ナタリーとタゥ
タゥはナタリーの胸の間に挟まれながら、アップルパイを食べていた。
お互いに食べさせあい、時折キスをする。
ナタリーとの仲は、熱々であった。
「子供が産まれてすぐ、ナタリーと会うなんて、俺って駄目な父親だよなぁ」
「タゥは立派に父親の仕事を果たしているでしょう。それで、子供はもう旅立ったの?」
「うん。警備の人間もたっぷり着いてるから、心配はいらないんだろうけど……、王都到着の連絡が来るまでは安心出来ないかな」
「そう……。よっぽど父親になったのが嬉しいのね……。タゥが嬉しそうで、私も嬉しいわ……」
それから二人、ゆっくりと絡み合い、気持ちの良いエッチをした。
ナタリーの裸体に乗り上げながら、タゥが言う。
「あー、気持ち良い。ナタリー、俺、ナタリーの事、好きだよ。ナタリーは?」
「大好きよ、タゥ……。あっ、あん、いい……っ」
タゥは時間の許す限り、愛を確かめ合った。
「お前って、ナタリーみたいな女が好きなんだな。ちょっと意外だ」
そう言うジャックはチョコレートケーキを食べながら、紅茶を飲んだ。
今日はナタリーと会ってから数日後である。
「見るからに影があって、訳ありなのわかるだろ。俺、すぐに別れるかと思ってたわ」
「ナタリーはなんか、気持ち良いんだよな。馬が合うっていうか……エッチも良いしさ、俺、大好きだよ」
タゥもチョコレートケーキを飲み下して、紅茶を飲む。
「ああいう女はいっぱいいるぞ。とにかくナタリーだけどさ。お前、子供産んでもらう気、ない? 陛下がもう一人位欲しいって、言ってるんだわ」
「それは…‥流石に不倫だし、子供は無理だろう。それに、手元で育てられないしな」
「そっかー。まっ、頭の片隅にでも入れといてくれよ。あっ、タゥ。ウラディカの泉にいーい男が入ったぜ。なんと処女だ」
「やった! ありがとうジャック。明日行くよ」
「ま、俺も行くけどな。二人で楽しもうぜ」
「ああ。このクッキー美味しいな。少し土産に包んで貰えないか? ……そうそう、何で子供の件、エルザじゃないんだ? 普通、若い方だろう」
「ああ。土産に包んでやる。……エルザはな、旦那がいよいよ危なくってな、再婚の話があるんだよ。お前と一緒にいて顔が売れたんだろうな。未婚の初々しい紳士が恋文を届けに来るって話だぜ。お前、再婚の邪魔、しないだろ?」
「勿論だよ。エルザの為なら身を引くさ」
「良い返事だ。じゃっ、別れたらまたいい女紹介してやるからさ」
ジャックの紹介はハズレがない。
一体、どれほどの情報を持っているんだろうな。
タゥは頭を下げてお願いしておいた。
翌日、ウラディカの泉にて。
二階のいつもの貴族部屋にいたのは、精悍な少年だった。
年は15歳位だろうか。まだあどけない顔に、しっかりと筋肉の乗った身体をしている。
明らかにそれは、戦う者の肉体だった。
速やかに全裸になった少年に対し、タゥは言った。
「じゃあ、エッチしよっか」
「はぁ……。実は男性相手は初めてなものでして……。あっ、舐めましょうか?」
「じゃあ、お願いしようかな。宜しく」
少年はタゥの腰に唇を寄せ、舌で舐めた。
丁寧に舐めあげて、口に含む。
やがて、頭を上下し出した。
「くっ……、出すぞ、飲み込め」
少年は素直に飲み込んだ。
「次は、どうしましょう?」
「ベッドに、寝てくれるか。後はこっちでやるよ」
タゥは机から香油を取り出し、にっこりと微笑んだ。
ベッドに乗り上げ、少年にのしかかる。
少年の首筋に吸い付き、肌を吸った。
胸の尖りを指で引っかき、舌で転がす。
じっくりと舐めてやると、細く良い声が聞こえた。
足の間に陣取り、じっくりと指を埋めていく。
途中、陰茎をしごきながら指を増やし、三本まで何とか入った。
「……触るぞ」
「あっ、何かへん、です、あっ、あっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ、あんっ」
たっぷり指で刺激されて射精した少年は、頬を火照らせて言いつのった。
「びっくり、しましたっ。あの、気持ちよかったです」
「おう。じゃあ、次は俺ので突いてやるからな。足開け」
既に臨戦態勢になっている俺のものを見て、ごくりと喉を鳴らす少年である。
ずるりと入った瞬間から、少年は声を漏らした。
揺さぶられ、女となった少年は、良い声で喘ぐ。
「あんっ、あんっ、いいっ、あんっ、あんっ、ああ、いくっ、あああーーーっ」
「んーいい声だねぇ。次、四つん這いになってみようか」
「は、いっ……」
後ろから突かれて、少年は見も世もなく喘いだ。
パンパンパン、と肌のぶつかる音がする。
「あっ、あっ、だめぇ、またいっちゃう、あっ、あっ、あああーーーっ」
少年は喘ぎながら射精した。
「じゃあ次、ジャックな」
「おうおう。派手にいったなぁ。よし、足開け。まず、正常位な」
「はぁ、はぁ、はいっ……」
「あー、気持ち良い。じゃあ、揺さぶるぜぇ?」
「あんっ、あんっ、あんっ、いいっ、あんっ、気持ち良いっ、あんっ、あんっ」
少年は揺さぶられるままに喘いだ。
やがて絶頂に達し、ジャックもいった。
「次は上に乗ってくれ」
「はいっ……」
少年は頑張ってジャックをいかせた。
次に三人でもう一戦して、時間切れだ。
タゥは身支度を整えると、最後にちゅっとキスを落として、部屋を出た。
「いい子だったな」
「ああ。ありゃあ素質あるぞ。ガタイも良いし、男色家に引っ張りだこになるだろうな」
「いくときの顔が可愛かった。俺って意外と男、いけるよな……?」
「何を今更。お前は男も女もいける両刀だよ。次は良い女、抱こうな」
「うん!」
タゥとジャックは、満ち足りた様子で帰り道を歩いた。




