第七話
数日後、休みをもらって私は数日ぶりに服を買いに出かけた。
その時、オーナーから電話がきて、
あきら「アオイちゃん今どこにいる?」
アオイ「今、新宿に服買いにきてるんですけど。どうかしたんですか?」
あきら「いや、時間があったらお店にきて、手伝ってほしいと思ったんだけどいいや、ありがとう。いい休日になるといいね」
アオイ「すみません」
あきら「いや、いいよ。それじゃ」
ブッと電話が切れた時、男の人にぶつかってしまった。
アオイ「すみません」
嵐「あぶないんだけど・・・」
と振り返ったのは嵐だった。
嵐「あっ、桜か?」
アオイ「あっ、この前はありがとうございました。あの時は、何もお礼しないですみませんでした」
嵐「いや、ごめん」
アオイ「なんであやまるんですか。今悪かったのは、私なんですから」
嵐「そうだね。じゃあ、お礼のかわりに買い物つきあってよ」
アオイ「わかりました」
嵐「じゃあ、決まりね」
と言って、手をにぎってきた。
買い物に行っている途中、なぜかドキドキしてしまった。
アオイ(何でこんなにドキドキしてるんだろう?)
買い物が終わって別れる時、
嵐「また今度会えないかなぁ~?」
アオイ「えっ」
嵐「いやならいいけど」
アオイ「いや、べつに・・・」
嵐「じゃあ、ケータイの番号おしえてよ」
アオイ「あっ。は・・・い」
番号を交換したあと私は、何で交換しちゃったんだろうと何時間も考えてしまった。
家のベットに入っても考えてしまって、なかなか眠れなかった・・・。