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(30)すること
日々することを考えず、根島は生きていた。というより、勤めのことで頭が一杯で、毎日が惰性のように流れていたのである。朝 6:00 起床→駅 7:20 発 居ノ電 乗車→8:20 会社ビルへ→17:30 退社→駅 17:50 居ノ電 乗車→駅 18:30→夕 帰宅→朝 6:00 起床 という惰性の日々だった。このサイクルの中で根島に浮かぶ雑念といえば、山積した仕事のアレコレ以外にはなかった。根島は疲れていた。ふと、気づけば根島は定年近くになっていた。ツレアイのことも考えられない流れるような時のサイクルに飲み込まれていたのである。
『しまった!!』
根島はある日、仕事中の会社のデスクで、ふと、することに気づいたのである。
『大失態だっ!!』
そう気づいた根島だったが、時すでに遅かった。
『しまった!!』
明日が退社日だったのである。^^
若い人々にアドバイスするとすれば、根島の人生を参考に、日々することに大いに雑念を湧かせ、一日一日を大切に暮らして下さい・・ということです。^^
完




