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ケラソの家のタゥ  作者: yahagi
劇的な再会
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鞭の練習

 タゥの恋が散った10月から11月になり、雨期が開けた。


 一週間のうち、三日は女に費やしているタゥは、リマ、マリア、縄で縛る女の順番で会いに行っていた。

 そんな中、今日はリマの日である。

 長時間の口淫にへろへろになりながら、リマはタゥに股を舐められ喘いでいた。


「あんっ、あんっ、あんっ、あああーーーっ」


 何度目の絶頂であろうか。

 妊娠したというリマであったが、外見上変化はまだ見られない。

 タゥは優しくリマを絶頂に導いた。


 そして翌日にはマリアと会い、その翌々日、道具屋にて。


「あっ、タゥ。査定か? じゃあまずはアカネの実のジュースをどうぞ」


「おうよ。鉄粒3つな」


 タゥは鉄粒3つとリュックを渡し、アカネの実のジュースを受け取った。


「牙と角が9本で、銀貨2枚と80枚だ。確認してくれ」


「ああ、丁度だ」


 タゥは金を数え、巾着にしまった。


「飲みながら聞いてくれ。軍人とオフィーリアの見合いが開かれ、無事成立した。来年の4月には、オフィーリアは花嫁だよ」


「ああ、良かった。その軍人の性格は?」


「温和で温厚。オフィーリアより5つ年上なんでな、オフィーリアの高飛車さも全部可愛らしく思えるらしい。俺から見ても、なかなかお似合いの二人だったよ」


「ジャックの見立てでそれなら万々歳だな。オフィーリアが幸福になれそうで、嬉しいよ」


「男の方はタゥが尽力した事を知ってる。でもオフィーリアに話すつもりはないそうだ。安心しとけ」


 タゥは安心してオフィーリアの幸福を祈ることが出来た。


「そんでだな。お前、ちょっと男に縛られる気ない? 小遣いをたーんまりくれるって言ってるんだ」


「小遣い? いや、面白いからだろ。いいよジャック。でも俺の貞操は守ってくれよな」


「任しとけ! そんでちょっと鞭も使うって話なんだけどさ。お前、頑丈だから平気だろ」


「まあな。でも鞭って俺、知らないな」


「そうだと思ってウラディカの泉に予約入れといたよ。早速行こうぜ!」


 ジャックは店番を交代し、歩き始める。

 やがてウラディカの泉に着くと、一階で速やかに面通しされた。

 案内された部屋は革張りの大きなベッドに、簡素な椅子。

 そこに、エーニャが待っていた。


「久しぶりねぇ……タゥ。いつもご愛顧ありがとう……。今日はタゥに鞭を教えるわね……。まずはタゥ。私を縛り上げて頂戴」


 紫色のワンピースを脱いだエーニャは、全裸だった。

 タゥは真っ赤な縄を握りしめて、エーニャの身体に縄化粧を走らせた。


「上出来よ……。じゃあ、私がタゥを縛るわね……」


 タゥも全裸となり、エーニャにきつめに縛り上げられた。縄化粧だから動きに不便はないが、凄い圧迫感がある。


「よく似合っていてよ、タゥ……。じゃあ、私が叩いて見せるから、四つん這いになって……」


 タゥは四つん這いの状態で、エーニャを見上げた。


「基本的に、柔らかいお尻を叩くわぁ……」


 言い置いて、ぴしりと臀部に痛みが走った。


「どう……? ……痛むかしら……?」


 ぴしり、ぴしりと小さな痛みが走り抜ける。


「ちょっと痛いが、耐えれる痛みだ」


「そう……。これぐらいが初心者用の鞭ね……。それじゃあ交代してみましょう……」


 タゥは起き上がり、エーニャと身体を入れ替えた。

 エーニャに渡されたのは、短めの柔らかな鞭だった。

 競技用のラプカを鞭打つ鞭によく似ている。


 タゥは鞭をしならせ、エーニャの尻を打った。

 ぴしりと音がして、真っ白な尻に赤い線が出来てゆく。


「タゥ……上手よ……。もっと力を入れて打っていいわ……そう……そうよ……」


 タゥはその後半刻ほど鞭の教示を受け、終了となった。


「まさかこれで終わりではねぇよな、エーニャ?」


「勿論よぉ……。娼婦を二人用意してあるから、好きに遊んでいって頂戴……」


 ジャックの言葉に、エーニャの柔らかな声が届く。

 ノックの後、娼婦が二人、入ってきて、エーニャは出て行った。


 ジャックも服を脱ぎ捨て、全裸になる。

 ベッドの上に上がった娼婦を押し倒し、性急に押し入る。

 腰を振って、好きなように動いた。

 二人で娼婦を交換し、二戦ずつ行って、その日は終了した。



 男に縛られる日がきたのは、それから三日後のことである。


 いつものように道具屋にセグを預け、馬車に乗り込む。

 早朝のみしか時間が取れない旨、了承して貰い、今日にこぎ着けた。

 馬車は貴族街をひた走り、今日のホストの屋敷へと急いだ。


 大きな門をくぐり、建物の中に入る。

 やがて広いホールに真っ赤な絨毯の敷かれた部屋へ通されると、部屋には異様な熱気が渦巻いていた。

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