらしい、俺は自分の作った世界で創造神としてではなくこの世界のただの人として転生したんだ。
「う〜ん、鏡が欲しいな。と言うか生後30秒にも満たないのになんで立てんの?」
俺には創造とか言う、最強能力はないが俺はこの世界を作った事で生まれた設定を全部知ってる。ならその知識存分に活かして生きてやる!......と言うかそれくらいしかする事ないし。
「さてっとこっちの、世界で何をするかね。」
前世じゃあ他人の事ばっか考えて自分の思い通りにならない事ばっかだったしな〜それで言うなら『ツンホド』だって登場させたかったキャラが山ほどい、て......待てよ?この世界に読者なんていないなら!自分の思い通りに自分が作りたかった世界を作れるって事では?......簡単だ文字で書き起こしていた事を現実に実現させればいい......俺の世界だ俺の一生だ!どんな生き方しようとどんな行動取ろうと俺の勝手だ。
「放浪しながら、この世界で作り損ねた者物作ってやる! 組織、人物全部一から作って、俺の思い描いた最高の世界にしてやるよ!」
「あ!、丁度俺にピッタリなキャラ居るじゃん! 『圧倒的力を持ちながら、数多の組織を束ねるトップ、しかしその存在を誰も知らない』=『諸悪の根源たる悪役』!」
「でも、ってなると長い年月と強さとか色々いるな〜、まあどうにでもなるっしょ!」
「でもまあ、今の所は自分の世界に入り浸りますかね〜」
これは、自分がって身勝手の最悪の悪役の物語......などではなく物語の主要キャラが生まれる前のあれに荒れ狂うこの世界を裏から一つに束ねる一人の男の物語。




