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君との恋を、ファム・ファタールの箱庭の中で  作者:
第一章 ファム・ファタールの箱庭
7/30

7 やせ我慢して説得を…無理っ!(秒)

色気もへったくれもないキスシーンあります。


アルフレッド(9)…元の世界で政略結婚したアウローラの夫。王太子。

 アウローラが軟膏と包帯の包みを手に湯殿へ戻れば、その場には双子のわめき声が元気に響き渡っていた。

『なんなんだ、本当になんなんだ…怖いよ、お前…意味がわからない…放っておけば適当に治るだろうが、これくらい…!』

『スペルモルから離れてよ! わたくしのせいなんだから、わたくしがやるのよ! お前なんか信用できない! どきなさいよ、下郎…!』

 真っ赤に興奮して暴れたがるカイゼリンを片手で制しつつ、レルムは半泣きのスペルモルの手を流水で冷やしていた。

「『見た目だけで甘くみると後が怖いのですよ、やけどは。余熱で内部を焼き続けるからしっかり患部の熱をとる必要が…こら、暴れない。君も逃げないように、しっかり冷やしなさい。壊死したら指が欠けますよ』アウローラさま、おかえりなさい」

「ただいま戻りました、レルム。状態は? …水ぶくれね。『まだ冷やしましょう。私は包帯を作ります』お願いね、レルム」

「お任せを」

 アウローラは、きれいな大判の布を籐の椅子に広げる。その上に白い陶器の軟膏入れを置く。お湯で手を綺麗に洗った後に、細長く布を割いて端からくるくると丸め始めた。

 ふと視線を感じてアウローラが顔をあげると、眼を潤ませて泣き出しそうな顔でこちらを見るスペルモルと目が合う。アウローラは微笑んだ。

『大丈夫です。痛いを頑張りました。とても素敵』

「…っ!」

 レルムが勢いよく振り返り、アウローラをもの言いたげに凝視する。それに気づいて、アウローラは声をあげて笑った。

「『あなたは素敵。常に。一番。安心してください』本当よ。とってもかっこいいと思っているわ、レルム。ふふっ…そんな可愛い顔しないで、安易に頭を撫でたくなっちゃう」

「ぜひお願いします。今からでも」

「ふっふふっ! じゃあ手当を終えたら思いっきり撫でまわすわ! せっかく綺麗に撫でつけてあるのに、いいの? 後悔するかも?」

 アウローラが空中をわしゃわしゃと激しく掻き回すふりをすれば、レルムがははっと声をあげて笑った。

「大歓迎です! ごらんのとおり、おれはもう服ごとびしょ濡れですからね。どうせこれから着替えるんだ、思いっきり愛でてください。ちなみに報復という概念をご存じで?」

「ちょっとわたくしの辞書には無い単語ね。あ、お風呂上りならどうぞ? 布ごしに報復してもらえば髪も乾いてちょうどいいわね!」

 レルムの笑みが固まった。じわじわ耳の先から赤くなり顔面を真っ赤にして黙り込む。

「…風呂あがり…」

「? なぁに?」

 低く呟かれ、聞き取れなかったアウローラが聞き返す。レルムは顔を染め上げた笑顔のまま、ぼそぼそと呟いて心を落ち着けていた。

「…お許しが出たの…か…? いや、早計が過ぎる。多分まだ「待て」だ。村の心得を思い出せ。姫君というのは無邪気(ドン鈍)がお約束だ。怯えさせぬよう焦らずじわじわ包囲して…いや無理だ、風呂上りアウローラさまの髪さわりたいっ! ぜひ喜んでっさせてくださいっ毎日!」

 言いながら興奮し、徐々に声量があがり、最後は叫ぶように強請っていた。

 アウローラはというと、すでにレルムを見ておらず、軟膏の上に綺麗なガーゼを乗せ、手当の準備を整えていた。手元を眺めながら、あらあらとレルムへ声をかける。

「そういえばアルフレッドの髪を乾かすのはあなたの担当だったものね、慣れている作業が恋しいのわかるわ。スペルモルはその調子じゃしばらくはお世話させてもらえないだろうし…そうね、本当に甘えちゃおうかしら。なんてね。レルムが暇なときに、思い出したらお願いするわ。

 …はぁ…なんだか、気が抜けてきた。こうしていると、まるで離宮(いえ)にいるようで」

「そう言われれば…そうですね。ひとり増えましたが」

 胡乱な目を睨むように向けるカイゼリンに苦笑し、その愛らしい小さな頭をぽんと軽く撫でる。カイゼリンの目が真ん丸に開かれて、動揺したように泳ぎだした。

 レルムは、ははっと声をだして笑い、スペルモルも同じように撫でてからしみじみ言った。

「…アルフレッド殿下も後ろめたい時にこんな反応しましたね。かわいいなぁ…」

「わかるわ…元気いっぱいでかわいいわよね。のびのび育ってほしいわ」

 アウローラもしみじみ答え、そっと立ち上がる。

「傷の具合はどうかしら?」

「…よさそうですね。そろそろ塗ります?」

「そうね。『傷に薬を塗ります。痛みません。たくさん塗ります』…うーん、古語をもう一度勉強し直したいわ。」

 レルムは頷いて言った。

「教えますよ、いつでも。『やけど用の軟膏は、傷口に厚く乗せて肌の保護をします。基本は毎日取り換えますが、汚れたらそのつど洗い流して塗り直します。汚れたら私かアウローラさまに教えてください。治りかけは痒くなりますが、掻かないように。掻いてしまったら速やかに報告してください。傷口に血が滲むならば別の軟膏が必要になるからです』とはいえ、おれが傍にいますので、どうか安心して気長に。…頑張りすぎるようなら、おれが添い寝で()()()()()()寝かしつけます」

 アウローラは笑った。「昔のアルフレッド(赤ちゃん)と同じ扱いを受けるのね! わかったわ、気長にやるからあなたこそ安心してね」

「…いや赤ちゃん扱いというか大人だからの扱いというか…何でもないです。まだ遠い先の話ですね、はい」

「? そうね、まだわたくし何も頑張っていないから添い寝しなくて大丈夫よ。さて『こちらに手を向けてください。スペルモル。塗ります』…よし、と」

 綺麗なガーゼで白い軟膏をたっぷり掬い取り、指に厚く塗り広げる。その間にレルムが湯で手を洗い、包帯を手にして戻ってきた。

 場所を交代し、軟膏でテカる手にレルムが包帯を巻く。ずれにくくなるよう手首まで手全体を覆う。

 アウローラは背を向けて片付けはじめている。ふたりの年月を感じさせる慣れた連携だった。

 手当てを終え、シャワー室の個室にレルムが入っていった頃には、双子は落ち着いていた。未だ暗い目で睨んでいるが、震えも止まり、過剰な緊張感が抜けた状態で静かに立っている。

 個室の前で着替えを待つ間、アウローラはかがんで視線を双子に合わせて微笑んだ。

『ふたりは私たちを信用できません。ふたりの気持ちを尊重します。私たちはふたりに従います。ルールを教えてください。この世界で、してはいけないことはありますか?』

 双子はぎょっと目を見開き、後ずさった。そして同時にゆっくり片割れに顔を向け、互いに見つめあう。手をしっかり握り合い、激しい心音すら聞こえてきそうなほど、また緊張感を発しながら、スペルモルが口を開いた。

『…構うな。俺たちに危害を加えないと誓うなら…それ以外のルールなんて、ない。最初に言ったとおり、好きにすればいい。貴様たちを信用はしない。…が、近くにいるくらいなら…許してやる』

『待って!』

 カイゼリンが声を上げた。背筋をのばし、スペルモルの前に出て顎をあげ、せいいっぱいアウローラを見下(みくだ)す。

『…支配下に入るといったわね? わたくしたちに従うというのなら、そうね、ゲームをしましょう。鬼が隠れる逆かくれんぼよ。わたくしたちが鬼で、いつ襲うかは教えてあげない。お前たちは好きに暮らせばいい。隠れているわたくしたちから身を守り、生き残れたなら認めてあげる』

『! リン、それは…』

 アウローラは微笑んだまま頷いた。

『ええ、私とレルムがやります。他のレディたちはやりません。よいことですか?』

『いいわ。お前とあの男だけ。約束してさしあげる。』

『ご厚意にありがとう。よろしくお願いします。スペルモル、カイゼリン姫』

 カイゼリンは睨んだままじりじりと後ずさる。手を引かれたスペルモルが心配そうに眉をひそめこちらを気にしながら、それでもカイゼリンを庇うように付き従う。少し離れたところでバッと身をひるがえして走り去って行った。

 その後ろ姿を見送ったアウローラの後ろで、個室の扉が開いた。見慣れた黒い軍服姿のレルムが現れる。双子が消えた出入口をじっと眺めて、呟いた。

「…先が長そうだ」

「そうね。アルフレッドの時より時間がかかりそう。ねぇ、レルム。この際だから、わたくしにも敬語をやめてみない?」

 きょとん、と見下ろしてくるレルムにアウローラはつづけた。

「だって、あなた、アンナには楽に喋っていたでしょう? わたくし、本当はずっとあなたと楽に喋りたかったの。だって、そのほうが…ね?」

 レルムは、「ああ、確かに」と、ほおを染めて顔を輝かせた。

「夫婦みたいですよね!」「相棒らしいでしょ?」


 お互い面食らったように見つめ合う。

 おもむろに、レルムが半眼になって頬を膨らませはじめた。わざとらしい拗ね顔に、アウローラはふき出して笑い転げる。

「…そうね、そうだったわ。忘れていてごめんなさい、レルム。

 王太子妃でも、公爵令嬢でもなくなったわたくしに、新たな役割を与えてくれるつもりなのよね…嬉しい。ありがとう。

 わたくしね、本当はとても心細かったの。産まれたときから役割に沿って生きてきたから、ここで突然ただの「何でもない自分」になってしまって、義務がなくなって、何もかも自由になって…これから何をして過ごせばいいかわからなくて。どこに行っても楽しくやれるって自分を過信していたけど、それはどこだろうと自分には役割が用意されていると甘く考えていたからだったみたい。

 ごめんなさいね、だから、わたくし、あなたが来てくれて良かったって思ってしまったの。わたくし、あなたの夫人になるわ。よろしくね、旦那様」

 レルムはしばらく黙ってアウローラを見下ろしていた。そして、ゆっくり天を仰ぎ、眼を閉じてぐっと歯を食いしばっている。

 それを貴婦人の微笑みで見守っていたアウローラだが、正面に戻ったレルムの顔を見て、凍り付いた。

 レルムは真顔だった。感情の一切が消えた無表情に、アウローラは初めてレルムに微かな怯えを抱いた。

「…気づかなかった。おれは今まで何を見ていた…自分が本当に情けない。あなたは…あなたも双子と同じように貴族の概念に囚われているんですね。おれにはもとから、あなたはあなたとしか見えていないのに」

「レルム、あの…怒っているの?」

 恐る恐る声をかけるアウローラの怯えに気付き、レルムははっと表情を取り戻した。そして、慌てて跪き、アウローラの目を覗き込む。

「アウローラさま、おれは決めました。聞いてくれます…聞いてくれるか?」

「ええ、なんでも」真剣な顔で頷くアウローラに、レルムも真剣な顔で頷き、口を開いた。

「まずは誤解を解きたい。

 おれのプロポーズは騎士道精神でも主君への忠誠からでもない、本気なんだ。だって、この世界なら可能だろう? 前の世界なら絶対にありえなかった。

 あなたは王太子妃殿下…正室だった。恐らくアルフレッド殿下は成人と同時に近い年齢の側室を迎えて、あなたはきっとそれを喜んで祝福して、そのままお飾り妃として過ごす未来が濃厚だった。おれは一生そばで指をくわえたまま見守る覚悟でいた…でも、この世界でなら。

 何者でもないただのあなたが相手なら、おれは我慢しなくていいはずだ。好きな女を全力で口説く、ただそれだけの話になる。

 おれは、誰でもいいから結婚したかったわけじゃない…アウローラさまと連れ添いたいんだ。

 だから、今はまだ応えないでくれ。あなたには、何でもないままでいてほしい。役割欲しさに流されるんじゃなくて、おれに本気で口説かれて、あなたからも望んで……だから…今はただ、何も役割のないあなたのままで、口説かれ…て、ほしくて…うぅ…可愛い」

 レルムはうめいた。

 話を黙って聞くアウローラの目が潤み始めたからだ。

 レルムは鳥頭だ。ひとつのことに囚われると他の全てを忘れてしまう。

 今、何かとてつもなく大事な局面を迎えていて、やせ我慢だろうと何が何でも格好つけるべき場である気がするが、目の前のアウローラさまめちゃくちゃカワイイ。なにその表情、見たことない…に、思考をもっていかれ、頭の中がじわじわ空っぽになりつつある。

 アウローラは哀しそうに眉を寄せ、跪くレルムを見下ろし訴えた。

「難しいわ、レルム。そんなに好いてくれているなら良いじゃない。奥さんになっちゃダメなの…? どうしても? わたくしは…なりたいわ。可能なら今すぐ」

「なりましょう、今すぐ! いただきます!」

 レルムは即答し、素早く立ち上がった。アウローラがきょとん、と目を見開くのもつかの間、彼女の背中と後頭部を両手で抱き寄せる。目の前の可愛い唇しか見えなくなった結果、レルムは思いっきり大口を開けてハムッとかぶりついていた。

「!!!?」

 驚いたアウローラは身を引こうとするが、しっかり抱え込まれていて身動きがとれない。両手を意味なく空で泳がせることしかできない。ちなみに息もまともにできない。口どころか鼻もまとめてがぶっといかれているので。痛くはないが、苦しい。必死に呼吸しようと口を開ければ、更にでかく口を開けたレルムがまたガブっとハムハムしてくる。混乱したアウローラはもうされるがままになるしかない。

 そのまましばらくハムハムハムハム…延々とやられていたアウローラが、とうとうぐったりしはじめてからようやくレルムは自分のしていることに気付く。夢見心地から一転、さーっと血が下がるのを感じ、冷や汗が大量にではじめた。

「…っすいません、アウローラさま…?! あー…やべ…。つい…」

「…つい、じゃありません…! た、食べられるかと思った…っ!」

 酸欠で真っ赤な顔をしたアウローラが、怒ってレルムの胸を叩いた。「レルム、めっ!」全然効いていない気がして、またイラっとしたアウローラが追撃する。「めっ!」

 そんなアウローラを軽く支えつつ、レルムは慌てて痛そうな表情をつくり嘘をついた。

「あ。痛いです。効きました。反省します」

「…え、あ。ごめんなさい、本気で叩いちゃったから…」アウローラがはっと正気に返り、後悔したような表情で、攻撃した軍服の上を優しく撫でた。

 レルムはぐっと歯を食いしばってアウローラ(かわいい)感触(暴力)に耐える。そして、弱弱しく言った。

「…アウローラさま。おれ…こんな感じでわりと常に不純というか…年頃相応なんですが多少ちょっと空想がすぎるというか。親からも一族からも「ちゃんと心を保て」と叩き込まれているのに、あなたに関することだとついうっかり…少々、タガが外れがちになる。口説いても良い環境となったから、特に。こんなふうに。未熟なのはわかっている…反省は常にしている。だが、当のあなたに許されたと思ったら、どうしても我慢が効かない。

 だから、もしアウローラさまがこういうことを望まないのであれば、奥さんになるのはまだ早い。おれに枷を与えたほうがいいと思う。例えば…「護衛」は当然として、…「相棒」とか」

 アウローラがぽつりとつぶやいた。

「…相棒。そうね、わたくしにはまだあった」

 頭によぎるのは双子の姿。アウローラはレルムを見上げて、頷いた。

「わたくし、相棒がいいわ。レルムとまた一緒にこどもたちを育てたい」

 レルムは残念そうに、どことなくほっとしたような複雑な顔をして頷いた。

「そうしよう。でも、あれだ、アルフレッド殿下の時と違って、今後もずっとあなたを口説くつもりだけど、…いいですか?」

「うーん。うん、大丈夫。嫌じゃないわ」

「…全力で口説きますよ。それで、隙があったら間違いなく…こう…また、がぶっといく…かも…」

 後ろめたそうに恐る恐る告げるレルムが、アウローラには愛らしく映った。

「っふふ、うん。嫌じゃなかったわ。手加減して、呼吸を許してくれるなら。大丈夫」

 ぎょっと目を見開いてうろたえるレルムを見て、アウローラは言った。

「実感は全然ないのだけど、わたくしもあなたのことが好きなのよ、多分。全然、実感はないのだけど」

 レルムは崩れ落ちた。しゃがみこんで、片手で髪をぐちゃぐちゃにする。

 アウローラも腰を落として、濡れて青みを増した髪を両手でさらさらと撫で回した。

「約束だからね、撫で倒しちゃうわね!」

 楽し気なアウローラの声と、頭の上で髪が動く感触を味わいながら、レルムはうめいた。

「…アウローラさま。おれに惚れてください。早く。我慢できるうちに。…我慢しますから。ちゃんと…」

「レルム、あなた、そんな低い声も出せるのね。こんなに一緒にいたのに初めて知ったわ。綺麗な声ね。でも、低すぎるとよく聞き取れないのよ。耳が慣れていないからかしら…もう一度言ってもらえる?」

 アウローラののんきな声に、レルムはほとほと弱りながら苦笑した。

「ここで一緒に何からはじめようかって。とりあえず、相棒として、双子がのびのびできるよう育てるのがひとつ。それから、新しい友人たちと楽しく交流して…合間に双子がじゃれてくるだろうし…同時進行で生活環境を整えないと。…やることたくさんあるな」

「うん。レルム。そのとおりね。お仕事たくさん。やりがいがあるわ」

 レルムは立ち上がった。アウローラの手を引いて立たせてやりながら、宣言した。

「何をやるにしても、おれは側でお守りします、ずっと」


男の情緒を狂わせる系の女子しかいない世界(楽しい)


駄犬の躾が終わり一区切りしたので、一章としてまとめます。

2章は日常パートです。ほのぼのしますように。

駄犬の理性に期待。鳥頭なので無理かも。

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