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A Certain Story とあるお話  作者: 設樂理沙
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とあるお話

夕暮れ時・・・


 工場の出口付近でいつものように おじさんがフォークリフトで

荷物を次々に移動している姿が視界に入る。


おじさんっていくつくらいなんだろう?

50代? それとももう60いっちゃってる?


おかしいよねぇ、、、、。

年齢的に考えたら、恋する相手になんかならないっ。


ついこの間まで周りには、20歳代30歳代と若い男性ひとがかなり

いる職場にいて。それなりのフツーのOL生活を送っていて。

何も恋バナがなかったわけじゃないけれど。


気がついてみれば、適齢期過ぎちゃってて。

自分で決めたとはいえ、職場もこんな辺境の地に。


何もかも・・っていうか、生涯を共にできる相手がなかなか見つからなくて。

親からは見合いをせっつかれ。


ストレス満載ってところ?


見合いする度に 心がむちゃくちゃ寒くなるんだよね。

相手が異星人かと思えるほど。

心を通わすのが至難の業なのだ。


今日は夕暮れ時のせいか、やたらと心が痛い・・だからかなぁ。


おじさんでもいいから、、、なんて感傷に浸ってしまったのは。



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