邪魔が入った
翌日の朝、ハヤタの家に出かけると言うと、レアは訳知り顔で見送ってくれた。
レアはジュネに会いに行くことに肯定的で、終わった後の感想を楽しみにしているのである。
タゥはセグに乗ってひとっ飛び、ハヤタの家を目指した。
「ケラソの家のタゥだ! ジュネに会いに来た!」
戸板を鳴らし、名乗りを上げると、中から閂を外す音がする。
戸板がからりと開き、中から出てきたのは、絶世の美少女の顔を持つ、ジュネであった。
銀色の髪を左右に緩く三つ編みに編んでいる。
大きな銀色の瞳に、薄紅色の唇。
触れたら壊れてしまいそうな美貌の少年である。
「ハヤタの家へようこそ、タゥ。待ってたよーっ」
涼やかな声が耳朶を打つ。
にこりと笑ったジュネは、最高に可愛かった。
ジュネの案内でジュネの部屋に着くなり、二人は口吸いをし、ちゅ、ちゅっと唇を吸い合った。
お互いに服を脱ぎ、全裸となる。
部屋には布団が敷かれていた。
「今日はね、僕、奉仕をやってみたいのっ」
布団の上にあぐらで座ったタゥは、手招きをしてジュネを呼んだ。
ジュネの身体は華奢で、綺麗である。
抜けるような白い肌に、ぽつりと胸の尖りだけが赤い。
それは未成熟な少女の如き様相で、タゥの心を存分にかき乱した。
「いいぞ。舐めてみろ」
ジュネは腰に近付いて、そろりと舌を伸ばした。
「……んっ、あん、……んっ」
舐められてる間、ジュネの胸の尖りを愛撫する。
ジュネは声を殺しながら、懸命に舐め上げた。
やがて口に含み、頭を上下させる。
それはまるで、年端もいかぬ少女に口淫をさせているようで、タゥはひどく興奮した。
「……んっ、出すぞ」
タゥはジュネの口腔にたっぷり出すと、しっかり飲む込む所まで確認した。
「うわぁ、変な味っ! でも、経験出来て嬉しいよ、タゥ」
濡れた唇で淡く微笑むジュネに口吸いをして、布団の上に押し倒す。
タゥはその白い肌に吸い付き、点々と跡を残した。
胸の尖りを舐めると、一段と反応が良くなった。
ジュネの腰のものが芯を持ち始め、ジュネは身をくねらせた。
ジュネの腰のものに、唇を寄せる。
緩くしごきながら先端を舌で舐めると、ジュネは感じ入ったように高い声を上げた。
やがて口に含み、頭を上下させる。
タゥは速度を上げて責め立てると、口の中で受け止めた。
飲み下した後、しばし抱きしめあう。
ジュネは華奢で、タゥの腕の中にすっぽりと入ってしまう。
そんな様も儚げで、タゥはますますやる気になった。
香油を取り出し、指を埋めていく。
一本、二本、三本。
根気強く慣らしていき、ジュネのそこからは、くちゅくちゅと卑猥な水音が響いた。
「……触るぞ」
言い置いて、タゥは前立腺に触れた。
「んっ……っ、あん、あっ、あっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ」
ジュネは高い声を上げて喘いだ。
タゥは胸の尖りを舐めながら、そこを刺激し続ける。
やがて、ジュネがか細い声を上げながら達した。
「はぁ、はぁ、……っ、気持ち良いよっ、今度は後ろから突いて、タゥ……っ」
四つん這いになったジュネにそう誘われ、その白い尻を鷲掴みにして、タゥは自身を埋めていった。
全部入った後、前立腺を意識して腰を振る。
ジュネは高い声を響かせて喘いだ。
涙を流してよがるジュネの姿は、倒錯的だ。
四つん這いだと男のしるしが見えない為、少女を犯しているかの如くである。
その酩酊にも似た感覚を楽しみつつ、タゥは腰を振った。
「あっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああ、いく、あああーーーっ」
タゥはジュネと一緒に射精した。
布団に寝転んだジュネを抱きしめつつ、タゥはジュネと口吸いしていた。
舌を絡め合い、唾液を飲ませ合う。
舌を軽く吸って離れたタゥは、首筋に吸い付いた。
さぁこれから二回戦目、というところで、朗々と響き渡る声があった。
「アイムの家のエオリオという者だ。ジュネに会いに来た!」
「……うん? 今、ジュネって言ったな」
「あーっ、止めないで、エッチしてるって分かってるんだもん。お兄ちゃんがきっとうまく言ってくれるから……」
そのように言いつのるジュネは必死であった。
やがて、兄ガイの声が戸の向こうから響いた。
「……ジュネ、出てきなさい。エオリオはジュネがタゥと会っているとわかっていて、やってきたそうだ。どうしてもお前に伝えたき言葉があるそうだ。聞いてあげなさい」
「そんなの明日でいいじゃん! どうして断ってくれなかったの?」
「男が土下座をしてやってきたのだ。いささか不作法だが、こちらも相応の態度というものがあろう」
「えーーーっ。気が進まないなぁ」
「仕方ない。服を着せてやる故、機嫌を直せ、ジュネ」
「タゥ……。ごめんね、まだ一回しかエッチしてなかったのに……。また、来てくれるよね?」
ジュネが揺れる銀色の瞳で言いつのってきたので、タゥは快く了解した。
「また、近いうちに来るよ。約束するから、泣かないでくれ」
「うん……っ」
ジュネは涙をふくと、タゥに服を着せられて笑顔になった。
ぱっと場が華やぐような、愛らしい笑顔である。
タゥも服を身に付けると、ジュネと一緒に広間へと歩いていった。




