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(78)付け足し作業

 長い作業を終えた川萩(かわはぎ)は一心地つこうと庭に置かれたテーブル椅子に座りコーヒーを(すす)った。昨日、スーパーで買おうとした焙煎豆入りのブルマン[ブルーマウンテン]が陳列棚に無かったため、仕方なく買ったブレンド豆の粉で()れたコーヒーだ。一口、二口と啜っていると、最近はどうも買おうとする品が不如意だ、二月か…如月(きさらぎ)も大したことがないぞ…という雑念が川萩の心に芽生えた。買おうとしている物がない・・これ即ち、川萩に言わせれば不如意なのである。如来さんも(いそが)しいのか…いやいや、どうも世の中の景気がよくないのかも知れん…と、川萩は雑念を益々、増幅させていった。そして、飲み終えたコーヒー茶碗を持ち、庭からキッチンへ上がろうと足踏み石に片足を乗せたとき、川萩の目に作業の不備な部分が目に映った。川萩はこのままではキッチンへ上がれんぞ…と思ったのか、ふたたびコーヒー茶碗を庭のテーブルに置くと、付け足し作業を始めた。その後、十数分が経過し、やり終えた川萩は、今度こそ終わりだ…と意気込みながら、そのまま庭からキッチンへと上がってしまった。庭のテーブルの上には、飲み終えたコーヒー茶碗が寂しく横たわっていた。

 付け足し作業をするのは結構ですが、やり終えたあとの諸々の物は、きちんとあと片づけをしましょう。^^


                  完

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