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ケラソの家のタゥ  作者: yahagi
無理矢理な結婚
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"英雄"様

「そんなわけで、多分来週はジャックと三人でする事になると思う。ジュネの願いを叶える為だ、頑張って交渉してくるよ」


「あなた……。あなたは面倒見が良すぎて、別れられないんじゃないかと思っていましたの……。この分なら、すっきり別れられそうですわね……」


 俺はハンバーグを噛みちぎりながら、レアの言葉に反論した。


「すっきり別れる予定だから何も気に病むことはないのだぞ。ジュネの今後は頭の痛い問題だが、それもジュネが決める事だ」


「ええ……。あなたは、強い人だわ、タゥ……。ジュネの決断を、見守りましょう……」


 レアもハンバーグを咀嚼しながら、頷いている。

 今夜も美味なる晩餐を食し、大満足のタゥである。


 柔らかなレアの身体を抱き、ゆっくりと眠りについた。



 翌朝、町に行ってくると、リュックを抱えて出掛けたタゥである。

 町までは徒歩で一刻かかるが、セグに乗って走れば半刻だ。

 あっと言う間に着いた町の肉屋に肉を売って、銀貨3枚手に入れた。


 角と牙で重いリュックを背負って、道具屋に移動する。

 ジャックはいつもの笑顔で笑っていた。


「よっ、タゥ。査定だな? それより先に、アカネの実のジュースはどうよ?」


「ああ、頂くよ。鉄粒3つな。査定も頼む」


「あいよぉ!」


 タゥはアカネの実のジュースを飲みながら、査定をするジャックの手つきを見ていた。

 ごろりと重い牙と角を、一つ一つ調べるジャックは真剣そのものだった。


「銀貨2枚と、銅貨70枚な。確認してくれ」


 タゥは金を数えて、巾着にしまった。


「丁度だ。ありがとう、ジャック。それとエッチな事で相談があるんだが……」


「エッチな事だって? 何でも聞くから、言って見ろや」


 ジャックは、査定の時より真剣な顔でそう言った。


「実は恋人のジュネが、三人でやってみたいと言い出してな。その相手に、ジャックを選びたいんだ。了承してくれるか?」


「へえ。あの美少女めいた男だろ。いいよ。ただし、タダとは言えねぇなぁ」


「わかってる。俺に出来る事はあるか?」


 そう問うと、ジャックは悪い顔をして笑った。


「そりゃあ、いくらでもあるけどさ。"英雄"の仕事と"王子様"の仕事、どっちがいい?」


「ちなみに、それはどっちかは断れるのか?」


「いんや。両方やって貰うぜ。理由は、俺が見たいから! 今日、時間あるんだろ。早速"英雄"の仕事と洒落込もうぜ。"王子様"の仕事は明日な」


 てきぱきと采配し、さらさらと書いたメモを部下に渡したジャックは笑顔だった。


 ウラディカの泉に到着し、セグを預かって貰う。

 一階で面通ししたジャックは、速やかに二階に通された。


 革張りの大きなベッドに、二人の少女が座っている。

 二人とも豊満な身体をしており、特に気の強そうな瞳が滅法いい。

 髪は長く水色で、気の強そうな瞳は金色である。

 もう片方は、髪が茶色で、瞳は赤色だ。

 どちらも、ちょっと見ない位の美少女であった。


「エリャ、キフネ。約束してた“英雄“だ。この美男子が盗賊ミゴリを討ち取ったんだぞ」


「本当に本物なの? 確かに筋肉は凄いけど……綺麗すぎるよ」


「でも、吟遊詩人の歌通りだね、お姉ちゃん」


 どうやら、二人は姉妹らしい。

 タゥは説明を求めてジャックを見た。


「どうやら盗賊団ミゴリは、ケラソの一族を襲う前に、孤児院を襲撃してるんだ。死者は三名。この二人は、ミゴリに捧げられる生贄として選ばれたんだ」


「私達、みんな怖くて、私達で皆が助かるなら、って、奉仕役に志願したの。ミゴリが死んで、接待がいらなくなっても、もう、私達の居場所がなくなってた」


「要するに、行きどころがなくなっちまったわけだな。詳しくは省くが、この二人にとって"英雄"様は本物の英雄なんだ。なんたって身を捧げたいと願う位だからな」


「エリャ、いいよね? 分かりました、ジャックを信じます。"英雄"様、私達はミゴリが死んで助かりました。どうか一時、お情けを下さいませ」


 キフネは、挑むような眼差しでこちらを見ている。


「お情けって言われてもな。身を汚さず助かったなら、それでいいじゃないか?」


「そう言わず、抱いてやってくれよ。こいつら、これでも崖っぷちなんだ。タゥとやったら、従順な娼婦になるって約束してるんだ」


「……じゃあ、やるか」


 キフネはぱっと喜色満面の笑みを見せ、ベッドにタゥを誘った。

 キフネは、水色の髪に金色の瞳を持つ美少女だ。

 タゥはベッドに腰掛けると、その薄紅色の唇に吸い付いた。

 ちゅ、ちゅっと口吸いし、舌を絡める。

 タゥは軽く舌を吸ってから離れた。


 エリャが服を脱ぎだしたので、タゥも全裸となった。

 二人はびっくりしたようにタゥの股間を凝視した。


「どうも慣れてないな。……ジャック」


「そりゃあ、処女だもんよ。面倒かけるが、宜しく頼むよ」


 キフネも何とか全裸になり、タゥに侍る。

 タゥはベッドに腰掛けて両腕に姉妹を抱き、交互に口吸いした。

 二人の豊満な胸を揉みつつ、キフネの頬を舐める。


「まずはお前からだ。……舐めろ」


 キフネは頷くと、タゥの腰に唇を寄せた。

 従順に奉仕する様がいじらしい。

 その間エリャの胸を揉んだりして楽しんだ。


 上下する頭を抑え、射精する。

 ごくりと飲み込んでから手を離した。

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