ガーデンパーティ
ある日、エルザの夫が亡くなった。
エルザは葬儀を済ませ、アスティの家に会いに来てくれた。
「ごめんなさいね、タゥ。時間の都合がつかなくて、遅くなったわ」
「いいんだよ、エルザ。こうして会いに来てくれて嬉しい」
タゥはベッドルームに案内した。
「あのね、タゥ。言い辛いんだけど、好きな人が出来たの。来年、喪が明けたら再婚するわ。もう、一緒に暮らしているの」
「まだ15歳の少年なんだろ? 随分情熱的に愛を語ったそうじゃないか。おめでとう、エルザ。祝福するよ」
「ありがとう、タゥ。あなたがいてくれたから、今の私がいるの。本当に感謝してるわ。今日でお別れね……」
タゥはエルザの服を脱がしながら、明るく言った。
「じゃあ、最後にお別れエッチしようぜ。楽しもう」
「ええ、タゥ……。大好きだったわ……」
お別れエッチは大層燃えたが、涙が塩辛かった。
こうして、エルザとは終わりを告げた。
タゥは傷心であった。
メイドが三人も慰めに来てくれたが、気が晴れない。
柔らかな乳房を揉みながら、タゥは胸を吸う。
いちゃいちゃしながら腰を振ったり、上に乗られたり、逆さになったり、色々した。
そのうちジャックがやってきて、メイドをどっちが早くいかせるか勝負した。
結果は、ジャックの勝ち。
5連続で勝負したので、メイド達は腰くだけだ。
「ちくしょー、負けた……」
「へっへっへ。再戦は受け付けてるぜ。どうする?」
「今日はやめとく。そんでジャック、何か用事があったんじゃないのか?」
俺がそう言うと、ジャックは思い出したかのように頷いた。
「今度マホガニー家でガーデンパーティを開くんだけどさ。リーディアって覚えてるか? 俺達に犬の真似事をさせた女だよ。そいつが、また犬になりませんか? って言ってきたんだ」
「へえ。何か良いことあるのかな?」
「参加者どれでも持ち帰っていいと仰せだ。どれも不倫だが、旦那に相手にされてない人妻ばっかで、調整がしやすいらしい」
「じゃあ、行こうよジャック。たまには犬になるのも悪くないさ」
「お前は餌付けされてるからなぁ。ま、付き合うぜ。いい出会いがあるといいな」
ジャックは、良い笑顔で笑ってくれた。
それから四日後、マホガニー家のガーデンパーティは、思ったより大人数で行われた。
全部で、40名位だろうか。
男性の姿もちらほらある。
ここは、結婚生活に不満のある男女の憩いの場であった。
「ようこそ、シルベスター卿、ワイズマン卿。お待ちしてましたわ」
「やあ、リーディア。お招きありがとう」
「今日も素晴らしい菓子が目白押しよ。どうぞゆっくり楽しんで」
それから、主催のマホガニー家の令嬢に挨拶した。
ふっくらとしていて優しそうな、貴婦人だった。
タゥは軽食コーナーへ行き、まずシュークリームを食べた。
小ぶりで食べやすい菓子達は、たっぷり用意されている。
次にラズベリーケーキを食べながら、タゥはいい女を物色した。
いた。
深い赤の長い髪に、魅惑的な肢体。赤いドレスの女だ。
ぽってりとした赤い唇に、泣きぼくろが色っぽい。
彼女はエクレアを食べていたので、タゥもそちらに移動してみる。
エクレアを食べながら、話しかけてみた。
「やあ。……今日はお一人で?」
「ええ。一人気ままなお菓子パーティーよ。あなたはお一人で?」
「ああ。妻は身体が弱くてね。一人だよ。良かったらテラス席に座らないか?」
彼女は、ぎょっとしたようにタゥを見た。
長身の、秀麗な男である。
金髪に青い瞳、薄い唇。白いシャツに薄手のジャケットがとても良く似合っていた。
「あなた、知らないの? 今日のテラス席は、特別製なの。犬のように四つん這いになって、女の股を舐めるのよ。……ほら、あっちのテラス席は紳士がテーブルクロスに潜っているのよ。女性の顔が真っ赤だわ」
「本当だ。……知っているよ。だから誘ったんだ」
「嘘、あなたが私を? 信じられないわ。こういう会には何度も出席してるけど、声をかけられたのははじめてよ」
「おーい、シルベスター卿。おっ、パートナー見つかったか。じゃっ、テラス席行こうぜ」
「ああ。……俺はシルベスター。君は?」
「カサンドラよ。カサンドラ・ホーキンス。……本当なのね……」
カサンドラは夢見心地でついてきた。
ジャックの選んだ女は、青髪で清楚な、お嬢様風の人妻だった。
ジャックって、こういう女が好きなのか。
タゥはじろじろと眺めてしまった。
女は頬を赤らめさせ、ジャックを見つめる。
今日のテラス席も厚手の絨毯が敷かれており、机はテーブルクロスですっぽりと隠されていた。
「んじゃあ、始めっか。タゥ、潜るぞ」
「了解。カサンドラ、楽しんで」
ウィンクと共に微笑めば、カサンドラは真っ赤になってドレスの裾を掴んだ。
テーブルクロスに潜り、カサンドラの股を舐める。
カサンドラは声を殺して耐えていた。
いい声を上げさせるべく奮闘し、どれだけの時間が経ったか──
カサンドラは実に良い声で喘いでくれた。
「あんっ、あんっ、もう限界よぉ……、あんっ、あんっ、またいくっ、あああーーーっ」
小声ではあったが、喘ぎ声をあげさせられたので、タゥは満足であった。
ジャックの合図でお互い起き出し、身支度を整える。
速やかに紅茶が供され、それを一口飲んだ。
「どうだった? カサンドラ」
「最高だったわぁ……まだ体中が蕩けるように熱いわ……。ねぇ、休憩室へ行きましょう?」
「休憩室?」
「ダンスホールにあるのと同じだ。やって来い、色男。俺達も休憩室行くから、じゃあな」
残されたタゥは、カサンドラと一緒に休憩室までの道を歩いた。
「あっ、お菓子、もうちょっと食べたかったかも」
「まず私を食べて、タゥ。あなたの舌技、たまらなかったわ。すぐに来て、お願い……っ」
タゥは部屋に入り、鍵をかけた。
カサンドラと噛みつくようなキスをする。
深い口吸いをしながら服を脱ぎ、絡み合う。
ベッドに四つん這いになったカサンドラを、タゥは後ろから貫いた。
「あああーっ、あんっ、あんっ、あんっ」
タゥは腰を振りながらドレスを脱がした。
ビスチェを脱がし、乳房を揉む。
カサンドラの嬌声は、まだ止まない。




