第十一話 傲慢を司る魔傑将
「よっと!」
謎の女に蹴り飛ばされた女王蟻が壁に激突。
突然の出来事に宗士郎達が呆気にとられる中、異種族らしい銀髪の女が軽快に地面に着地した。
犬のような耳と尻尾がピコピコと動き、現状に満足した彼女が後ろを振り向く。右側頭部にまとめた髪が尻尾と同じように揺れる。
「無事か、お前ら?」
「無事も何も……もうすぐ決着ってところだったんだが」
「あちゃ~、それは悪いことをしたなー。あのデカブツがどうみても〝敵〟で、お前からは良い奴特有の匂いがしたから、つい」
まだ驚きが抜けていない宗士郎の言葉に、銀髪の女は頭をかいた。
どうやら、女王蟻と戦っている宗士郎達を見て、自分の心に突き動かされるまま横槍を入れてしまったようだ。
「……言ってる事はよくわからんが、俺に敵対する気はないんだな?」
「まあな。仲間を大切にする奴には悪い奴はいねーってのが、あたしの自論でさ? 種族間の仲の良し悪し関係なく助けに入った。要はあたしは、お前達の敵じゃねーってことだよ」
「その考えには同感だ。案外似た者同士かもな、俺達」
少々ぶっきらぼうなところが、会話の端々に見え隠れしているが、その反面悪い奴ではない事がよくわかる。
「ん?」
未だ名すら知らない銀髪の女に対する少しばかりの警戒を解いた宗士郎は、何かが足にぶつかった感触に後ろを見た。
「フーッ! フーッ!!」
「……レオーネ? なんで敵意剥き出しなんだ? それにラビィ達まで」
足にぶつかったのは、銀髪の女に威嚇するレオーネだった。女王蟻の魔の手から助かったラビィやカネデ、シズリ、そしてツムギ、フゥーカ、リィニーまでもが、威嚇しないにしても警戒しているようだった。
戸惑う宗士郎を他所に、一人得心がいっている様子の彼女は嘆息して口を開く。
「まあ、この反応は仕方ねーな。うちの奴等はその気質からか、他の種族に毛嫌いされてるし」
「気質?」
「血気盛んなんだ。基本的に誇りは高いし、戦闘意欲も人一倍、狩りも大好き。その上昔、他種族にちょっかい掛けてたようだしな」
「そりゃ毛嫌いされても仕方ないんじゃないか?」
「あたしもそう思う。その所為で、あたしは村イチの変わり者扱いだ」
牙狼族の事をよく知らない宗士郎が当たり前だとばかりに意見する。銀髪の女はさっきと同じように頭をかいて、
「あたしが上に立つようになってから、他の種族を襲うのは控えろって言ってんだけどなぁ。こればっかりは仕方ねーか。……で、あの魔物はどうする?」
「当然、死あるのみだ。こんな事をしでかす奴だ、とっくに覚悟はできてるだろうよ」
「よし、ならあたしも手伝う。こんな子供を攫う奴はとっちめないと気が済まね――」
宗士郎が刀を、銀髪の女が拳が強く握った瞬間だった。
「「!?」」
その時、この場で最も武力に優れた二人が異変に気付いた。辺りの静寂さや空気が変じたのを敏感に感じ取った宗士郎と銀髪の女の勘の良さがここに示されたが、今はそれどころではない。
「――やれやれ……ボクの傀儡をこんなにも壊してくれちゃってさぁ……いったいどうしてくれるのさ」
子供のような声と共に空気を変えたのは、怒りの波動。レオーネやリィニー達が声の出所に気付かない中、二人が捉えたのは女王蟻よりも後方――地面から離れた高い位置に空いた穴から発せられた気配だった。
まるで隠す気が微塵もないかのような余裕と狂わんばかりの狂気の奔流。
穴の縁に腰かけた緑髪の少年がその場から降り、地面に音もなく着地する。あどけなさが残る美少年といった姿だが、その時点で並大抵の者でない事が窺い知れる。
その次の瞬間、少年が邪悪さを感じさせる紫色の瞳を覗かせ、蛇のような絡みつく視線を宗士郎へと向けた。
「ねえ――鳴神 宗士郎?」
「――ッ! 何者だ!」
少年の視線と宗士郎と視線が交わった時、精神に倦怠感のようなものが芽生えたが、宗士郎が自身の名を呼んだ少年に問い掛けると、少年は感心したように笑った。
「へぇー! これに耐えるのか。流石、あの方が一目置くだけのことはあるね」
「はぐらかすなッ」
「はぐらかすも何も。君自身、もう答えは出ているんじゃないかな」
「――魔人族…………」
「「!?」」
少し心を落ち着かせて、宗士郎がそう口にすると、銀髪の女とレオーネ達に戦慄が走った。
他の魔人族と同様、異国の服と浅黒い肌、それに尖った耳が備わっているが故にそう判断を下した。無論、宗士郎も恐怖を抱いていない訳ではないが、心の内に少しばかりの動揺が芽生えていた。
「そうそう、よく分かってるじゃないか」
「お前は……俺を追ってきたのか?」
「んー? なんの話? ボクにはそんな命令出されてないよ?」
「そうか……」
根がまだ子供なのか、眼前の少年は首を傾げた。
その反応に、宗士郎は少年が『魔人クオンの元にいた三人の追手』ではない事を悟る。そして、疑問――否、確信を持って宗士郎は言葉を紡ぐ。
「なら、さっきの答えに一つ付け加える――お前……魔傑将だろ」
「! へぇ……」
少年の目が大きく見開き、表情が愉悦に歪む。
「勘が鋭いね。もしかして、他の魔傑将に会ったのかな?」
「答える義理はない。だが、まあそうだな。名状しがたき変質者となら出会った、とだけ言っておく」
「ああ、なるほど……アルバラスか。確かに、同じ男なら見たくもないよね。目が腐る」
「果たして、あれを〝男〟と形容して良いものかどうか…………いや、今はそんな事どうでもいい」
「ははっ、そうだね。よーし、看破した褒美だ。ボク自ら名乗ってあげる、光栄に思うが良いよ」
怒りを収めないまま、少年が見下すかのような言動と共に名を名乗り始めた。
「ボクは魔傑将の一人、『傲慢』を司るリヴルだ。咽び泣いて喜びなよ」
「傲慢? 成程、確かにお似合いだ。アルバラスはそんな事、口にはしなかったんだがな」
「君は知らないんだね。まあ、どういう意味かは――今から確かめれば良いんじゃないかな」
魔傑将のリヴルが無防備に背を晒し、女王蟻が横たわっている方へと闊歩し…………。
「ほら、さっさと起きろよ!」
突然、女王蟻の腹部を蹴り上げた。その巨体が軽く三メートルは浮くほどの力で。
『ヴッ!? 申し訳ございません、リヴル様ァ……! あの犬の蹴りが思ったよりも凄まじく』
「――あたしは犬じゃねーッ!!」
銀髪の女の叫びが虚しく響き渡る中、女王蟻の顔の前でしゃがんだリヴルは妖しげな眼で睨み付ける。
「言い訳なんざ求めてねぇよ。ボクの傀儡として、務めを果たすか果たさないのか。はっきりしろよ」
『は、ハヒィィィィ! 奴等を全力で叩きのめしてご覧に入れましょう!!』
「それでいいんだよそれで。じゃあ、そういう事だから…………頑張って抵抗してね?」
「おいおい……! あたしら置いてけぼりだったのに、いきなりこれは……やべえぞ!」
ノックダウンしていた女王蟻が奮起し臨戦態勢へと入った。銀髪の女が想像している通りの展開なのだが、宗士郎が一言。
「気を引き締めろ銀髪、奴の様子がおかしい」
「――シノ」
「は?」
「あたしの名前だ。シノ・ブラッドヴォルグ、シノでいい」
呆ける宗士郎に、彼女――シノが名乗ると同時に拳を向けてくる。
「なら、シノ! 手を貸してくれ!」
宗士郎はその拳に自身の拳を打ち合わせ、刀を構えた。
「ああ! だけど、今回は邪魔しねー。この子達の守りに徹するぜ」
「そいつは助かる」
シノが強く拳を握り締める。ギチギチと握り締められた拳からは謎のオーラが現れるが、宗士郎はそれを無視し女王蟻と相対する。
「鳴神 宗士郎――推して参る!」
叫ぶや否や、闘氣法で身体強化した宗士郎は巨大な女王蟻に向かって一気に直進し、そのまま鋭利な刃を振るった。
だが、次の瞬間。予想だにしない感覚が手に走った。
ガキィィィィン!!!
「な、にッ――!?」
この世界で最高硬度を誇るアダマンタートルをも斬った刀剣召喚の刀と女王蟻の前足が有り得ない事に鎬を削っていた。本来であれば、聞える筈もない金属音に宗士郎が一瞬だけリヴルを見る。
「フフ……」
予想でもしていたのか、リヴルの表情は愉悦に満ちていた。
「チィ!」
『ホラホラァ! リヴル様に渡された力はまだまだこんなものじゃないワヨォォォォ!!』
斬り結べる筈のない足と刃。硬さだけでなく、膂力に加えて速度も上昇している。
何度交錯しただろう……何度弾き返されただろう。宗士郎の連撃が尽く防がれる様を見たレオーネ達の表情が曇る。
「ぐッ――!?」
そして、遂に刀がへし折れた。
何度も打ち合った末に破損した刀が光となって霧散する中、宗士郎が苦悶の表情を浮かべた。武器を失い、隙が出来てしまったところに足薙ぎが見舞われる。
『クフフフフ! 我の足如きに苦戦するなんて……足ばかり気にして良いのかしらァ!!』
「ッ!? 酸か!」
足に弾き飛ばされた瞬間、再び酸が飛んできた。避けなければ、骨すら残らないであろう酸を避けた宗士郎に、女王蟻の声に愉しみの色が混じる。
『そう……避けるしかないわよねェ? でも、避けちゃって本当に良かったのかしらァ?』
「くっ……シノ! 頼む!!」
「まかせとけ!」
絶対に避ける必要があったが、最初から後ろにいるシノ達狙いだという事に遅れて気付いた宗士郎は女王蟻を押し留める。
「はぁあああああ……!!」
飛来する酸に対して、シノが取った行動は――拳に何かを溜める動き。呼応するように、握り締められた拳からは真紅のオーラが激しく渦巻き始め、
「ッ、獣王烈火拳ッ――!!」
ゴゥッ!!
シノの捻りを加えた右ストレートが酸と激突――するよりも前に、拳に溜め込まれた真紅のオーラが前方に弾けた。拳より一メートルにも満たない爆炎が酸を一瞬の内に気化させる。
「あれは魔法、なのか? 中々やる……!」
「へぇーあの犬も中々……」
「犬じゃねーつってんだろ!? おい、助けはいるかー!」
「いや、大丈夫だ!」
シノの技に宗士郎とリヴルが目を見張る中、状況を鑑みて心配になったのか、シノが宗士郎に視線を送る。だが宗士郎は否として断った。
「(リヴル……奴の言葉の意味は分からないが、体感的には少し強くなっただけだ。今度はより強く! より鋭く!)」
女王蟻を正面に見据えた宗士郎が新たに一振りの刀を右手に顕現させる。されど、創生の過程には切れ味がより鋭くなるよう、イメージ力と意思の力を詰め込んでいる。
よって、その一振りは普段の刃よりも一段階上の領域に至る。
「っ! 良いねぇ……その顔! ゾクゾクするよ鳴神 宗士郎!」
「女王蟻、これを止められるか?」
『やってご覧なさァァイ!! リヴル様の命令通り、叩き潰してやるワァ!!』
リヴルの前で最高の士気を誇る女王蟻が地を蹴り突進する。迫りくる巨体を前に宗士郎はアダマンタートルを斬り裂いた時と同様、居合の構えを取り…………。
「存分に味わえ――居合・概閃斬ッ!!」
裂帛の気合と共に抜き放たれる不可視の斬撃。
切り上げ気味に放たれた斬撃は空を裂き、凄まじいスピードで女王蟻に接近し、
『アヒャヒャヒャ! ――ひゃぁ?』
女王蟻が素っ頓狂な声を上げた。
『世界が割れ、ル……?』
正面に宗士郎の姿はない。
代わりに、視界が上下にズレ始めていた。平衡感覚を失った女王蟻はバランスを崩し、その巨体が前のめりに倒れ込んだ。
しかし、『概閃斬』は女王蟻を斬るだけに止まらず――、
「おっと! ついでにボクも斬る気だったの? 危ないなぁ」
その背後にいたリヴルの元にまで及んでいた。だが、リヴルは見えない斬撃を見切った上に、左手一つで難なく受け止められてしまった。
「……流石にそこまで甘くないか。今のを受け止めるとは、流石は魔傑将ってとこか」
「ちょっとしたコツがあってね。言葉の意味、理解できた?」
「いいや、見当もつかないな」
切れ味の上げた刃。居合による溜めからの『概閃斬』。二つの要素により高められた一撃を平然と受け止められた事は顔にこそ出さないが、流石の宗士郎もショックだった。
「あ~あ、またボクの傀儡が壊れちゃった。また補充しないと」
「ッ!?」
しかし、それ以上に恐怖したのはリヴルの顔だ。
闊歩し女王蟻の前に立ったリヴルの表情は冷ややかでいて、大して気にも留めないような童心の塊のよう。無邪気な子供が路傍の蟻を間違えて踏み潰してしまった時にする――ある意味、純真故の狂気。
――現れた当初の怒りは何だったのだろうか?
――仮にも配下だった者達に対する怒りではないのか?
そんな思考など気にならない程の恐さが、其処にはあった。
「おい! しっかりしろって」
「あ、ああ。すまない、大丈夫だ」
宗士郎が未知の恐怖に囚われる中、その支配を打ち切ったのはシノの力ある言葉だった。
言葉と同時に叩かれた肩から次第に熱が戻るかのように錯覚する。ほんの一瞬の事だが、それほどにリヴルの底が知れない。
力強い視線を受けた宗士郎が頭を振ると、シノがリヴルに喰い殺すような狂暴な視線を向けた。
「リヴルとか言ったな? お前の目的はなんだ? ここで何をしてたんだ」
「そんなに怖い顔しないでよ。まあ、アトラ山脈地下のダンジョンは人気がないし、魔物もそこそこ強いしね~……そんな所で、魔人族であるボクが何をしていたかやっぱり気になるんだ?」
「当たり前だっての。ここからそう離れてねーとこに、うちの村があるからな。何かする気なら、あたしは全力でお前を止める」
シノがギチギチと拳を握り締める。リヴルはシノの言い分を聞き届けると不敵に嗤い、宗士郎に視線を移して話を続ける。
「ボクは何でも手に入れたいんだ。身体を弄り、心を凌辱して支配する。カイザル様を除いた全てを屈服させるのが理想さぁ。そう、あの竜人族のようにね……」
「竜人族? 何の話だ……?」
「そこは気にしないでよ。教えたところで、ボクに何の利益もないんだからさぁ? あっはは!」
この世界の住人である茉心と和心から『竜人族』という種族がいるのは聞いていた。だが、今引き合いに出す意味が分からない。奴の思考が読めない。今の宗士郎には聞き返すだけで精一杯だった。
「ふざけるな。たたっ斬られたいのか?」
「ふざけてないさ。ただ、そうだね……今やりあうのも悪くないけど、それじゃ些か楽しみに欠けると思わない?」
「お前が思っていることなんぞ……知ったことか」
少しずつ気力を持ち直した宗士郎が殺気を込めた視線と共に刀の切っ先をリヴルへと突き付ける。
「フフ……!? カイザル様から聞いていた通り。やはり君は面白いな……思わず、支配したくなっちゃうじゃないか」
リヴルが当てられた殺気に体を震えさせ、艶かしく舌舐めずりする。
「気色悪いこと言ってないで、とっととかかって来いよ」
「そうだぜ」
「いや、残念だけど今はその時じゃないんだ。君達との出会いはボクとしても想定外だったんだ。本当に凄く残念だけど、今は見逃してあげるよ。なに、君がカイザル様の野望を阻止しようとするなら、また必ず巡り合えるさ――ボクが手掛ける最高の舞台でね」
宗士郎とシノの両者に睨まれる中、リヴルが跳躍して上部の穴に滑り込む。
「だからその時は…………存分に屈服させ合おう」
そう言い残し、リヴルは宗士郎達の前から姿を消した。
「死んでも御免だ、糞野郎」
「全くだな。ひとまず、この子達が無事で良かった」
リヴルの気色悪い捨て台詞に返事が返って来ない事を分かっていながら、宗士郎はそう吐き捨てた。すかさず、シノがそれに同意してレオーネ達を覗き見る。
「「…………」」
「ん? どうしたちびっ子たち?」
「――すっごぉおおおい!!」
「おわぁ!?」
黙り込んでいた七人の中で、レオーネが真っ先に反応を示した。その瞳は星のように燦燦と輝いている。
「やっぱりその剣凄いや!」
「いやいや、このお姉さんの方が凄かったでしょ!?」
「いやいやいやいや! ここはどっちも凄い! という事ではどうです!?」
「「「異議なし(だぽん)」」」
リィニー、フゥーカ、ツムギの意見にラビィ、カナデ、シズリが同意を示す。黙りこくっていたのは恐怖からではなく、黒き侍と銀狼の活躍に興奮していたからだった。
いや、確かに恐怖してはいたのだろう。ただ、興奮が勝っただけの話。
最初こそ警戒していたレオーネ達だが、今や種族間の仲の悪さなどお構いなしに、「さっきの技見せて!」とシオに迫るほどだ。
「(子供の反応はこうでなくちゃな……)」
宗士郎はその光景を眺めて頬を緩めた。
そう思う反面、脳裏を過ぎったのはリヴルの顔。
正直、恐ろしい。自分にもそういう所があると自覚している宗士郎だからこそ、リヴルの狂気に満ちた表情は恐怖の対象である。
続けて考えるのは、リヴルの言っていた『傲慢』の意味するもの。
「(あの意味はいったい……? アルバラスも何かを司っていたという事はつまり、それに関連する何か。奴はなんとなく力の予想ができたが、リヴルに関しては全くもって判らない…………いや、今考えるのは止そう。憶測で足をすくわれかねない)」
今後、対峙するとしてもリヴルが持つ力のタネが分からないのは痛手だ。
だとしても、今考えるには判断材料が不足し過ぎている。余計な方向に考える前に、宗士郎は考えるのをやめた。
牙狼族のシノ・ブラッドヴォルグ、魔傑将のリヴルと続けざまに出会った宗士郎。リヴルが口にした『傲慢を司る』という真意は? そして、わざわざ宗士郎を見て、「あの竜人族のように」と言った言葉の意味するものとは何か? 全ては再び相まみえた時に分かるかもしれない。
「面白い!」「続きが気になる!」と思って頂けたなら、ブックマークや【☆☆☆☆☆】の評価欄から応援して頂けると励みになります!! 感想・誤字・脱字などがございましたら、ページ下部からお願いします!
新キャラが続々と出ていますが、この出会いは物語上、関係ある子達ばかりです! キャラがごっちゃになっているかもしれませんが、付いて来て下さると嬉しいです!