表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

攻略はまず胃袋から~料理無双に興味はありますが、異世界の方が充実している気がしますわ~

料理チートは異世界転生の定番ですよね。

異世界のくせになんで地球と同じ食材そんなにあるんだよ!?って思わなくもないけど。



私の夢曰く、異世界転生するある程度の人は料理が出来る。そして、剣と魔法のファンタジー世界で地球と同じ食材、似たような食材で料理を作り、高貴な方々などの胃袋を根こそぎ引っ掴み成功する。

これはもうほとんど異世界転生の様式美みたいなもの。


舞台設定が死ぬ前に攻略していたゲームの世界だったり小説の中だったり、そうじゃ無い世界だとしても何故か食材名などが同じで。

味噌やしょう油、マヨネーズに照り焼き、米、、、。日本食での料理チートで物語を有利に進めていく。


昔の食文化(異世界だけど)になじめない飽食時代の弊害なのか、並々ならぬ食への探求心が強い人種である日本人という性なのか、うん。純粋に田舎のスローライフで喫茶店やりたいコンセプトの物語は少し棚上げいたしましょう。異世界で料理チート前提作品でそれが出来ない展開だとアイデンティティの喪失に等しいですものね。




……何の話でしたかしら?

あぁ、そうそう。異世界お食事事情ですわね。


施設出身、天涯孤独な前世の私。残念なことに料理経験は家庭科の授業で作ったハンバーグや恐る恐る頑張ったサンマの三枚おろし程度でレシピを検索すればもしかしたらきっと何とかならないこともないかもしれない、程度で。文明の利器もない異世界で無双できる見込みはほぼゼロ。


そもそも今世は侯爵令嬢。厨房に立ち入ることなんて、出来るのかしら?


そして、そうです。なんといっても今世は侯爵令嬢。

最高峰の料理人が腕によりをかけて作ってくださる料理は十分すぎる満足のいくものでしかありません。


「本日の朝食はポロのオブレ、ヌーナスープに悪魔焼き、レダオヴでございます」


まぁ、知っている料理名は一つもないのですけれどもね。



食材名は目をつぶって適当に打った文字です。

BLTサンドイッチにコーンスープ、オムレツにヨーグルト、の予定です。今朝僕が食べたもの。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ