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第二話 新任先生と学園の始まり

説明をかなり詰め込んだ形になってしまいました。

正直長いです。˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚

今回も説明なので苦手な方は飛ばしても大丈夫です。





どうもレオノア・フォン・オルベルドル通称レオです。



今丁度始業式の真最中

壇上に上がっておられるのは若くしてこの学園の学園長のをつとめているレイシア・エル・アストラゼネカ様です。

なんと人の国の第三王女にして聖女と呼ばれ世界の意思を受け止める役割を担っておられました。

今は純粋な学園長としてのみ活動をなさったおいでですが前は聖女との兼ね合いもありいろいろと大変だったそうです。


そうそうこの間は話そびれましたが人間にエルフや獣人がいるように動物や霊にも種類があります。

動物は分類が細かいけど例えば聖獣に魔物、などです。

区別の仕方は諸説ありますが有名な分け方としては聖獣は大地の守護をする動物とされ、魔物はその逆に大地に仇名す動物、他の動物達は大地の一部であることから地獣とも呼ばれています。

あとは霊ですね…霊は区別ではなく実態のないはないもの全般をそう呼びます。

意思であって意識ではない。

代表的なものとしては精霊もしくは聖霊と呼ばれる大地の意思の発露とか大地の管理屋とも言われている霊です。

実際のところは良くわかってないのですが大地に対して役に立つものに加護を与えたり力を与えたりかしたりしてる霊をそう呼びます。

動物と一緒ですね。

ただ動物と違うのは悪霊は魔霊は人間に、と言った感じです。

それに妖精、彼らは魔導動物とも呼ばれていて魔力によって形づくられた霊で何かと共生して生きて行く生き物も霊です。

人から生まれりものもありますし、

幽霊とかが有名かな?

人の強い意思と魔力によって生まれるただの残留思念だけど人間だけにかなり厄介なんですよね…

あと動物や霊から生まれる幽霊は妖とも呼ばれている。

それに妖と幽霊や妖精が混ざると妖怪 と呼ばれるものになる。

妖怪はただ本能のままに行動しますし、その本能がもととなった幽霊などの残留思念からできていて…もう面倒くさい相手ですね。

まぁ滅多にお目にかかれるものじゃないんですけれど。



「次に今年から君たちを教える新しい先生方を紹介します。上がってきてください。」




壇上にいる司会(確か教頭)が大集会場の端に控えていた僕達に上がってくるように催促します。







呼ばれた僕達はゆっくりと壇上へと登ります。

壇上から見ると圧巻ですね。

1学年平均300人それが12学年です。

3600人を超える生徒達がずらりと整列しているのを見る機会なんでそうそうないでしょう。


この学園は5歳から入学でき最大20歳まで学ぶことができるとっていますが。

一応基本として15さいまでの11年間で基本的なことを教えそれ以上は自由学年となり好きに授業を取ることをが可能となるのです。

つまり11+overの全12学年からなっていのてわ12とはいえませんね。

また貴族の子供達は基本過程が終了する15歳になるとこの学園を去り社交界デビューとなります。

この学園の基本過程を通過したというのは貴族の中でもそれなりの付加価値があるのです。



「それではまずオルベルドル先生、自己紹介を」


呼ばれた僕は壇上の中央に立ちそこから生徒達をぐるりと見回した。


「皆さん初めまして、僕はレオノア・フォン・オルベルドルといいます。

今から君たちの新しい先生となります。

僕はここの卒業生であり、ここを卒業してから6年間この世界を旅してました。

それなりに波乱万丈といっていい体験や知識を積んで来たつもりなのでよかったら話を聞きに来てくださいね。

僕としては君たちには多くのものを伝えたいと思ってます。

この世界はどうして広い。

僕は君たちに世界の広さと自分の価値、生きる価値を教えていきたいと思います。




よろしくお願いしますね。」





僕はスピーチを終えて後ろに下がります。


反応は…芳しくないですね。

皆一様に僕の居たとこを見つめたまま動かなきません。

まぁそれはこれから改善してゆくとしましょう。



さてとそれではしばらく暇なのでこの学園の制度について説明します。

一つ目に基本過程制度これは全ての1分野において基礎となると判断された知識を11年かけて教育する基本過程とそれの応用や専門知識を教える付加過程の2つに分かれています。

基本過程は知識さえあれば最大8年短縮することもできます。

最初の3年間はマナーや集団生活、生きる基礎や社会常識の教育が入っているためいくら知識があろうと飛ばすことはできない。

また付加過程は専門の研究職や文官教師にならない限り使うことはない

とされています。

まぁ、知識の使い方は人それぞれですね。




また約300人もの生徒を同時に教育するのは難しいためここでは用途別に5つのクラスに分けられています。



クラス1…特別クラス主に領主や王族の通うクラスです。


クラス2…騎士クラス主に騎士や兵士となることを希望した人が入るクラスとです。

ここでは+αとして剣術訓練も行われます。


クラス3…令嬢クラス主に貴族の令嬢が花嫁修行をするクラスですね。

1番黒い噂が飛び交う学園の情報屋(噂限定)でもあります。


クラス4…文官魔導師クラス主に商人や領地のない貴族や宮廷魔導師を目指すものや魔力が 高くコントロールの方法や高い魔導知識を学ぶためのクラスです。


クラス5…冒険クラスこれについては少し説明が必要ですね。

まずこの世界には冒険者という職業が存在します。

と言ってもそれはよくあるの異世界設定のゲームや小説にあるクエストを受けてそれをクリアしてお金を得るといった職業でなありません。

確かに危険を冒す者という意味では一緒ですが、ここでは未開の土地を調査する職業です。

有り体に言えば探検家ですね。

ちゃんと冒険者ギルドもありますがそれは未開の地開発用の拠点の役割をしていて年会費と入会費さえ払えば道具の貸し出し治療から仲間の紹介、情報の共有に銀行の役割も果たしてますしちゃんとした宿泊施設にもなっているので僕みたいな旅の者もよく利用します。

また冒険者は国に雇われていることになっていて国から給料が支払われます。

冒険者の義務は情報の収集それをギルドをどうして国に提供することです。

たまに人が住めそうな所も見つかることがあって開拓団などが結成されたりします。

もちろんそういった荒れくれものや国や貴族に属さずに戦う職業も存在します。

便利屋や何でも屋とか代行者ギルドと呼ばれています。

話がそれました。

つまりはその冒険者の育成を行うのが冒険クラスとなります。

だが冒険者とは育成が大変な割りに消費率がとても高いのが現状です。

未開の地で行動する判断力や知識、そこに生息する原住民や魔物からせめて逃げられるだけの実力や対応能力を育成するためのクラスである。

また、このクラスのみクラスを決めた時点で職業が決定してしまう。

つまりは「逃がさねぇぞ」ということである。

冒険者の人員不足は凄まじいものだ。



そんな職業ということもありクラス5は不人気でいつもクラス1についで生徒数が少なく、生徒がいなくてクラス2が2クラスになることも珍しくありません。

ですが今年は聞くところによると15人も居るらしいのです。

確かに周りのクラスに比べれば少ないですが例年に比べれば圧倒的に多い人数です。

年5人いればいい方だそうです。


「これで始業式を終了としますでは各クラスごと担任の指示に従ってください。」




ぞろぞろと小集団ごとにゆっくりと退場していく。


僕も前持って指定されたクラスへと向かう。


全く持って今年は大変である。

どうやらクラス1には人の国の王子が来ているみたいだし、クラス2は例年よりも人数が少なく、クラス3はプライドで凝り固まったお嬢様方が集まりてんてこ舞いだって聞いた。

入学手続きでけでてんてこ舞いって…お疲れ様です。

まぁクラス4はもともとおとなしい子が多いから大丈夫だとして、問題はクラス5だ。

どうやらエルフの国の巫女や敵と見たもの全てを殺す云やれてる獣人やら夢を夢見てる問題児やらなんやら…もうクラス5を担任する人はかわいそうでならない。

正直に言ってベテランの先生どころか英雄でも連れてこなきゃダメなんじゃないだろうか?

教師の間じゃクラス5のことを冒険クラスとか呼んでいて冒険者になる冒険をするよね〜とか笑い事のように

言いあっていた。

確かにこんな生徒を冒険者になるまで指導するのは冒険つまりは危険を犯す行為だ。


































ただクラス5こそが新任の僕の担任するクラスになります。


本当は動物やら霊やらの説明は後にというよりは授業という形でやりたかったのですがせめて触りだけでもと思いましてねじ込み…終わり方ももっと引っ張りたかったのですが…もうどうにでもなれっ(ノ`・∀・)ノ

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