第二十四話 反天よ再び
リヴルがその場で跳躍し、外壁の上へと向かう。
「逃がすか!」
すぐさま、宗士郎もリヴルの後を追うようにして地面を蹴ろうとするが、
「ガァアアアアアアッ!!!」
「チッ、ご主人様を守るのに熱心な奴だな……!」
翼を広げて素早く移動した禍殃の竜によって、進行を阻まれてしまった。宗士郎は鋭い爪の攻撃範囲から離れるべく、一旦後ろに跳躍して、皆と肩を並べた。
「士郎、さっきの子供は誰?」
黒竜の竜眼がこちらを虎視眈々と見つめる中、楓が尋ねてくる。
「魔傑将の一人、リヴルだ。絡繰りは分からないが、奴はアルバラス以上に強い。なんたって、俺の刀を真正面から受け止める奴だからな」
「嘘!? 鳴神君の力って何でも斬れる筈じゃ!?」
「何でもって訳じゃないよ、みなもちゃん。リヴルって子が物凄く防御力高いのか、それとも魔法の類なのか…………それを確かめるのは、あいつを倒してから考えよ」
そう言うなり、柚子葉の身体から凄まじい勢いで電気が迸る。雷心嵐牙を発現させる時には、普段から目視できる程の放電量を放っているが、今回はいつもの数倍以上の放電量だ。
以前、兄である宗士郎を痛めつけた事を根に持っているのだ。言動からして、既に倒すつもりでいるらしい。
無論、宗士郎もそのつもりだ。
「響、お前も早く『戦闘服』を纏え! あいつの物理攻撃を食らったら、骨が砕けると思え!」
「お、おうっ!? 要するにっ、あいつの攻撃は全回避しなきゃ致命傷って考えれば良いんだな!」
魔物の危険度を表すランクの最上位――Sランク。
それは並大抵の異能力者では、太刀打ちできない存在だ。五十人以上で挑んだとしても、数人は必ず命を落とす。
実際に過去に戦った時、死者が出ている。闘氣法で身体を強化した宗士郎でさえ、瀕死の重体に陥る程の力を禍殃の竜は持っているのだ。
「絶対に仲間を殺させたりしない……! 昔の俺だと思うなよッ」
「なっ――士郎!?」
だが、宗士郎は無謀にも真正面から突っ込んでいった。闘氣法で強化した身体能力で一足飛びに禍殃の竜の懐へ潜り込むと、白刃を振りかざす。
ガキィン!!
甲高い金属音が鳴り響く。それは宗士郎の刃が鋼鉄のような爪で弾かれた音だった。
「ガァアアアアアア!!」
「こいつっ……! おぉああああ!!!」
大きい図体に似合わず、禍殃の竜が凄まじい勢いで刀を振るう宗士郎の動きに付いていく。刃と爪が何度も交錯し、鎬を削り合う。
「全く……! 柚子葉と響は戦闘に加わりなさい! みなも! 私達は側方支援に回るわよ!」
宗士郎の猪ぶりを見て、楓が仕方ないと嘆息して各方面に指示を下す。皆が皆、指示に否定を示さず立ち回り始める。
「っぐぅ……!?」
その間、攻めあぐねていた宗士郎は鎬を削っていた竜爪に押し負けそうになっていた。顎から漏れる黒い炎が宗士郎に恐怖を与える。
その直後、視界の端に雷光が走った。
「お兄ちゃん退いて!!」
「ぁあああっ!!」
妹の声に宗士郎は刀を力任せに振り払いその場から逃れる。側面に回り込んだ柚子葉が銃の形にした右手を突き出し、瞬時に電気を収束し、
「超電磁穿砲ッ!」
気合と共に超威力のプラズマ砲を放出した。かつて、牧原 静流へと放ったそれは音速を超えて、禍殃の竜へと飛んでいく。
被弾すれば、大ダメージは免れない筈。皆がそう思った矢先、
「ゴァアアア――ッ、ガァアアアアアア!!!」
ゴゥオオオオオオ!!!
相手も大顎から漆黒の劫火を発射してきた。そして、ぶつかり合うエネルギー。どちらも負けじと力を振り絞り、二つのエネルギーが拮抗し続ける。
「はぁああああ!!」
「ガァアアアアアア!!!」
傍目から見た二つの熱線はどちらも世界を壊しかねないような凄絶さを誇っていた。
「今ならッ!!」
「喰らいやがれ!!」
拮抗し合う光景を好機と見た宗士郎と響が、それぞれの得意技――概閃斬と滅龍砲を放った。また、それに合わせるように、
ゴーン、ゴーン――…………
「万物掌握――時間停止!」
楓が禍殃の竜の時間を止める。『戦闘服』によって底上げされた力の及ぶ時間は〝十秒〟。動きを止めた今なら、全ての攻撃が確実に入る。
ドゴォオオオオオオオオン!!!
やがて、柚子葉、宗士郎、響の攻撃が着弾し、禍殃の竜を中心に激しい爆発が起こった。
「(どうだ……?)」
手ごたえを感じたとしても、そこは危険度Sの魔物。生半可な攻撃では通じないのは分かっているからこそ、宗士郎達は煙が晴れるのを待った。
「ガァアアアアアアッ!!!」
しかし、煙が晴れるよりも前に、煙を抜け出した黒い影が大空でけたたましい咆哮を放った。衝撃波で煙は晴れ、宗士郎達は苦痛に顔を歪めた。
「無傷なのかよっ……!?」
「効いてるみたいだが…………」
空で翼を広げて滞空する禍殃の竜に響が悔しげに吐き捨てるが、宗士郎の指摘を聞き、全員が禍殃の竜の身に起きている変化に気付く。
危険度Sの魔物とはいえ、流石に耐え切れなかったのだろう。翼は健在だったが、黒い竜鱗が剝がれて肉の部分が露出していた。
心なしか息も荒く、口の間から涎を垂らしている。
「また傷が……!」
「いえ、今までとは少し違うわ……!」
されど、変化はそれだけに止まらなかった。否、また新たに始まった、とでも言い表せば良いか。
出来た傷周辺に黒い炎が灯り、傷を直していくと同時に出来上がる黒炎の円環が二つ。
次第に高速回転し始め、宗士郎達が何かが来ると身構えた直後、
「ガァアアアアアアン!!!」
回っていた円環が雄叫びと共に弾けた。
弾けた黒炎は触れた者を焼き尽くす衝撃波となって周囲に拡散していく。外壁に攻め込んでいた低級の魔物は余波でドロリと溶けていき、宗士郎達の元にも襲い掛かってくる。
「危ないっ、神敵拒絶!!」
回避不可能の攻撃を前に機転を利かせたみなもが宗士郎達の周囲を神敵拒絶の二重の障壁を張った。
だが、みなもの強力な障壁も虚しく――
「ぐぁあああ!!?」
「きゃぁあああ!!?」
数秒持ちこたえたものの、障壁は硝子を割るように砕け散っていった。即座にみなもが再び、障壁を張り直したが、ギリギリ衝撃波を防ぎきれずに宗士郎達は地面を転がった。
「(やっぱり、鳴神 宗士郎にカイザル様の言うような力はないようだ)」
外壁の端に座って観戦していたリヴルがほっとする。自分は間違っていなかったのだと。
「(剣術主体の鳴神 宗士郎よりむしろお仲間の方が脅威となり得るんじゃないか……? 特に、あのチビと茶髪の女、それにボクを吹き飛ばした男)」
外壁から地面に降り立つと、リヴルがマグマのように溶けた地面を闊歩して、柚子葉、楓、響の順に視線を向ける。
リヴルは彼等と似た力を扱うに当たり、カイザルから異能力のレクチャーを受けていた。
曰く、異能力大半は攻撃系に偏っており、そのほとんどが五大元素に類するものだと。宗士郎はそれには当てはまらないものの、非常に高い戦闘スキルを持っている。
だが、宗士郎の斬撃をいともたやすく受け止めたリヴルにとって、宗士郎は障害に足り得ない。それでもリヴルはカイザルに言われた通り、追い詰める事に集中する。
「くっ……皆……時間逆進っ」
「成程、時間を操る能力なのか…………肉体の時間を戻して傷を直す。君が一番厄介かもね」
皆が黒炎に焼かれた痛みで苦しむ中、いち早く立ち上がった楓が宗士郎達の時間を巻き戻し始めた。
傷がビデオテープを巻き戻すように消えていき、やがて傷は癒える。だが、万物掌握の異能特性により、痛みは残ってしまう。
「っ、野郎」
「ご、めん……鳴神君、皆っ」
激痛に歯の奥を噛み締めながら立ち上がる宗士郎達。
「とんだ期待外れだよ、鳴神 宗士郎」
「……下に降りてくるなんて、随分っ、余裕じゃないか。手負いの俺達になら勝てると思ったか?」
「手負いじゃなくても勝てるさ。はぁ……カイザル様の期待した力も目覚めないとなると、もっと痛めつけないとダメかな? 君の大切な仲間を痛めつければ、あるいは…………ん?」
不意にリヴルが後ろを向く。
「ガァアア、ガァアンッ」
禍殃の竜が主であるリヴルに竜眼を向けていた。そして、どことなく泣いているかのような鳴き声で何かを訴えかけていた。
地を這う宗士郎達を攻撃するでもなく、黒炎を吐き散らすでもなく。宗士郎には、間違った道へ行こうとする主を諌める光景に見えた。
「あ゛あ゛ぁあああ鬱陶しいなぁッ!!」
「グワァァアアン!?」
その訴えが耳障りだったのか、口調を荒くしたリヴルは禍殃の竜を蹴り飛ばした。小さなリヴルよりも数十倍大きい黒竜を蹴り飛ばす光景に、みなも達が目を見開く。
「全く、しょうがない玩具だね(……奴等の攻撃で支配が解け始めたのか? そんな馬鹿な)」
そう吐き捨てると、笑顔で再び向き直る。
「さぁてと、どうやって君を追い詰めようかな~。ボクにできる事は限られるけど……そうだなぁ、泣いてボクに許しを請うまで滅多打ちかな? カイザル様やボクに歯向かう不届き者は全員等しく頭を垂れるべきだっ」
「がぁっ……!?」
「やめてっ!」
リヴルの足が立ち上がりかけていた宗士郎の頭を踏み付ける。ぐりぐりと煙草の火を消すように念入りに。無論、みなもの叫びにも耳を貸す様子はない。
「もしくは君じゃなく、仲間を殺してあげようか? ボクの手にかかって死ねるんだ、ある意味光栄な事かもよ?」
「そん、な事っ……させると思うのかっ」
「ボロボロの君が言っても説得力ないよっ」
更に強く頭を踏みつけた後、リヴルが紫色の眼でみなも達を見やる。悠然とした動きでみなもの元へ歩み寄ると、痛みで未だ思う様に動けないみなもの顔に手を這わせた。
みなもは首を捻って逃れようとするが、肩を掴まれていて思うように動けない。
「あっ、そうだ……この子や、他の女の子達をオークに襲わせるっていうのはどうかな! カイザル様からよぉく聞いて知っているよ。君は仲間を凄く大切にするってね。そんな君の目の前で大切な仲間の純潔を奪わせ――穢れた身体を君へ返すんだ。これ以上ない屈辱だろ!!」
「ひっ……!?」
抑えられない恐怖、嫌悪感に一瞬目を開いたみなもは、それでも気丈に唇を堅く引き結んだ。透明な雫が長いまつ毛に溜まり、頬を流れていく。
これは、自分を追い詰める狡猾な罠だ。何故、自分を執拗に追い詰めようとするのかは判らない。
それを舐め取るリヴルの行為が怒りを煽るものだと理解していても、宗士郎は内に燃え盛る白熱した怒りを抑える事など出来なかった。
「リヴル……貴様っ……貴様ァァァァ!!」
「そうだっ! その顔だ!! そんな顔が見たかった!! 君はボクを殺す為に本気以上の力を出さざるを得ないだろう!!」
「殺す!! 殺してやる!! あ゛あ゛あ゛あ゛ぁアアアアアア――ッ!!?」
――プツンっと。
心の中で何かが切れる音がした気がした。何か、ドロリとしたドス黒い何かが心に生まれ、宗士郎を侵食していく。
そして、その変化は表面上にも表れた。
宗士郎の身体、刀から黒銀のオーラが漏れ出したのだ。宗士郎を怒りを体現したかのようなオーラは、次第に大きく膨れ上がると同時に、地面を揺らし始める。
「お兄ちゃん!?」
「これってまさか反天か!?」
「あのオーラっ……牧原や佐々木君の時と同じ……! 不味いっ!?」
柚子葉達が宗士郎の身に起こる現象を見て、一つの答えを導き出す。
それは異能力者に宿る負の感情が極限にまで高まる事で起こる『反天』という現象。異能本来の力を発揮できると同時に周囲に暴威を振るう事になる、メリットとデメリットが混在した暴走状態の事だ。
リヴルに怒りを煽られ、激昂した宗士郎は自分の意図に関わらず、周囲に害をもたらす可能性に気付いた楓はすぐに宗士郎に時間逆進を掛けた。
だがしかし、時間を巻き戻しても収まる気配は微塵もなかった。
「まさか本当に存在するとはね……! だけど、これでカイザル様の望みを叶えられる!」
宗士郎の内なる力など信じていなかったリヴルはその結果に複雑な気持ちを抱きながらも歓喜した。すぐにカイザルに報告しようとしたリヴルが一瞬、目を離した時だった。
「なっ……い、居ない、だとっ!?」
宗士郎の姿が、その場から煙のように消え失せたのだ。
その場に居合わせたみなも達の視線が虚空を彷徨う。暴走する宗士郎を見ていたみなも達でさえ、見失うほどだ。リヴルが宗士郎の姿を認識できる訳がなかった。
と、次の瞬間。
みなも達の視線がリヴルの遥か後方に集中した。それ等の顔はどれも驚愕に満ちていて、されど何故か喜びに満ち溢れていて。
「なっ…………噓、だろう」
リヴルも振り返ったのち、信じられないものを見たと瞠目した。
視線の先には、先程リヴルが蹴り飛ばした禍殃の竜。しかし、驚くべき所はそこではない。黒銀のオーラを纏った者が所持していた刀で禍殃の竜の首を刈り取っていたのだ。
更に言えば、傷が再生する謎に包まれた現象も何故か起こらずにいた。黒竜の巨大な身体は次第に黒く燃え上がり、不死鳥のごとく灰の中から出てきたのは――
「黒髪の、女の子……?」
幼鳥、ではなく黒衣に身を包んだ黒髪の女の子だった。
「まさか、有り得ないっ……竜化が解除された上にボクの支配をも切れているなんて……!? 本当に、本当にカイザル様の言う力が眠っていたっていうのかっ!!」
リヴルが激しく狼狽し始める。
『竜化』という気になる単語にみなも達は疑問を覚えた刹那、その場を突風が吹き抜けた。突然の強風に全員が目を瞑り、そしてすぐに目蓋を上げる。
すると、宗士郎は黒髪の女の子前から居なくなっており、リヴルの背後で刀を振り抜く動作を終えた状態で立っていた。
「っ……なんだ、これは」
リヴルが頬に伝う何かの感触を感じ、手で触れた。手を離すと、そこには赤い液体が付いていた。
「血? ボクの……血、だっていうのか?」
それを認識すると、徐々に痛み出す頬。信じられないとばかりに、再び触れるとパックリと開いた傷跡の感触が手に伝わってきた。
「君が、やったのか……?」
リヴルが背後に顔を向けると、眼前に切っ先を向けられる。その問い掛けに宗士郎は何も答えず、切っ先を変わらず突き付けていた。
刃には、ほんの少しの血が付着している。
「…………」
それ即ち、それが宗士郎の返答だった。
「……くも……よくもっ……」
リヴルは格下と認識した宗士郎に傷付けられた事実に、頭に血が上り始めた。自身の傲慢さが傷付けられたような気がしたリヴルは拳を強く握り締め、
「よくもよくもよくもよくもよくもよくもォオオオ!!? このボクの顔に傷を付けてくれたな!! 下等種族風情がァアアアア!!!」
壊れたように絶叫した。
怒りに身を任せたリヴルの拳が宗士郎の顔面を激突する瞬間――
「リヴル、我が口にした言葉を忘れたか」
「――ッ!!? カ、カイザル様っ……」
その腕を何もない場所から急に現れた紅髪の男――カイザルが掴み止めていた。
「カイザル、ですって……!」
「親玉登場って訳かっ」
驚いた響や楓達が鋭い敵意を向けるも、カイザルは無視して話を続ける。
「命令違反で本来ならば、存在ごと無に帰すところだが……」
「カッ、イザル……!」
「ギリギリ意識を保っているか。久方ぶりだな、鳴神 宗士郎」
宿敵であるカイザルが現れた事により、宗士郎が獣のように敵意を剝き出しにして、カイザルを睨み付けた。
「まだまだ我には遠く及ばぬが……良い兆候だ。リヴル、今回は不問に付してやろう」
「っ……ありがとう、ございます…………」
掴んだリヴルの腕を引き戻し、下がらせる。カイザルは宗士郎を見るなり頬を緩ませ、宗士郎の額に人差し指を差し向けた。
「さて、汝に関してだが……その様子だと、牧原 静流よりも酷い状態だな。まだその力の本当の意味や、制御方法を知らぬと見える。よって――」
「――――……ッ」
カイザルの細い人差し指が宗士郎の額を突く。
その刹那、宗士郎が纏っていた黒銀のオーラは瞬く間に消え失せ、宗士郎はそのまま意識を失い、その場に倒れ込んだ。
「今は眠るといい。我と次に会う頃には精々、潜在能力を引き出す努力をしているが良い」
「し、士郎に何をしたの……!」
楓がカイザルの威圧感に怯みながらも毅然と尋ねた。
「なに、眠らせただけだ。ついでに反天も収めてやった。あの竜人族の娘をそちらに引き渡す代わりと思えば良い。あの娘は既にお払い箱だ」
「竜人族……? あの子が…………」
「では暫しの別れだ。早々に魔物の対処に当たると良い――」
そう言い残し、カイザルとリヴルはその場から消えた。
何故、宗士郎を助けるような真似をしたのか。何故、今すぐ自分達に手を下さなかったのか。楓は理解に苦しんだ。
「た、助かったの……?」
「そんな事よりも今はお兄ちゃんだよっ!」
「いや! それもそうだけど、あの女の子をどうするかを決めないと!!」
「…………ひとまず、魔物を蹴散らしてガラント陛下の元へ戻るわよ。急いで私達の治療をしないといけないわ」
眼前に現れた脅威は嵐のように消え失せ、楓達は生きた心地がしないまま、外壁の内側へと足を向けるのだった。
宗士郎の身に起きた反天現象。しかし、それは普通のものとは違っていて、さながら牧原 静流や佐々木 元春のようなオーラを身に纏っていた。果たして、宗士郎の潜在能力とは一体…………。
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