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第二十七話 残酷な現実

 




「おーい、進捗どう…………」

「シーッでございます、鳴神様」


 和室の一室で籠る狐人親子を尋ね、襖を開けると和心に人差し指で静かにと念を押される。宗士郎は静かに襖を閉めると、座禅を組んで集中している様子の茉心が目に入った。


 魔人アルバラスの居場所を突き止める為、彼女の神天狐として力を当てにさせてもらっている。昼食を取った後に取り掛かって貰ったので、既に六時間程ずっとあの状態だ。


 他人の目から見れば、ただ目を閉じて座っているようにしか見えないのだが、その不安を打ち消すように満ちる静謐な空気が否が応でも宗士郎の期待を膨らませていた。


「今のところは順調でございますよ。ですが、やはり時間が掛かりそうです」


 茉心の真正面に正座する娘の和心の横に腰を下ろすと、小声で現在の成果を話してくれる。そもそも進捗の話は部屋に入るただの口実で、実のところは食事を取るかどうかを確認しにきたのだ。


「これって、もしかしてぶっ通しでしないといけないのか? 腹が減るだろうから、先に夕食だけでもと思って来たんだが」

「食べながらする事も可能なのですが、作業効率は格段に下がってしまいますね」

「うーん、食べ物目の前に差し出したら、食べたりしないか?」


 集中しながらそんな都合の良い食事方法も取れるのならと、一応持ってきていた魚肉ソーセージ。流石にどうでしょうか、と娘の和心も苦笑する中、宗士郎は樹脂フィルムの包みを剥がし、ぷりんと踊ったソーセージを瞑目する茉心の口元に近付けた。


 流石に有り得ないよな、と宗士郎が魚肉ソーセージを引っ込めようとした瞬間、なんと彼女の鼻腔が動いた。


 目を瞑ったままスンスンと数秒匂いを嗅ぎ、危険なものでないと判断したのか、舌を出してチロリと肉の表面を舐める。その勢いでゆっくり咥え、そして噛んだ。


「おお」

「食べましたね」


 咀嚼して魚肉ソーセージ(茉心にとっては完全に未知の食べ物)を味わうと、耳と尻尾がピンッ! と天を突き、次に耳はペタリと垂れ、十もある尻尾はブンブンと左右に振られた。


 どうやらご満悦だったらしく、残りの魚肉ソーセージを瞬く間に完食した。すると、「次を求む」とばかりに尻尾が何度も床にビターンビターンッと叩きつけられる。


「……和心、次はお前がやってみたらどうだ? 結構面白いぞ」

「ゴクリ、で、では…………」


 そうして和心が自らの母親に先程と同じソーセージを差し出すと、茉心が待っていたとばかりに噛みついた。


 そして、すぐに完食。


 まるでペットのような母親を見て、「おお……!」と和心が謎の背徳感に目を輝かせた。


 結局、食事をどうするのか聞きにきた宗士郎だったが、夕食前の間食をした(させた)茉心には必要ないかなと笑みを零す。目を閉じて真顔の状態で食べる、シュールな茉心の所為で持ってきていた魚肉ソーセージ十本が手元から掻き消えていた。


「げっぷ」

「おい、ゲップしたぞ。本当に集中してるのか? 実は寝ながら食べていたって言われた方がまだ信じられるぞ」

「いや、それもどうかと思いますよ? ですが、お母さんのお腹は満たされたご様子ですので、私は鳴神様とご飯を食べるのでございます!」


「実はお腹が減っていたのでございます、えへへ」とはにかむ和心を連れて、宗士郎はリビングへと移動した。和室に取り残された茉心が後で、満腹感で眠りかけたのは内緒だ。





 そして、夕食時。


 最近は同じ食卓を囲むようになった響と楓の幼馴染二人、いつもの面子の妹の柚子葉、狐人族の和心でテーブルについた。が、散歩してくると言って出掛けたみなもは未だ帰宅していなかった。


「遅いね、みなもちゃん」


 散歩に出掛けるみなもを見送った柚子葉が自ら作った夕食の品々を眺めて言った。


「散歩に行くって言ってたっけ? そんなに時間経ってないし大丈夫じゃない?」

「あの様子のみなもちゃんは見ていて危なっかしいから心配なの」

「あーなるなる、おけまる」

「え、何で急にギャル口調? キモイわよ」


 柚子葉の言う通り、あの状態のみなもを出歩かせるのは早まった行為だったかもしれない。自衛はできるだろうが、どことなく不安である。もしかすれば、嶽内 健五郎が差し向けた刺客に狙われる可能性もあるのかもしれないのだから。


 ――ピンポーン!


「ん? こんな時間に誰だ」

「私行ってくるね」

「いや、俺が行ってくる。柚子葉は座って待ってろ」


 突然鳴るインターホン。


 立ち上がろうとする柚子葉を手で制し、宗士郎は玄関先へと向かった。散歩から帰ってきたみなもが帰ってきたのかもしれないが、居候を始めた最初の事ならばいざ知らず、一ヵ月も居候し続けている彼女が他人のように気を遣う筈もない。


 そもそも鳴神家の住人である宗士郎達が家の合い鍵を作ってみなもに渡しているので、インターホンを鳴らしたのがみなもな訳がない。


 残るは、宅配便かセールスの押し売りの可能性。適当にあしらって戻ろうと、宗士郎は面倒な面持ちでドアを開けた。


「はいはい、どちら様ですか……って」

「ただいま、鳴神君」


 開けたドアの外で立っていたのは、宅配便でも押し売りセールスでもなく、先程話題に上がっていたみなもだった。


 呆ける宗士郎に対してニッコリと笑うと、みなもはいつもの様子で家の中へ。


 無視されていた最近の態度とはまるで真逆の態度に、宗士郎は妙な違和感を感じずにはいられなかった。


「お、おかえり。遅かったな」

「うん! ちょっと散歩中に良い事あって、少し遅れちゃったよ~」


 リビングには向かわず、玄関で会話をする二人。


「(んん? なんか、いつも違う……違和感があるような)」


 目の前で和やかな顔をして、散歩の成果を語るみなもは正真正銘、いつもの彼女である。どこもおかしな点は見受けられないが、やはりほんの少しの違和感を内に抱いてしまう。


 最近は無視されがちで応対しても、いないものとして扱われる事を宗士郎は理解していた。


 だがしかし、今は普通に接している上に無視される事もない。いつ、何がどうして機嫌が直ったのかは定かではないが、それ自体は何も悪い事じゃない。


「どうしたの?」

「あ、いや、何でもない」

「えー、変な鳴神君」


 下から顔を覗いてきたみなもに、少しらしくない対応を取ってしまう。そんな宗士郎にみなもはケラケラと満面の笑みを浮かべた。


「っ!」


 しかし、宗士郎にはその可愛らしい笑顔がどことなく不気味なものに思えてならなかった。得体の知れない不気味さが、今のみなもにはあった。


 そうして真っ先に洗面所へ向かったみなもは手洗いうがいをして、リビングへ。


 宗士郎も後に続く。


「遅くなっちゃってごめん!」

「あ、やっと帰ってきた! みなもちゃん、おかえり~。さ、座って座って」

「ふぅ、みなもちゃんが無事で良かった」

「ふふ、何事もなくて良かったわ」

「さぁ、いただきますでございます!」


 リビングに入って早々、みなもが皆に頭を下げた。柚子葉、響、楓、和心の四人は何の疑問も抱く事なく、彼女を迎え入れる。


「(皆、なにも感じないのか……?)」


 対して宗士郎は自分の席に戻りすらせず、その場で呆然と立ち尽くしていた。


 皆が皆、みなもの変化に気付かない。口にしないだけなのかもしれないが、最近のみなもの態度は気にならない程のものだっただろうか?


 無視されているのが宗士郎だけとはいえ、流石におかしいであろう。


 その後、立ち尽くしていた宗士郎は柚子葉達に呼ばれ、食卓を囲み、食事を共にした。


 談笑しながら食事するみなもに抱く違和感。


 柚子葉の料理は美味しい筈であるのに、今日に限って何故か味がしなかった。謎の違和感が気になって仕方がなかったのかもしれない。現に、いつもよりも箸は進まず会話にも参加しなかった。


 宗士郎にとって、このような経験は初めてだった。


 夕食の時間が終わり、宗士郎は先に風呂に入る事にした。湯に浸かって考えを整理すれば、少しは落ち着くかもしれないと思った為だ。


「はぁぁ、俺を無視する事もなくなって、機嫌も元に戻ったってのに…………なんだこの違和感は」


 早くも頭と身体を洗い終えた宗士郎は、湯船に浸かって長い溜息を吐いた。


 当然のその疑問に答える者はいない。


 元のみなもに戻って無視される事もなくなった。普通に考えれば、良い事尽くめだ。後は茉心の協力の(もと)、アルバラスから情報を得て、総理大臣の大成 元康に伝えれば、万事解決な筈……だというのに。


「どうして納得できないんだ、俺は」


 湯船の水面に映る不安げな顔。


 自らの直感を信じれば、帰ってきてからのみなもがおかしい事は明らかだ。だが、当のみなもに表面的な違和感はない。


 感じるのは、異様な不気味さである。


 些細な違和感に気付いたのは、ここ最近のみなもを気に掛けていたからだろう。


 違和感の正体は未だ迷宮入りのままだが、風呂に入ってから二十分以上は経過していた。


「(流石に上がるか……)」


 宗士郎は湯船から上がり、シャワーで身体を少し流した。


 そんな時だった。


 ガチャ……という控えめな開閉音と共に、誰かが風呂場に入ってきた。


「響か? ちょっと待てって、じきに上がる」


 男の自分が入浴中だというのに、遠慮なく入ってくるのは幼馴染で男の響だけだろうと(たか)をくくった宗士郎は、シャワーで目を閉じて視界が塞がっている中、背後にいる者に声を投げかけた。


 しかし、背後から伝わる気配は何の変化もなく接近してくる。


「何も反応がないとなると、楓さんか? 今日はまた一段と大胆な事をするなぁ」


 自分からエロ方面のスキンシップをするのには慣れている楓ならば、入ってきても不思議ではない。恥ずかしさで後で悶絶するのは目に見えているが。


 だが、その言葉にも反応を示さない。依然として、誰かが近付いてくる。


「はぁ、誰だよ」


 反応が返ってこない事を訝しげに思った宗士郎が意を決して、後ろを振り向こうとした瞬間、予想だにしなかったものが背中に突き刺さった。


「うひぃ!?」

「なるかみ、君…………」


 宗士郎の背中に誰かがしな垂れかかり、後ろから両腕が回される。


 甘い声と共に押し当てられる柔らかい感触に、一瞬で頭の中が真っ白に。背中に感じる圧力に、宗士郎は変な声を上げてしまった。


「だ、誰だ! こんな悪質なことをする奴は!? 俺は十八禁展開なんて望んでないぞ!?」

「わたし、みなもだよ……?」

「さ、桜庭……ふひゃ!?」


 誰だと問うと、返ってきたのはみなもの名前。


「何故ここに!? 何故男の俺が入ってる時に!?」と疑問に思うより、背中の柔らかな感触が気になって仕方がない。彼女が名乗ると同時に先程よりも強く抱きしめられ、背中で柔らかい何かが潰れる。


「な、なあ……離れてくれないか? そ、そんなに風呂に入りたいなら、すぐ上がるから」

「だ~め、鳴神君は私とここでイチャイチャするの」

「はぁ!?」


 明らかにおかしい。違和感を感じたのは、やはり間違ってなかった。普段の彼女ならば、このような破廉恥な行為に及ぶ筈もない。


 何故このような行為に及んだのか、問いただしたいところではあるものの、背中に突き刺さる柔らかい感触が宗士郎の思考回路にエラーをきたす。


「(も、もも、もしかしてこの感触っ…………まさか、生?)」


 十八禁展開など望んでいないと言っておきながら、宗士郎の意識は背中に伝わる感触に一点集中してしまう。風呂に入るのだから当然、裸しか有り得ないが、一旦意識し出すと悶々とし出した。


 意識が混濁する中、みなもが更なる追い打ちをかけてきた。


「ほら、鳴神君も私を求めてよ…………」


 肌を宗士郎の背中にすり合わせ、まるで感触を堪能してと言わんばかりの動きを始めるみなも。耳元で囁かれる事でより緊張の度合いが増し、更には乳首まで軽く触ってくる始末。


「いや、あのさ……ほんとは先に言いたかったんだが、その……背中に当たってます」

「あ、当ててるの……言わせないでよ、ばかっ」

「(――誰だよコイツッ!?)」


 と、必死に叫びたいのを我慢する宗士郎。


 こんなにもしおらしいみなもは見た事がない。彼女の父親、淳之介に見られれば、即ジ・エンドだという事は理解可能だ。しかし、それ以上に今この姿を楓に見られようものなら、宗士郎は即地獄逝きだろう。


「(一刻も早くこの状況から脱しなければ、俺に命は……ない!)」


 みなもの様子が変だとか、今にも情事に移行しそう……などの考えを意地でも振り切り、宗士郎は素早く背後に回って当て身を入れようと考えた。その際、みなもの背中側に移動するまで目を閉じていようとも。


 そうやって、いざ行動を起こそうとした直後、


「こっち向いて……鳴神くぅん」

「ッ!?」


 みなもが片方の手で宗士郎の首を後ろに向けさせ、宗士郎の思惑はあっさりと不発に終わった。逃げようと意識しても、思考と身体が一致せず、まるで金縛りにでもあったかのように動けなくなる。


 宗士郎とみなもの間に何も遮るものはなく、目と鼻の先に(つや)やか彼女の唇があった。


 上気するみなものアイドル級の顔がいつになく魅力的かつ扇情的に見え、とろんとした瞳は宗士郎の瞳一点を見つめている。


「っはぁ……ふぅ……なるかみ、くぅん……ん……」

「さ、桜庭……」


 プルンと張りのある唇を前に突き出し、そのまま目を閉じて近付いてくるみなも。生唾を飲み込み、宗士郎は今から行われる行為を何度も何度も頭の中で反芻しながら、自分からもゆっくりと近付く。


 そうして唇同士が触れ合おうとした刹那、


 ――これからも娘を、みなもをよろしくお願いします。

 ――みなもをどうか守ってやってくれ。


「ッ!! 駄目だ桜庭!」

「え?」


 声を荒げた宗士郎はみなもの華奢な双肩を掴んで、押し返していた。不意に脳裏に浮かんだ彼女の両親との誓いがなければ、状況に流されていたかもしれない。


「……俺はお前の家族から、お前を守ると誓った。桜庭の事は嫌いじゃないが、こんなのは間違ってる! もっと自分の事を大切にしてくれッ」

「…………」


 宗士郎は目を瞑って彼女の肢体から目を背けたまま、内に浮かんだ言葉を伝えた。


 みなもの両親との誓いとこの状況はあまり関係ないとも思えたが、例え好きだとしても、信頼されて大切な娘を預けられている宗士郎には、みなもに手を出すなどという事はしたくなかった。


「……そう、なんだ……やっぱり私は()()()()()()なんだねっ……」

「あっ…………」


 すると、シャワーが未だ流れる中、嗚咽(おえつ)する声が鮮明に聞こえた。目を背けていた宗士郎が彼女の顔を見てみると、みなもは大粒の涙を浮かべていた。


『――ほらぁ、やっぱり必要とされてなかったでしょぉ?』

「!?」


 突如として、未だに泣き止む様子がないみなもとは別の声が風呂場に響き渡った。反響する声の正体を確かめるよりも前に、


『ア~イギスゥ!!』

「がぁっはッッッ!?」


 瞬時に展開された光盾に弾き飛ばされた宗士郎の身体は背後にあった備え付けの鏡に激突。生身の状態かつ至近距離の攻撃は計り知れない程の激痛となって身体を襲った。


「さ、くらばッ……なに、を……」


 床に倒れた宗士郎は激痛に顔を歪めながらも、みなもの顔を見上げた。


 そうして見上げたみなもの表情は、かつてないほど――否、初めて見る程に邪悪で、醜悪で、愉悦にまみれたものだった。


「おい! 大丈夫か!? 今凄い音したけ……どぉおおおお!!?」


 鏡を割った音が存外大きかったのだろう。


 破砕音を聞きつけやってきた響の顔がみなもの裸体を見て真っ赤に染まり、


「ぐべっぷ!?」


 直後、みなもが展開した神敵拒絶(アイギス)の光盾で先程の宗士郎と同じく、脱衣所の壁に激突し地べたに転がった。


 もっとも、みなもが異能を使ったのか甚だ疑わしいものだが。


 疑問に思う宗士郎をよそに、何もない空間から出現した蜂の群体が裸だったみなもの身体に纏わりつき、蜂がいかつさを強調した漆黒のコスチュームへと姿を変えた。


「そのっ……蜂、まさかッ」

『答えが知りたければ、裏の山に来なさぁい。そこで待ってるわねん――』


 みなもは下に倒れている宗士郎を嘲笑い、風呂場の外壁を異能でぶっ壊し外へ姿を消した。


「ちょ、ちょっと何事!? 私の家が潰れっ……って、ちょっと響君!? え、お兄ちゃんも!?」

「響様!? しっかりして下さい!?」

「士郎、大丈夫!? 一体この惨状は…………」


 その直後、響と同じく爆音が気になってやってきた柚子葉、楓、和心が風呂場の壊滅具合とそこで怪我をして倒れている宗士郎と響を見て仰天した。


 裸にも関わらず、抱き起こされた宗士郎はバスタオルを掛けられ、楓に説明を求められる。


「っ、くそぉ……! 守るって誓ったのに、畜生ッ!!」


 楓の言葉すら聞こえてなかった宗士郎は後悔と自責の念を込めて、床をぶん殴る。


 鈍い音と叫び声が無惨かつ痛々しい程に、その場に木霊したのだった。





違和感を感じるみなもの行動。裸で宗士郎に抱きつき、求めてきたみなもの真意とは…………。



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