表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/100

(15)天気

 天気は人の力でどうにもならない自然現象だ。そうは言っても、次の日に予定があれば、やはり晴れる方がいいに決まっている。

 とある町役場に勤める尾羽もそんな思いを胸に、晴れ渡った青空を(なが)めながら明日の天気を案じていた。今日が晴れだからといって明日も晴れという保証はないのだ。明日は尾羽にとって人生で初めてデートする日だった。

「…」

 晴れてくれ…という当然の雑念は湧いたが、よく考えれば、晴れたからといってデートが上手(うま)くいくとは限らない訳だ。天気と同じか…という結論を出した尾羽は、毛繕(けずくろ)いをしながらピィ~ピィ~! と鳴いた・・ということはなく、スヤスヤと眠りに落ちた。

 次の朝は快晴だった。尾羽はワクワクしながらいつものように朝食を食べ、ふと、考えた。

「俺はいったい、誰とデートするんだ…?」

 尾羽がそう考えるのも当然だった。尾羽は夢の中で女性とデートの約束をしていたのである。その女性は同じ住民福祉課に勤める奇麗な女性だった。

「いい夢だったな…」

 尾羽はテンションを下げることなく出勤の途についた。

 雑念は夢の中だけにしましょう。天気に関係ないのが現実で、雑念を湧かす(スキ)を与えません。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ