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第二十四話 宗士郎、人生初のバイトをする

約十話ちょっとぶりに、あのキャラが登場!

 




 楓の豪邸に泊まった日から一日経った土曜の午後。


 白のカッターシャツに黒のベスト、黒長ズボンの上に重ねて黒のギャルソンエプロン、極めつけに黒の蝶ネクタイ。


 シックな装いに身を包んだ宗士郎は――


「いらっしゃいませ~! お一人様ですか? カウンター席へどうぞ」


 ――実に良い笑顔で接客をしていた。


「――いや、なんでだよ!?」


 影に隠れて思わず一人ツッコミ。


 宗士郎はここ、喫茶『ソムニウム』の臨時のカフェ店員として働いていた。こうなった経緯はごく単純な話だが、鳴神流門下生の一人、『ソムニウム』店長の玄十郎に頼みこまれた結果だった。ここ最近、客足が伸びてきているようで、人手が欲しかったとの事らしい。


「おい、宗士郎! お前もキリキリ働け!」

「逆にお前は何でそこまで乗り気なんだよ…………」

「決まってるだろ! 女の子にモテる為だ! 俺はイケメン、そしてジョブ補正さえあればモテない筈がない!!」

「あっそ」


 不純な理由で働く響の言葉をサラッと無視する。頼まれたのは宗士郎一人だったが、玄十郎に土下座して頼んだ所、あっさり許可が下り、響もカフェ店員として働く事になった。


 大声で「モテる為だ!」と叫んでいる男には、女の子は一切寄り付かないかもしれない可能性に何故気付かないのか。いくら顔は良くても、がっつき過ぎでは無意味に等しいというのに。


「コラコラ、響君。お店で騒がないでくれるかな。お客様にご迷惑をおかけしたら駄目だよ」

「玄さん……っと、店長」


 と、響のはた迷惑な大声を聞きつけた喫茶『ソムニウム』の店長、玄十郎がフロアに顔を出す。宗士郎は普段の呼称を口にしようとして、改めた。


「ああ、いいよ、いつもので。呼ばれ慣れてる方が気兼ねなくできる。それにしてもごめんね、宗士郎君。何か用事があったんだろう?」

「ええ、まあ。でも、すぐにどうという事でもないので、気にしない下さい」


 玄十郎が申し訳なさそうに頭を下げてくる。


 頼まれた時に少し渋った対応した事が気になっているのだろう。今の宗士郎には二つの懸念があって、初めは断ろうと考えていたが、昔からいつもお世話になっている人を無下にできず、引き受けてしまった。


『総理大臣』大成 元康が指定した証拠提出の日まで、今日を入れて残り四日。それまでに魔人族アルバラスから、魔神カイザル=ディザストルが日本の脅威と成りえる証拠を得なければならない。これが第一の懸念。


 第二の懸念は、みなもの態度が急変した事。昨夜、楓と共に宗士郎達の元へ帰ってきた時のみなもはかなりの上機嫌だった。しかし、今朝鳴神家に帰宅したからというものの、昨夜の上機嫌がまるで嘘だったかのように落ち込んでいた。


 昨日とは正反対の態度に、心配した柚子葉や響、和心が気に掛けるも「大丈夫……」と口にするだけ。家族と触れ合う事で、彼女の心の枷を取り払えたと思っていた宗士郎も流石におかしいと思い、みなもに話しかけてみるも何故か宗士郎だけは完全に無視されていた。


 まるで、関係が拗れた時にみなもを意図的に避けていた、かつての宗士郎のように。


 この二つの懸念が頭から離れなかった宗士郎は、頼まれたカフェ店員の仕事に精を出せないでいる。人生初バイトという事もあるが、時折仕事そっちのけで考え事をしてしまっていた。


「もし、どうしても気になるようなら、そっちを優先してもいいよ。こっちが無理に頼み込んでしまったんだからね」

「いえ、やると決めたからには頑張りますよ」

「そうか。なら頼むよ。おっと、ちょうどお客様が来たみたいだ、案内をお願いするよ」

「わかりました」


 本当ならば、バイトなどしている場合ではない。だが、引き受けてしまった以上、下手な働きはできない。向かっている間に宗士郎は一応レクチャーしてもらった営業スマイルを浮かべ、来客した女性達の前に立った。


「いらっしゃいませ……って、あれ?」


 そうして挨拶してから気付く。


「仕事姿を拝みにきたわよ、士郎」

「何で楓さんが……それに柚子葉達まで」


 店内に入ってきたのは、私服姿の楓に柚子葉、和心だった。何故ここでバイトしている事がわかったのか、と疑問に思って、妹の姿を見てすぐに気付く。


「柚子葉……話したのか」

「ご、ごめん。口滑らしちゃって。ちゃんと売り上げに貢献できるように、お金落としていくから」

「いや、そういう事を気にしてるんじゃなくてだな」


 少し追求すると、柚子葉は両手を合わせて謝った。


 宗士郎としては、働いている姿を見られるのは少々気恥ずかったので、口止めをしていた筈なのだが……やはりとも云うべきか、柚子葉から楓に情報が漏れていたようだ。


「鳴神様! カッコイイでございます!」

「ありがとう。それで、桜庭は一緒じゃないのか?」


 ただの人間姿の和心がウェイター姿を誉めてくれるも、みなもの姿が見えない事が気になった宗士郎は軽く礼だけ言って皆に尋ねた。


「…………」


 すると、喫茶店でお茶する気分ではなかったのか、それとも宗士郎に会いたくなかったのか……遅れて入店してきたみなもが躊躇いがちに宗士郎の前へと姿を現した。


「なあ、桜――」

「士郎、ちょっと」


 宗士郎が接客を忘れて、みなもに話し掛けようとした時。みなもの前に割り込んできた楓がこそっと耳打ちしてきた。


「みなもの態度がおかしいって、柚子葉に聞いたけど……士郎、また何かしたの?」

「いや、今回は本当に何も覚えはない。こっちが聞きたいくらいだ」

「そう…………ともかく、席に案内して。私達でみなもから訳を訊き出してみるわ」

「あっ……お願い――お客様、お席に案内します」


 楓に言われて、ようやく接客中という事を思い出し、宗士郎は四人をテーブル席へと案内した。お冷を四人分用意して、それぞれの元へ置く。


「ご注文はいかがなさいますか?」

「とりあえず、アイスティー四つ。ミルクはいらないわ」

「かしこまりました…………玄さん、アイスティー四つお願いします」


 慣れない口調で噛みそうになりながらもオーダーを取り終え、玄十郎へと伝える。オーダーが通ったのを確認すると、宗士郎はすぐに他の客の応対をする為、その場を離れた。みなもの事が気がかりだったが、今は楓達に任せた方がいい。


「はぁ~接客姿を見れただけでも来た甲斐があったわ。みなももそう思うでしょ?」

「そうですね」

「……士郎は世界一カッコイイわね!」

「そうですね」

「…………まさか、私の秘密を士郎に暴露してしまったから、そんな態度な訳じゃないでしょうね?」

「そうですね」

「……また、前もみなもちゃんに戻ってる」

「で、ございますね~。一体、何があったのでしょう?」


 本音ダダ洩れの楓が同意を求めるも、みなもは素っ気ない返しを。それから楓が二度続けて、みなもに話しかけるも同様の返しが返ってくる。


 心ここに在らずなみなもを見て、柚子葉と和心が動揺を隠せないでいる。それから何度も話しかけるも、みなもからまともな返事が返ってくる事はなかった。


「おい、宗士郎。また、みなもちゃんと喧嘩したのか?」

「昨日、寝る前に話してから何もした覚えがない。よって、俺は何も知らない」

「ホントか~? 実は知らない内に何かやってたりして」

「だから本当に知らん」


 宗士郎は本当に何も知らなかった。


 昨夜寝る時でさえ、みなもとは離れた部屋で寝ていたのだ。響に今更問い詰められても、何も出る筈がない。


 みなもの事が気掛かりでならず、溜息を吐きながら慣れない仕事をこなしていると、他の女性客がウットリとした表情で接客する宗士郎達の姿を見ていた。


「ね、ねえ……! あの長身の人ちょ~かっこよくない!?」

「そう? 確かにあの子もいいけど、私はあっちの黒髪に少し白が混じった人。悩み事でもあるのかな、物憂げな顔も中々……いい」

「二人共顔立ちはまだ子供って感じだけど、なんか結構大人っぽく見えるっていうか……! そのギャップがよりグッド!」


 内容は宗士郎と響の事だった。


 長身の響、一部白髪に染まっている宗士郎。幾度の戦場を駆け抜けてきたので、年相応でない大人の雰囲気が出ているのだろうか。


「(よっしゃー! モテてる!! 俺はモテてるぞぉ!!! やはりジョブ補正が聞いているな、うん!)」

「ふふん、私の士郎が褒められるのは中々悪くないわね。少しイラッとするけど」


 別に他人に褒められようとどうでもいい宗士郎とは裏腹に、願望通りモテている響と……何故か関係のない楓が、それぞれ満足げな反応をしていた。





 それから一時間程、仕事をこなしていると玄十郎から休憩を取るようにと言われた宗士郎は一人バックヤードへと引っ込んだ。響の方は「宗士郎がいなくなって、よりイケメン映えするぜ!」などと言って、フロアで未だ接客中だ。


「響らしいけど、がっつくような所がなければ、まだチャンスはあるだろうに」


 控室代わりでもあるバックヤードで、宗士郎はパイプ椅子に腰を降ろして人心地つく。連日の戦闘による疲労もあるだろうが、慣れない仕事をしたのが悪かったのか、次第に瞼が重くなってくる。


「……桜庭、いったいどうした……ってん、だ……――――」


 休憩時間は三十分程、という玄十郎の言葉も忘れて。


 宗士郎は意識が途切れるその間際まで、みなもの心配をしていたのだった。





「――がっはっはっは!!! 待ちわびたぞ、鳴神 宗士郎!!! 和心を慰めものにした恨み、はらさでおくべき……か?」


 空間の歪みへと身を投じた後、急いで転移して降り立った、狐人族の女性――茉心(まこ)はお目当ての人物が存在しない事に疑問を抱いた。


 置手紙の記憶では、愛娘の姿と僅かばかりだが、娘を奪っていったとされる男の姿があった。この異世界に来て、何度も愛娘の気配を探ったもののタイミングが悪かったのか、全くといっていい程に感じ取る事ができなかった。


「はて……転移に失敗したかの? 置手紙の記憶から読み取ったあやつの姿が見られぬ。気配はあるのじゃが…………お~っ、寒いのじゃ……スースーする」


 だからこそ、愛娘である和心と一緒にいると思われる男の気配と姿を記憶から読み取り、転移してきた訳なのだが…………


「というか、ここは何処じゃ? 変わった内装をしておるの……これは鏡か。吾輩の凛々しい姿も鮮明に映し出せるとは、この世界の文明はかなり発展していると見える」


 見た事もない様々なものに気を取られて、茉心はひとまず部屋の観察をしてみる事に。


 その中で気になったのが、縦長の鏡。


 蒼銀に輝く髪、白く瑞々しい肌。頭のてっぺんと臀部に生える、三角形の耳と太い房状の十尾。そして――――艶やかな肢体。つまり、()


()ぁああぁぁああああっ!?!?!?」


 自らの素晴らしいお姿が、まさか裸一貫で映し出されるとは思わず、予想外の事態に茉心は絶叫する。壁やドアが分厚かったのか、幸いにしてその大声が他の誰かに聞かれる事もなく、深呼吸して落ち着く事にする。


「な、何故……このような一糸まとわぬ姿にっ。ここでは思った以上に神力を消費してしまうというのか……!?」


 彼女が本来、身に纏っていた煌びやか装飾が施された和装は、妖狐並びに神天狐が保有する『神力』で構成されている。つまり、彼女の中の神力が消費されれば消費される程、その服は脆く壊れやすくなっているのだ。


 身体の中の神力が浪費されている事に気が付いた茉心は、転移時に服が消失してしまったのだと推測した。


「くそっ、これでは後々厄介じゃな。『聖露丸』を飲んで回復する事に……っ!」

「っ……ん……ふぁ~あ」


 自分の世界から持ち込んだ、神力を回復させる効能を持つ丸薬を服用しようとした時、不意に聞えた欠伸(あくび)に茉心は身構えた。


「(ま、不味いのじゃ……! まさか異世界の住人がおるとは思わなんだ!? 仕方ないっ、この男の濃い記憶の残滓からこの世界の住人の姿を模倣して……!!!)」


 残っている神力で、眼前にいる後ろ姿しか見えない男の記憶を読み取る。そして、すぐさま最も濃い記憶から姿を模倣して再構成。


 今はこれで乗り切るしかないのじゃ、と意気込んだ茉心は堂々たる佇まいで男と対峙した。





「っ……ん……ふぁ~あ。やば、眠ってたか……時間はっと」


 短い眠りから覚めた宗士郎は壁時計に目をやる。


 寝ていた時間はざっと十分程度の様だ。これならば、まだ余裕がある。


 そうして宗士郎は軽く伸びをし、身体をほぐして……


「桜庭、心配だな……今頃、楓さん達が理由を訊き出せてるか――――な!?!?!?」


 絶句した。


 ――リラックスした姿を誰かに見られたから?


 否。


 ――魔人族が眼前に立っていたから?


 否。


「なっ! あ、え、なぁ!? さ、桜庭ァ!?」


 宗士郎は見てしまった…………。


 眠りに落ちるその時まで心配で頭から離れなかった、()()()()()()()


「な、なんで……! おま、()なんだよ!?」

「…………」


 両手で目を覆い隠して、みなもの裸を見ないようにする宗士郎。その際、指の隙間から覗いてしまいそうになる自分に、嫌気が差した。


 これが男の(サガ)という事を実感した。


「(まさか、俺が寝る前に桜庭を思い浮かべたからか!? 反応もないし、つまりこれは幻覚だ! 夏真っ盛りだしなー! そうに違いない!!!)」


 宗士郎はそう思い込む事にした。


 一方、裸のみなも(?)はというものの…………。


「(嘘じゃあぁぁあああ!!? 何故、裸なんじゃ!? 吾輩の身体でなくとも恥ずかし過ぎるッ。姿の模倣だけで、服装の模倣までは神力が足らんかったというのかっ……! チクショウめ!!!)」


 宗士郎の眼前にいるのは、みなも…………などではなく、先程身体を再構成した狐人族の茉心だった。彼女自身、予想外過ぎて何が何だか理解不能に陥りかけている。


「(こ、ここは……何とか乗り切るしかあるまい!)」


 そして、その状態が功を奏してしまったのか、茉心は因縁の相手である宗士郎の事を認識できないでいた。


「なあ、桜庭……とりあえず服来てくれ、頼む」

「…………」


 何とかこの場を乗り切る事だけを考えていた茉心は一瞬だけ息を吸って。


「……は?」


 痴漢だと叫ぶでもなく、張り倒す訳でもなく、軽蔑の眼差しを浮かべた。


 対して宗士郎は。


「(裸の女の子が俺を冷たく蔑んでいる。これはこれでアリ、じゃなくて……! 俺にそんな性癖はない! 家でいた時は奇跡的に裸の桜庭と遭遇した事はなかったから、役得といえば役得だが。というか、何で桜庭は悲鳴を上げないんだ? 普通こういう時は悲鳴を上げるなり、ひっぱたくなりして……『痴漢よ~〇されるぅぅぅぅ!!?』とか言って、逃げると思うんだが…………これが普通なのか?)」


 割と冷静に事態の把握に努めていた。


 宗士郎はバスタオル一枚だけの楓や柚子葉のお姿を見た事はあったが、楓と柚子葉も普通に悲鳴を上げていた記憶しかない。


 目の前で「私の身体を存分に見て!」と言わんばかりに堂々と裸を曝け出し、蔑みの目を向けるみなもは宗士郎の想像からは程遠いにも程があった。


 そして、宗士郎は一つの結論に達した。


「お前、桜庭じゃないな。まさか魔人族!?」

「っ!(しまった、偽物である事がバレてしまったのじゃ!?)」


 こういう事態に陥った時、みなもならばかなり恥ずかしがるに違いない! と考えた宗士郎はみなも(?)に対して敵意を剥き出しにした。


「(バレてしまった以上、ここには居られぬ。なにか……なにか、身体を隠すような物は……! これじゃ!)」

「何を!?」


 逃走を図る為、茉心は辺りを見渡して使われてないシャツとズボンに手を伸ばす。梱包用のビニール袋に入っていた服に神力を込めて念じ、瞬間的にシャツとズボンを身に纏う。


「っ!」

「待て!?」


 少々サイズが合わなかったのか、茉心は居心地悪い思いをするもそのまま宗士郎の脇を通り抜け、ドアの外へ走った。


「え、みなも!? みなもが二人!?」

「何でみなもちゃんが二人いるんだ…………?」


 遅れて宗士郎もみなもの姿をした茉心に続くと、楓達が店内に二人存在するみなもの姿を見て、目を丸くしていた。


「っ、こっちじゃ!」

「逃がすか……!! 玄さん、今日はもうバイトは無理だ! すみません!」

「お、おう」


 来客した客に紛れて、茉心は喫茶店の出入口のドアの外へ。宗士郎もそれを追っていく。


「……楓さん、私も行ってきます」

「え、ちょっとみなも!?」


 自分と同じ姿をした何者かがいた所為か、宗士郎を追う為か、みなもが楓達の元から離れて店を出ていった。


「全く、なんなのよ急に」

「あれは…………まさか、そんな筈は…………」


 取り残された楓達は揃って嘆息を吐く。が、和心だけは今の光景に何か引っ掛かりを覚えていた。





「チッ! もう姿が見えない! 気配も……探れないッ、くそ!?」


 喫茶店の外に出た宗士郎は早くも、みなもの姿をした茉心を取り逃がしていた。


 雑踏に紛れて姿をくらましたようで、闘氣法・『索氣』で気配を探っても反応せず、苛立ちを隠せなかった宗士郎は地面を蹴った。


「鳴神君…………取り逃がしたのか……」


 宗士郎の後を追って、外に出たみなもも宗士郎にすら見つけられないのなら、自分にも見つけられる筈もないと、宗士郎に声をかけず、自分だけが喫茶『ソムニウム』に戻っていった。





慣れないバイトをしていた宗士郎はみなもの裸を目の当たりにする。だが、それは宗士郎の記憶から姿を再構成した『神天狐』茉心だった。



※これは異能力バトルものです。決して、日常系ではございません(笑)



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