ジュネと初夜
翌日、早朝よりレアは実家に帰って行った。
「あなた……。感想を楽しみにしておりますわ……」
との事である。
今日は、ジュネがタゥの家にやってくる予定だ。
レアもジュネに会いたがったが、諦めて貰った。
「ハヤタの家のジュネです! タゥに会いに来ました!」
名乗りが上げられ、戸板が鳴らされる。
タゥは閂を外し、からりと戸板を開いた。
銀髪の美少女めいた少年、ジュネである。
今日もその美貌は健在で、潤んだ銀色の瞳に見つめられたタゥは、胸を高鳴らせた。
「いらっしゃい、ジュネ。ケラソの家へようこそ」
そして、広間に案内したタゥであったが、そこには布団が敷いてあった。
布団の中心に座り、ジュネを手招きして誘う。
ジュネはそろりそろりと近付くと、タゥの隣に座った。
「お布団まで用意してくれるなんて、優しいですね。……タゥ。優しくして下さい……」
誘われるように、その可憐な唇に口付ける。
ジュネの華奢な身体は、抱きしめるとタゥの腕にすっぽり入ってしまう。
しばし、抱き合いながら、深い口吸いを楽しんだ。
「……脱がせるぞ」
「……うん」
ジュネの身体は、抜けるように白い。
そこにぽつりと赤い胸の尖りが、なんともいやらしかった。
胸の尖りを舐めながら、ジュネ自身を緩くしごく。
ジュネは声を殺していたが、その押し殺した喘ぎ声がたまらなくて、タゥは何度も歯を立てた。
そして、ジュネの腰に唇を寄せる。
「えっ、……うわぁ、舐めて、くれるの……?」
「特別だぞ」
タゥはいやらしくそこを舌で舐め上げ、先端を口に含んだ。
ゆっくりと頭を上下し、追い上げていく。
「んっ、……あっ、……あんっ、……あっ、……出るっ」
タゥはジュネの出したものを飲み込んだ。
「……さて、本番だな。四つん這いになれ」
四つん這いになったジュネの姿は色っぽかった。
白い尻に口付けを落としつつ、タゥは香油を指に絡めてまず一本、挿入した。
それ程抵抗はなかったように思う。
「……どうだ? 大丈夫か?」
指を動かしながら尋ねると、「大丈夫」とだけ返事が来た。
二本目を挿入する。
ちょっときつい。
「ちょっと力を抜け」
「は、い……っ」
二本の指を動かし、ばらばらに動かす。
しばらくしてから、三本目を挿入した。
流石に、苦しそうである。
「……触るぞ」
「えっ………、ひゃあっ、何これっ、あっ、あんっ、あんっ、いい、あんっ」
いわゆる前立腺マッサージである。
これはエーニャに教わった。
在りし日のタゥもこんな風に喘いでいただろう。
しばらく前立腺マッサージを続けると、ジュネが声を上げて射精した。
それでも指を抜かず、そこを刺激し続けると、またジュネの自身は育っていく。
もう良いかな、と思う頃には、ジュネはしっとりと仕上がっていた。
掠れた喘ぎ声が、吐息と共に登ってゆく。
「入れるぞ」
掠れた声で「うん……」と返事が聞こえた。
タゥはそこに自身を当てると、ゆっくりと埋め込んだ。
「あ……、ああ……」
こんな時は顔が見たいと思いつつ、タゥは腰を振った。
「あっ、あんっ、あんっ、あっ、あっ」
ジュネの良い声が耳朶を叩く。
タゥは前立腺を意識して腰を使う。
やがて、ジュネが白旗を上げた。
「あんっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あっ、あっ、いくーっ」
タゥはジュネと一緒に射精した。
荒い息をつく身体をひっくり返し、その妖艶さに息を飲む。
ジュネはその銀色の瞳に涙をたたえながら、確かな情欲を覗かせていた。
色の白い、綺麗な身体である。
今日は胸に鬱血が散っており、タゥに散々吸われた跡が残っている。
「次は正常位でやろうと思うんだが……、いけるか?」
「はぁ、はぁ、……その前にタゥも脱いで。僕、裸で触りっこしたいな。その後でまた……しようよ」
言われて、気付いた。今日はタゥは脱がずに挑んでいたのである。
やはり、ジュネの美貌に目が眩んで事を急いでしまったのだろう。
タゥは反省しつつ、「了解」と答えた。




