ウラディカの泉
すらりとした、長身の男である。
お洒落な刺繍を襟元に施したその姿は、行き交う若い娘達をざわつかせた。
「どーもどーも。さ、行くぜ!」
行き先は娼館なのだが、堂々としたものである。
これも祭の効果だろうか。
ジャックと俺に手を振る女達がいる。ジャックは手を振り返し、歓声を浴びていた。
ウラディカの泉に到着し、一階でジャックが面通しすると、早速二階へ導かれた。
革張りの大きなベッドが一つと、簡素な椅子が一つ。
床に、見慣れない娘がワンピース姿で跪いていた。
「いらっしゃいませ……。私はリエッタと申します。ふ、不慣れですが、宜しくお願いします」
リエッタは頭を下げると、ゆっくりとワンピースを脱いだ。
髪は茶色で、瞳は黒色。長い髪は背中まである。
こぼれた乳房を隠すように腕で押さえながら、リエッタは下着も取り去った。
「隠すな。……ああ、俺も脱ぐから、待っておけ」
リエッタは顔を真っ赤にしながら、タゥが脱ぐのを見ていた。腕で隠さないように努力している様子である。
「では、椅子に座れ」
リエッタは素直に座った。
そして、縄を持ったタゥに少しずつ縛り上げられていく。
下半身を露出する格好で縛り上げると、リエッタは恥ずかしそうに視線を床に投げた。
当然ながらジャックが全て見ており、股間もジャックに丸見えである。
そして、股にタゥが唇を寄せると、明らかに狼狽した様子で身体を震わせた。
「えっ……、あっ、あん、あんっ、あんっ、あっ、噛まないで……っ、あんっ、あんっ、あんっ」
前を見るとジャックと視線が合う為、タゥの後ろ頭を見ることにしたリエッタだったが、タゥの執拗な責めにあられもない声を上げて絶頂に震えた。
「あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ、ああいくっ、あああーーーっ」
タゥは幾度かいかせた後、玩具を使うことにした。
リエッタは敏感な場所に玩具を当てられ、息も絶え絶えに喘いだ。
玩具を当てながら、柔らかな乳房を揉みまくる。その先端に口を付け、吸いつく。
タゥは動けない少女に対し、好き勝手していた。
そして、椅子に座ったままのリエッタに、奉仕を強要してみた。
「……舐めろ」
「……はいっ」
リエッタは返事をすると、タゥの腰に唇を寄せた。
湿った水音が部屋に満ちていく。
タゥはリエッタの口淫を楽しみながら、緩やかに腰を振った。
「出すぞ。……飲み込め」
リエッタは返事の代わりに喉を鳴らして飲み込んだ。
タゥはリエッタの頭を撫でると、縄を解いてやった。
「大丈夫か? ところで、ジャックのお相手はお前で良いのか?」
「は、はいっ! 私がお相手致しますっ」
「じゃあ、ベッドに横になれ。……犯すぞ」
リエッタは「はい……」と返事をして、ベッドに横たわった。
タゥは手にした縄で、またリエッタを縛り上げていく。
股を露出する縛り方に、リエッタは頬を染めた。
タゥは満足感と共にリエッタに押し入り、腰を振った。
「あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああ、いっちゃう、あああーーーっ」
タゥはリエッタの絶頂に合わせて、気持ち良く射精した。
「ジャック、交代するか?」
「待ってました! じゃあ、邪魔するぜ!」
タゥは横に退き、ジャックがリエッタの中に押し入る様を眺めていた。
ジャックの腰の動きは卑猥で、タゥはこっそり参考にする事にした。
リエッタは高い声を上げ、絶頂に打ち震える。
やがてジャックが射精したので、次はタゥの番だ。
そこでタゥは縄を解いて、四つん這いに縛りなおした。
リエッタは舌を伸ばして、ジャックのものを舐め始める。
それを見ながら、タゥは白い尻を掴んで、自身を突き立てた。
「あっ、あっ、あっ……」
リエッタの甘ったるい声を聞きながら、タゥは腰を振る。
やがてリズムが早くなると、リエッタは甲高い声で絶頂に登りつめ、タゥの吐精を受け止めた。
選手交代、タゥのものを舐めさせ、ジャックが己を突き入れる。
ジャックの激しい責めに、リエッタは涙を流して喜んだ。
「あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、ああいく、あああーーーっ」
リエッタの絶頂と共に、ジャックが吐精する。
タゥもリエッタの口の中に出して、おしまいだ。
「俺は時間的にここまでなんだけど、ジャックはもっと遊んでいくか?」
「いや。俺もタゥと一緒に帰るよ」
リエッタの縄を解き、二人して身支度を整えて退室だ。
「リエッタ。気持ちよかったよ。ありがとな」
タゥがそう言うと、リエッタは真っ赤になって身を震わせた。
「こ、こちらこそ、あのっ……、ありがとうございましたっ」




