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第十四話 決闘の始まり

大変、長らくお待たせしました! クオリアン・チルドレンを引き続きお楽しみください!

 




「俺は鳴神 宗士郎だ。仲間達と共に世界を越えて来た日本国の大使、で良いのか? カイザルを倒す為に、異界(イミタティオ)に仲間を探しに来た。合流が遅れたのは、訳あってアトラ山脈を越えて来たからだ。よろしく」

「ほう、だから服が少しボロボロなのか。まさか、あそこを越えてくるとはな……オレは国王のティグレ・ガラントだ。こちらこそよろしく頼む」


 再開を無事果たした後。


 茉心の転移にて、王宮へと入った宗士郎は国王であるティグレに遅い夕飯に誘われていた。無論、柚子葉達も同席している。ただ、食事という(てい)を装っているものの、彼本来の目的とは違うように見受けられる。


「ところで……俺はこのまま席について良かったのか? 数日間とはいえ、湯浴みもしてないぞ」

「腹減ってるだろ、先に喰え。まぁ、風呂の前に少し話を聞きたいが、喰いながらでいい」

「なら遠慮なく。頂きます」


 許可が貰えたところで、腹が減っていた宗士郎は、十人は楽々席につける長テーブルの上に用意された豪勢な食事に手を付け始めた。次いで、柚子葉達も遠慮せずに『異界(イミタティオ)』の料理を口に運んでいく。


「で、一応報告は受けているが……魔物を狩ったのは、お前一人で良いんだな?」

「中に入れなかったからな、成り行きだ。この国が魔物に襲撃されるのは、よくあることなのか? 結構、慌ててたみたいだが」

「日常茶飯事だ。ここ一週間は毎日違った時刻に襲撃があった。今回のは、何故かいつもの魔物より強かったようだがな」

「そうか……(定期的に、その上普段よりも強かった、か。何かありそうだな)」


 食事を取りつつ、合間合間に話を振られては答える。


 大人と接する機会が多かったからなのか、単にティグレ・ガラントが気さくだったからなのか。話相手が初対面かつ一国の王様にも関わらず、宗士郎は楓と同じく物怖じせず、食事を楽しみながら会話をしていた。


 その様子にユズリ達重鎮やみなもが驚きを示す。


「なんで鳴神君は平気そうなの……? ちょっと胃が痛い…………」

「まあ士郎だし、総理とも普通に話してたし」

「普段から門下生の大人達と話してるし」

「誰に対しても結構容赦ないし」

「鳴神様ですし」

「吾輩にも喧嘩売りおるし」

「そうだね……鍛錬とか敵に対しても容赦ないもんね」


 宗士郎を知るみなも以外の人間が宗士郎を全肯定。


 みなもが遠い目をしている中、話し合いはどんどん進む。


「報告やお前の自信を見る限り、強さは期待できそうだ。無論、他の者もな」

「何の話だ?」

「お主がいない間に同盟の話は進んでおったのじゃよ。問題とやらが片付き、後は実力を見るだけじゃとな」


 突然、振られた話題に宗士郎が食事の手を止める。すると、ゆっくり茶を飲んでいた茉心が疑問に答えた。しかし、そこで更なる疑問が浮上する。


「そっか、上手くやってくれたみたいで良かった……それで、問題ってのは?」

「行方不明になっていた娘やその友達がつい先程、戻ってきたというだけの話だ。気にするな」

「娘? それってもしかして…………」


 苦笑いを浮かべるティグレの話に、どこか心当たりのあった宗士郎が聞こうと瞬間。


 バン!!


 この部屋の大きなドアが勢い開き、外から七人の子供達が雪崩れ込んできた。元気よく走る子供達は揃って宗士郎の元に駆け付ける。


「あーっ!! やっぱり兄ちゃんだー!!」

「なんでソウシローがここに……!?」

「それはこっちの台詞だ」


 なんと駆け付けて来たのは、門前で別れて親元へと帰った筈のレオーネやリィニ―達だった。門衛との会話で、宗士郎は彼女達がなんとなく良いところの子供という事は勘付いていたが、それでも偶然というものは恐ろしい。


「(たまたま助けた女の子達が、ガラント陛下達の子供だったなんてな……)」


 偶然助けた女の子達が、王国で行方不明の子供達かつ王様や重鎮達の娘だとは予想できまい。


 なんとまあ……世間は狭すぎる。


「オイオイ、これはどういう状況だ? もしや、娘達の知り合いなのか?」

「知り合いというか…………」


 宗士郎はレオーネ達の方を見る。


「言わないでほしい」と眼が訴えかけていた。本当の事を言えば、ただでは済まないという事を理解しているようだ。


「道中で魔物に襲われているところを助けた感じだな。見ていて危なそうだから、王国まで連れて来た」

「兄ちゃん!」


 なので、宗士郎はしれっと嘘を吐く事にした。間違った事は言ってないので、セーフだろう。


「ま、そういう事にしておこう。レオーネを、娘達を助けてくれた事――感謝する、鳴神 宗士郎殿」

「シズリの父、ユズリです。私からも重ねて礼を言わせて下さい」


 席を立ったティグレのみならず、その場に居たユズリを含む重鎮達が深々と頭を下げた。


「いやいや! 頭を下げてもらう程の事じゃない。大切な家族が何処かに行ってしまうのは……やっぱり不安だし、何より悲しいって知ってるから」

「お兄ちゃん…………」


 思わず伏見がちになる宗士郎。


 自らの驕りが原因で母親を亡くし、自らの力が及ばず妹である柚子葉の友達を亡くしてしまった後悔から、その言葉は生まれていた。


「だから、頭を上げてくれ。そうだ! これって、この国で買い取ってもらえるか」


 宗士郎が道具袋から何かを取り出し、ティグレの眼前に差し出す事で自分が作り出したシリアスをぶち壊しにかかった。


 手の平の大きさに見合わず、取り出した何かはティグレや他の者達の興味を大いに引く事となる。


「これは……! なんという大きさの魔石だっ……純度も最高だ」

「ですね……魔物から得られる魔石は肉体繊維と吸着している為、剝ぎ取りもかなりの腕が必要な筈なのに…………無傷な上に透き通るほどとは。よろしいのですか?」

「最初から交渉に使えるかと思って集めたものだ。この中に魔物の素材とかも詰めてる、遠慮なく受け取ってくれると助かる」


 魔石を受け取ったティグレに、巾着袋ごと手渡す。


 ティグレとユズリの反応から察するに、最高品質である事は間違いない。しかし、何もただでとは言っていない。


「代わりに、グランディア王国が占める鉱山の採掘権をこちらの国に貰えないか? 足りないなら、故郷で貯めている魔石も出そう」

「ほう……理由は?」

「ミジン結晶、俺の国じゃ『感覚結晶(クオリアクリスタル)』って呼ばれてる代物が欲しい」

「……なるほどな。中々頭が切れるじゃねえか……知ってたのか?」

「いや、レオーネ達に教えられただけだ」


 宗士郎が出した条件にティグレが不敵に笑みを浮かべる。


 グランディア王国では価値のない『感覚結晶(クオリアクリスタル)』。日本では価値のない『魔石』。どちらも両国にとっては要らないものだが、それらをトレードすればどうだ?


 両国にとって、利用価値のある鉱石を手に入れる事ができる。同盟の件は実力を見せれば問題ないので、既に済んだようなもの。だからといって、利益を生む事のできるカードを切らないのはおかしい。


 だからこそ、宗士郎は今その話を持ち掛けたのだ。


「なんか難しい話してるねー、レオーネちゃん」

「そだねー。ねぇ父ちゃん、話まだ終わんないの? もう夜遅いし、話はまた明日にしようよ」


 いつの間にか仲良くなっていたみなもとレオーネが、つまらなさそうにしていた。レオーネが父親の服の袖を引っ張る。


「む……そうだな。鳴神殿、その件は承諾しておこう。娘達を連れ帰ってきてくれた恩人だからな。それくらいの便宜は図らせてくれ。構わないだろう? ユズリ」

「ええ。まあ、今すぐとはいかないでしょうけど」

「よし。鳴神殿も疲れているようだし、今日の話はお終いだ。長話で済まなかったな」


 長かった話し合いを切り上げたティグレが席を立つ。皆が食べ終えているのを見計らって、宗士郎も立ち上がり、ティグレと向き合った。


「料理も美味かったし、別に長話でもなかったから気にしないでくれ」

「そう言ってくれると助かる。今日のところは、風呂に入ってゆっくりと休むといい。後でメイドに案内させよう」

「助かる」

「それと実力を見極める話だが、二日後に決行だ。鳴神殿や他の者も長旅で疲れているだろう。明日(あす)は王都で観光でもして、羽を伸ばすといい」

「観光か……別に俺は明日でも構わないが」


 念の為に宗士郎は皆の顔を見る。


 本音を言えば、すぐにでも実力を見せたい。すぐに同盟を結んで、牙狼族のシノや他の強者達の元へ出向いて同盟の輪を広げていきたい。


 しかし、他の面々も顔を見れば、疲労しているのは明らかだった。慣れない旅に精神的にも疲弊している。ならば、少しはリフレッシュした後の方が断然良いに決まっている。


「観光に来た訳じゃないし、私も明日でも構わないわ」

「お兄ちゃんの疲れが心配だけど、常に全力の状態で臨めるなんて有り得ないし……私も明日に一票かな」

「俺も。みなもちゃんは?」

「う~ん、正直に言うと観光したい……したいけど、先に同盟を結ぶ方が大事だもんね。私も明日で良いよ」

「ってことなんだが……明日でも構わないか?」

「うむ…………」


 各々乗り気(みなもを除いて)なようで、宗士郎はティグレの方を見やった。


 予定を確認しているのか、ユズリ等重鎮達と顔を寄せ合い、結論は一分と掛からずに出た。


「こちらとしても、早ければ早いほど良いですね」

「という訳だ。明日、昼餉(ひるげ)を終えた後に城内の大教練場で行うとしよう。それで構わないか?」

「ああ。明日が楽しみだ」


 互いの実力を確かめ合える機会に心が躍り、宗士郎が笑みを浮かべる。


「では鳴神殿は風呂に入ってくると良い。神天狐、それにその娘も。今日のところはお前達も風呂に入れ。今だけは鳴神殿に免じて、過去の遺恨は水に流す」

「棘があるのぅ……まあ別に気にしないのじゃが」

「ありがとうございます。ガラント陛下」

「…………?」


 ティグレのキツイ物言いに、茉心と和心が笑顔で対応した。和心の表情には少々ぎこちなさが目立っている。


 二人の表情を見て、狐人族と王国が抱える複雑な事情を知らない宗士郎は少し疑問を覚えた。が、心身の疲労に思考を妨害されてしまい、意識が風呂に向いてしまう。


 明日辺りにでも聞けばいいだろう、と区切りを付けた宗士郎はその後、メイドの案内に従って浴場へと辿り着き、長旅の疲れを湯で洗い流した。


 身も心も温もり、柚子葉達が居る部屋に案内された宗士郎は泥のように眠りについたのだった。





 ――翌日。


 朝に目が覚めた宗士郎達は兎耳メイドが運んできた料理を平らげた後、各自パフォーマンス調整へと入った。といっても、普段からやっている事をグランディア王国でも行うというだけで、軽い柔軟や異能力の調子を確かめておく。


 早々に調整を終えた宗士郎は柚子葉達に今までの経緯を簡潔に説明するも、笑い話として流されてしまった。魔人族に助けられた事は流石に伏せたが、スカイダイビングの下りは爆笑必至だった。


 そんなこんなで時間も過ぎ去り、昼食も食べ終えた宗士郎達は兎耳メイドに案内されるがままに、ティグレが口にしていた『大教練場』へと連れてこられた。


「おお! 鳴神殿! 昨晩はよく眠れたか?」

「おかげさまでな」


 小学校や中学校の体育館ほどの広さで分布する砂地の真ん中で立っていたティグレが、宗士郎達に気付きやって来る。


「その顔を見るに、存分に実力を発揮してくれそうだな」

「同盟国になれるように全力を尽くす。それで俺達は誰と戦えばいい?」

「それは勿論…………俺達とだ!」

「そうか…………なら、思う存分……は?」


 そう言って、ティグレの周りに四人の重鎮達が集結した。宗士郎は頷きかけて、目を丸くした。


「ちょっと待て……ガラント陛下、貴方は王様だよな?」

「何を当たり前のことを聞いている」


 当然だとばかりに腕を組むティグレを見た宗士郎の視線が、グランディア王国唯一の良心っぽいユズリに向けられる。


「鳴神殿の懸念は至極当然かと。王が前線で戦うなど言語道断、ましてや進んで戦いに臨むなど馬鹿野郎のする事だ――そうおっしゃりたいのですね」

「いやそこまで言ってないです」


 馬鹿とまでは思ってないが、ユズリが口にした事は宗士郎の心を代弁したものだった。意外にもユズリが王たるティグレに対して毒舌だったのは驚きだ。


「俺が言いたいのは、戦う相手が王子や王女、もしくはグランディア王国でも群を抜いて強い兵士じゃないのか、という事です」

「この国は多種族国家だ。虎人族である俺を含めた七つ居る種族の(おさ)で統治されているが、いつ長が弱いなどと言った? 長が強いのは当たり前だろう」


 何を当然な事をと、ティグレが不思議そうな目で宗士郎を見る。このまま話していても埒が明かない。


「はぁ……なら言い方を変える。王である貴方やユズリさん達はこの国の根幹をなす存在だ。そんな貴方達が子供相手に負けてしまってもいいのか?」

「…………言ってくれるじゃねえか」


 大人としての彼等の誇りを煽るような物言いをすると、ティグレを含めた五人の闘気と静かな怒りが辺りに漂い始める。


「はなっから負けるつもりはないと……そう言いたいのか」

「負けるつもりで胸を借りるつもりは毛頭ないが?」

「はは! 気に入ったぞ、鳴神殿。いや……鳴神 宗士郎ッ」


 僅かに怒りを滲ませながら、ティグレがその鋭い眼で宗士郎を睨み付ける。


 彼等がこの国で一番強いと言い張るのならば、宗士郎としてはむしろ望むところであった。それに、負けるつもりがない、と暗に仄めかしたのには、これからの自分達を鼓舞する意味でもある。


 カイザル・ディザストルや残りの魔傑将との戦いは熾烈を極めるだろう。そう遠くない内に訪れる戦火の前から腰の引けた心構えをしていれば、カイザル等と戦うよりも前に、いずれ誰かに敗北を喫する。


 そのような事態を避ける意味で、常に常勝不敗の気持ちであらゆる戦いに臨み勝つ。王国陣との戦いも実力を見せるだけとはいえ、負けられないのだ。


「勝負の方法は?」

「一対一の決闘を五回、対戦相手は自分達の中から一人選出する。気絶するか、降参を口にした時点で負けだ。また、危険と判断した場合は……神天狐、お前が止めてくれ」

「扱い雑じゃの。ま、了解じゃ」

「五回? 兎人族と狸人族の人がいないぞ? 参加しないのか」


 ティグレの周りにいる異種族の重鎮達を見回して口にした言葉に、柚子葉達も揃って頷く。


「二人は、というよりも種族自体が戦闘に特化していなくてな。不参加だ。かといって人数を増やせば、そっちがあと戦えるのは、狐人族二人になるだろう。公平じゃあなくなる」

「確かに。神天狐にその娘となれば、フェアじゃないよな」


 二人の言葉の意味するところが、少しばかり違う事に両者は気付かない。


「それに確かめるのは、お前達日本国の戦士の実力だ。同盟を組むに値するのか、それを知りたい」

「そりゃそうだ」


 そう言ったところで、宗士郎がある事に気付く。


 大教練場に存在する二つの出入口で、城の警備兵やメイド達が宗士郎達――特に狐人族である茉心と和心の二人に向けられている。その視線はどこか、嫌悪や刺々しさが孕んでいる。


「そういえば、昨日も気になったんだが…………なんでこの国の連中は、茉心や和心を目の敵にしてるんだ?」

「それはかくかくしかじかでの~」


 そんな視線は柳に風とばかりに平然としている茉心が、宗士郎に近寄って訳を説明する。


「成程な……言いたい事は山ほどあるけど、今どうこうできる話じゃないな」

「鳴神君の気持ち……痛いほどわかるよっ」


 宗士郎が漏らした言葉にみなもが同調する。


 種族間の仲の悪さを解消できる程の時間も力も持ち合わせていない。それに、(いわ)れのない扱いを当の茉心達がなんとかしていないのなら、今は彼女達の為に動くべきではない。


「話は終わったようだな。さて、始めようか。オレ達から最初に出るのは……」

「ワタシが出よう」


 そう言って前に出たのは、長身の猫人族。腰に細剣(レイピア)を携え、英国紳士を体現したような服装と雰囲気を纏った男だ。


「ワタシは王国騎士団長のオスカー・オルチナス。さぁ、ワタシの相手は誰が務めてくれるのかな?」

「士郎、一番手行ってもいいかしら?」


 対して、宗士郎側から歩み出たのは楓だ。


「よし、楓さんに任せる。頑張れ」

「ふふ、頑張る」


 楓に心配など抱く筈がない。宗士郎は笑顔でオスカーの前へと送り出す。


「貴殿がワタシの相手をする少女か。名は」

「私は二条院 楓。オスカー・オルチナス殿、お相手願うわ」

「うん、良き戦いにしよう」


 二人が握手を交わす。


 すると、出入口付近で観戦していた大勢の野次馬がどよめき歓声を上げた。騎士団長と異世界の少女の決闘は格好の見世物なのだろう。無論、応援の声はオスカーに偏っているが。


「楓さん! 頑張ってー!」

「いつものチート技を見せてやれー!」

「よっ! 時の魔術師ー!」


 だが、楓に送られる声援も負けてはいない。みなもが楓の能力を少しネタバレしているが、楓が気にする様子もなく、むしろ手を振って笑顔で応えている。


「万一、怪我をしても王国お抱えの治療師達が治してくれる。存分に貴殿の力を振るうといい」

「必要ないわ」

「……その油断が命取りにならないと良いですな。武器も持たずに勝てるとでも思っているのなら、それは大間違いというものですから」


 楓の返しに、少々ムッとしたオスカーがすかさず皮肉で返すが、楓は無言を貫き通す。


「――では、これよりオスカー・オルチナスと二条院 楓の決闘を始める!」


 王であるティグレの声で、決闘が始まった。





王国陣と宗士郎達の決闘が今始まる!!



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次回から普通の投稿周期、『三日置き』に戻ります! 次回の投稿は23日となりますのでよろしくお願いしまーす!!

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