表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
A Certain Story とあるお話  作者: 設樂理沙
12/28

恋の予感から、呆然自失へと 2

事務所でわたしの隣に座る2つ3つ私より若い男子社員・正木君は何くれとなく

やさしいし、ことあるごとに周りの目を気にすることなく好きすき表現をしてくる。



細身のあまり体躯の大きい子ではないけれどお目め、くりくりで髪の毛もくりくりのかわいい子。


こんなわたしを誘ってくれるのはうれしいけれど、、、わたしは帰りがけの

お誘いもなんとなく 断ってばかりだ。^^;


薄い衝立一枚隔てて、親会社の事務所に属する背の小さい 29歳、九州男児の青年

・・子沢山の末に出来た9人兄弟の8番目だとか。


彼曰く、、「昔は娯楽がなかったからなぁ~っ」ですって。


こんな風に独身の女の子にこんな話をケロっとできる青年も、ちょくちょく

仕事の合間にこちら側に顔を見せて 映画やお茶を誘ってくる。


そして背が高くて身体も顔もチョコレート色・・もとい、、褐色のいつも

にこにこ顔でちょっと言葉が口の中で詰まったような感じでもそもそと話す28歳

青年も お茶やドライブに誘ってくれるよね。



そういえば、先日女友達と土曜日の勤務を終えた後、京都の太秦に向かうべく

ここ会社の最寄り駅であるJR三宮でふたりで電車待ちしていた時にばったり会って

結局大阪までシートに3人で座り、ずーっと話ながら・・なんてこともあったわね。




そそそっ もうひとりの朴訥なわたしと同じ田舎方面に住んでいる28歳

彼からは律儀にもいきなり正式に交際を申し込まれたりもしたわぁ~。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ