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ケラソの家のタゥ  作者: yahagi
劇的な再会
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ショーに出たい

「開通式のショーに出たいケラソ族の女がいるだと? キリク、それは本当の話なのか」


 ここはタゥの家、レアも隣にいて、下座にキリクが座っている。

 開通式とは、処女を公衆の面前で犯すお遊戯だ。

 最中は犯せ! コールで手厳しい強姦が待っている。


「いやはや、恐ろしい世界もあると教える為に話して聞かせたら、すっかり憧れてしまったようで……不甲斐ない限りだ」


「キリクは悪くなかろう。これは俺のせいではないかな。貴族の文化をケラソ族に見せてしまった。しかし、族長ラピグゥは了承するだろうか?」


「タゥがいいと言えば許すと言ってる。ただし、ショー終了後速やかに結婚する事が条件だ」


「そんな娘、嫁の貰い手があるのか?」


「ある。二人の男を手玉に取っておってな。これも頭の痛い問題なのだ」


「めんどくせえな。すぐに一人に絞れないようならショー参加は諦めて貰うか」


「了解した。すぐにその旨伝えてくる」


「ああ、一緒に行くよ、キリク。出演するには金がかかるから、それも伝えなくちゃな」


 タゥはキリクと共にラプカを走らせ、南のある家に向かった。


 キリクが名乗りを上げ、中から少女が出てくる。

 なるほど、可愛らしい顔をしている。だが、それだけだ。絶世の美女にはほど遠い。


「えーっ、一人に絞らなきゃ駄目なのぉ、じゃあわかった、トマスの家のイオにする。イオと結婚すればいいんでしょぉ?」


「その通りだが、ちゃんと家を通して貰うぞ。それと、ショーに出るには金が要る。安めに見積もって銀貨40枚だ。払えるか?」


 タゥは横から口を出した。


「ええーっ! 私の処女代が高く売れるんじゃないのぉ? えーっ、違うんだ。なんでぇ?」


「こっちは頼む方なんだぞ。金が要るのは当たり前だ。どんだけ自分の面に自信があるのか知れないが、お前なんていいとこ前座だ。夢見るのもたいがいにしろ。処女代は、男優に払う金の足しにする」


「えーっ、そうなんだぁ、っていうかお兄さん、男前だねぇ。えっ、次期族長のタゥ? えーっ、もっと大男だと思ってた!」


 待ってて、と言い置いて、家に入っていく少女。

 やがて銀貨40枚を持ってきた少女は、満面の笑みで頼んできた。


「これでいーんでしょぉ? やっぱり強姦って痛いのかなぁ?」


 そんな事を聞かれても今更だ。


「当たり前だろ。いっとくがキャンセルはなしだぜ。男とやっちまうなよな」


「はーいっ、処女を守ります! 開通式、楽しみだなぁ」


 少女は夢見るように微笑んだ。


 さて、その後の顛末を少し語るとしよう。

 少女は、やはり前座で使われた。

 こんなところでケラソ族の名を売るなんて、嬉しくないタゥである。

 今回もキリクは見届け役として同行しており、職務を全うしてくれた。

 少女の相手役に選ばれたのは、ヨナスであった。

 少女は、ヨナスを見て泣き叫び、逃げ出そうとしたそうである。

 見事なリアクションであるが、ヨナスは高かった。

 お釣りが出る位に金を積んだが、ちょっとも余らなかった。

 少女は、見事衣服をびりびりに破かれ、犯されたそうである。

 その後はすぐいってしまって、乱交をいきいきと楽しんでいたとか。

 

 少女が戻ってきて、すぐに婚礼の儀は開かれた。

 さて、初夜である。

 キリクから細かに処女喪失の様を聞かされた童貞の男は、一体どうするのか。

 答えは、獣のように犯し続ける、である。


 三日間の蜜月を過ごして尚、旦那のイオという男はやる気に溢れてるそうであるから、殊更仲良くするといい。


 少女の感想はというと、実に満足げであった。


「ショーに出て私、美しくなった気がするの。銀貨40枚もお母さんに借りた甲斐があったわ。後悔なんてするはずないじゃない。乱交も最高に良かったわ」


 それじゃあ、旦那のイオは?


「イオは衣服をびりびりに破いて私を犯すの。ショーを思い出してとっても良いわ。私達、うまくやっていけそうよ」


 とのことである。

 これにて一件落着であった。


 余談であるが、キリクはショーを全部見ていた。

 男も女も、絶世の美女も貴族も犯される。


「犯せ! 犯せ! 犯せ!」


 コール中泣きながら犯される被害者達を見て、大変興奮したとのことである。

 タゥはキリクとがっちり握手を交わし、秘密の趣味を分かち合う事にした。

 キリクは美しい貴族の女の乱交に混ざってきたそうである。

 キリクは大変な仕事をしているのだから、たまにはおいしい思いをすればいい。

 タゥはそう思うのだった。




 ここは、道具屋。

 タゥは、ローションを買いに来ていた。


「へっへっへ。これを知ったら、知らなかった頃には戻れねぇぜ?」


 何だか怪しい言い回しをジャックがしているが、ただのローションである。


 タゥは手に取ってみた。


「へえ、ぬるぬるしてる。無色透明なんだな」


「おう。これをな、陰茎にたっぷりつけてしごくのよ。もう別世界だから、マジで」


 悩んだ末、タゥは二瓶購入した。

 だってエッチな事に興味のあるお年頃、仕方ないではないか。


「さて、今日もウラディカの泉に行こうぜ? また貴族の女が入荷したんだってさ。処女だし、楽しめるぜ」


「おおー。太っ腹だな、ジャック。楽しみだ」


 タゥとジャックは喜び勇んでウラディカの泉へ向かった。

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