NTR、何が良いのと聞かれたら
正月に突然このLINE飛んできたんで、五分でこう返しました。
そうですね、まず第一に、逃げられない、目の前にある事実という名の現実。そう、現実感ですかね?
今まで当たり前だった日々がまるで虚構だったかのような、大切なものが基礎から崩れていくという絶望感。
それと同時に込み上げてくる虚無感、今までの思い出をたどる度に込み上げてくる切なさと悲しみ。
更には自分では満足感が得られなかったのかという、自分自身への男としての信頼の喪失ですね。
自分の方が劣っている、生物的に見ても下なのだと、間男に見下されたような生物としての敗北感、アイデンティティの喪失感がありますね。
しかしそれとともに、信頼していたはずのパートナーが快感に酔いしれたかもしれないという思いが重なり、自分に何が足りなかったのか?それをこの目で観てみたいという、いや、渇望、そう。渇望しているという自分勝手な一方通行の愛情。
もしも、自分に対する気持ちだけは残っているかもしれないという浅はかな希望に縋り付く自分の矮小さ、そして、一度ポッカリと空いてしまった心の空虚感を何かで埋める為、必死に否定しつつも興奮してしまうという度し難い変態的な自己。
そう、私にとってのNTRとは、自分の変態性と矮小さを認識することの出来る、そういう所を楽しむコンテンツだと思いますね。