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エピローグ

突然ですが、今回が最終回になります。

センターリーグ(セリーグ)のペナントレースが開幕した。今日からパラダイスリーグ(パリーグ)との交流戦24試合を含む全150試合でリーグの覇権と日本一をかけて戦う。昨シーズン7位に終わったロイヤルズは、敵地・横浜ブルースタジアムに乗り込み、昨シーズン3位の横浜ブルースターズとの試合に臨む。




「せぇいっ!」




開幕戦のセレモニーを前に、開幕投手である鈴木はブルペンで最後の投げ込みをしていた。心身ともに充実のエースは、150km/hのストレートを20球ほど投げ込んでいた。




「さて、いよいよ開幕戦です。私たちにとっては今日は元旦と言っていいでしょう」




セレモニー直前、岡本監督はベンチ入り25人に円陣を組ませ、シーズンに臨む心構えを改めて訓示した。




「開幕戦は150分の1ではなく、そのシーズンの命運を決めてしまうと言ってもいいでしょう。過去5年間、開幕戦を勝ったのべ40チームのうち、実に25チームがAクラスに入り、シーズンの日本一を手にしたチームの8割が開幕戦で勝っています。しかし、ロイヤルズは昨年まで開幕戦10連敗中。開幕戦はチームの『一年』を示す上で非常に重要なのです」




一度選手たちを見回してから、改めて口を開いた。




「今はAクラスに入れば日本一を勝ち取れるプレーオフを戦えます。ですから、必ずやこの開幕戦を取りましょう。そして、ロイヤルズの歴史を皆さんで変えましょう。いいですね」




試合前の円陣が終わると、ロイヤルズの開幕スタメンが発表された。




遊 伊藤

二 山田

左 ジョーンズ

中 佐藤

一 ウィルソン

三 武田

右 小林

捕 加藤

投 鈴木




両チームのスターティングメンバーが発表され、大物歌手の国家独唱、両監督への花束贈呈、さらに守備につくブルースターズナインをファンが作る花道で送り出すなど華々しいセレモニーの後に、地元横浜出身の人気女優による始球式。開幕戦らしい演出が一段落し、あとは試合開始を待つだけとなった。






そして午後6時20分、記念すべき京都ロイヤルズの開幕戦が始まったのだ。

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