プロローグ4 アバター作成
やっとログインしました
結局あの後もダイはHGOについて語り続けていてミニコは途中で呆れて帰った。
翌日土曜日は二人とも用事が有るとかで家には来なかったので約半日かけて地雷職こと封札士についての調べてみた。
「これは本当に使えない職だな」
兎に角色々試してみるか。
明日の正式サービスに向けて寝るとしよう。
翌朝日曜日午前8時。
休日は普段ならお昼過ぎまで寝ている、ミニコに言わせるならそれは損らしいのだが。
そんなことはない。ゆっくり惰眠を貪ること、これ以上の至福はない。
そんな俺が朝早くから起きている理由はHGOのためだ。
ゲーム開始時間は10時からなのだけど、その前にやることを終わらせる、まあ朝御飯と昼御飯の準備なんだけどね。
そんなこんなで8時55分になった。
開始は10時からだけど9時からログインしてアバター作成は出来るらしい。
ベットの脇にHGO筐体をセットしてドリームメットを被る。
スイッチを入れてからベットに横になる。
急に目の前が開ける。
<ログインに成功しました>
VRに接続出来たみたいだな、いつもこのタイミングは意味もなく緊張するよ。
<Heroes Guild Onlineの世界へようこそ,あなたのアバターを作成しますか?>
<YES> <NO>
ここは当然イエスっと
<あなたのアバターの名前を入力してください>
名前ね、ダイがアバターネームに関して提案してきたんだよな。
自分達のあだ名である大中小を使ってくれって。
なので名前は。
[セン]
<重複する登録はありません、[セン]で宜しいですか?>
よろしいです。
ちなみにセンは中央から取った。
<職業を選択してください>
HGOの職業が並んでるな。
戦士職の剣士・斧士・槍士・・・
魔法職の火魔法術士·水魔法術士・・・
生産職の武器士・防具士・・・
技能職の人形士・魂魄士・封札士・・・有った。
迷わず封札士を押す。
<封札士でよろしいですか?>
イエスです。
<スロットスキルを選択してください>
選べるのは1つだけか。
まず戦えなきゃ行けないし、ここは素直に[剣技]を選択しておく。
<アバターの容姿を選択してください>
モテないとはいえ自分の顔にコンプレックスを持っているわけではないのでデフォルトで。
<以上でアバター作成は終了します、こちらでよろしいですか?>
・ネーム[セン]
・職業[封札士・ランク1]
・スキル[剣技Lv1]○○○○
・ステータス
HP300
MP250
STR 8
DEX 8
AGI 5
VIT 5
INT 5
MIN 8
・装備
・武器 初心者のショートソード
・盾 無し
・頭 無し
・体 初心者の服
・ズボン 初心者のズボン
・首飾 無し
・指輪 無し
・指輪 無し
これで完成。
早く終わったな、時間までどうしようかな。
<ゲーム開始時間五分前までスリープモードに入りますか?>
つまり時間まで眠れて時間になったら起こしてくれるのか。
イエス押すしかないだろ。
時間までおやすみなさい
キャラクタープロフィール
・セン(チュウタ)
・封札士
本編の主人公兼語り部
勉強も運動も平均以上にこなせるが比較対照が幼なじみ二人のため自己評価は低め
流され易い性格、ただし無理や意味がないと言われることには反発する




