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A Certain Story とあるお話  作者: 設樂理沙
11/28

恋の予感から、呆然自失へと

茫然自失・・・ボーゼンジシツ・・・・そんな状態がぴったりのわたしは

もう日も暮れかかり、今にも牙を剥いた野生動物でもどこからか出てきそうな

山奥にその時佇み、途方に暮れていた。



            ・・・・・・・・・・・・・・・・



課内の社員旅行で わたしは日本海側に近い山奥に来ていた。

今回の課内での社員旅行の目的は”川釣り。”


旅館に着いてしばらくして落ち着くと、釣りを始める前に、会社で私の隣の席に座る

新入社員の藤原君に誘われて、私と後輩の黒木さんとの3人でドライブに出ることになった。


我が社は総勢1500名ほどの社員とアルバイト120名程を抱える大手企業。


まっ そこの支店のまたその中の工営課の課員で年に、2度ほどこうやって

旅行に出かけたりするのだ。



私達の課の事務所は特別に、支店のそのまた出張所という形で

親会社のフロア―に間借りしている。


若い女性社員はごくわずか。

わたし 27歳と後輩の黒木さん19歳だ。



黒木さんはまだ10代で、とっても大人しい子だ。

なんていうか、まだまだ子供っていう感じかな。


後は 結婚している35歳くらいの親会社の社員が2名とアルバイトのこれまた

、、、30代後半から40代の女性が2名ほど。


男性社員はというと、出張所と親会社の支店を合わせて 約50~60名程だ。



そういうわけで、平凡でこれと言って取柄のないわたしだけれど、結構、皆から

かわいがられているほうだと思う。


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