(6)狐の嫁入り
(2)で書いた数日前のサッカー内容の短編が、まさか現実になろうとは思ってもいませんでした。好結果の予選突破に感激しつつ、馬鹿のように、ぅぅぅ…と思うお馬鹿なのです。それにしても、よかった、よかった…。^^ 私は神様でも仏様でもないから先々のことは分かりませんから、以降の決勝トーナメントの結果に関しては、例によって、君の応援するチームが勝とうと負けようと一切、関知しないからそのつもりで…。なお、この短編も自動的には消滅しません。
昼過ぎになり、晴れて日射しがあるにもかかわらず小雨がパラつきだした空を見上げ、富高は雑念を湧かせていた。
『狐の嫁入りは、お目出度いんだろうか…』
そんな富安の心の雑念を知ってか知らずか、空は一時的に小雨がパラついただけで、すぐに晴れてきたのである。
『こういう場合の狐の嫁入りは成立するんだろうか…』
一時的にしろ雨がパラついたんだから[成立する]とVARはジャッジするんじゃないか…と、富高は雑念を増幅させた。
その後しばらくして、富高は悩んだ挙句、雑念の結論を出した。
『人間さんは人間さん、狐さんは狐さんか、ははは…』
とまあ、富高さんのような馬鹿げた雑念を考える人もいる訳です。皆さん、大いに雑念を湧かせましょう。^^ それにしても、狐さんの結婚は成立したのでしょうか? 私も大いに気になるところです。^^
完