逆転生
「今ここで死ねって?どういう冗談よ」
「冗談な訳ないだろ!それが逆転生元に戻る方法だよ」
それが元の世界に戻る方法とは思わなかった。
確かに三姉妹皆んな復讐がしたいその想いが強いからこそこの異世界に来ているには違いなけど私はともかく妹達にまた苦しい想いさせるのは気が引けてしまう。
「ま、やらないならいいよここので第2の人生やればいいよ」
少しだけ沈黙があり悩んでしまった。それを察したのか私たちのやり取りを別の場所で聞いていた次女のジュリアが話し始めた。
「フラン姉の事だから私たちがまた苦しい思いをして死んでしまうのが辛くて嫌だったと思うけど私達は平気だよ。あの街のやつらに仕返ししない方が苦しいよ」
「そうだよ私も大丈夫だよ、それより早くお姉ちゃん達に会いたいよ」
二人の強い想い、私たちの絆を再確認することができ決心がついた。
「死神、私も迷わないよさあ、早く殺して」
先程の迷いとは変わり私は強いまなざしで死神に答えた。
「OK!おまえら三人歯食いしばれよ」
決意をしたとは言えやっぱりどんなふうになるか分からずかなり不安でたまらない。
目をつむり手を組み祈るような形で待ち続けた。
「いくぞ!まずは俺のいた世界、お前たちに転生するか判断させた空間に行くぞ。」
「DEATH!」
目を瞑っていた。ほんの一瞬意識がなくなった感覚があった。
でもすぐ意識が戻り目を瞑り続けていた。まだ私は死神の世界に行けていないのだろうか、怖くて動けなかった。
「もうとっくにお前ら死んでるぞ、俺の世界に来てるからもう目を開けていいぞ」
恐る恐る私は目を開ける強く瞑っていたので目がうまく開けられない。
それでも少しずつ開けていたけどまだ明けている感覚になれずぼんやりしてる感覚。
世界が真っ暗なのか目が慣れていないのかわからないけど目の前にいる懐かしく、もう何年もあっていないような夢にまで見た光景が広がっており私の目から涙が自然とこぼれ落ちた。
「ジュリア、クレア会いたかった、会いたかったよ」
涙でぐしゃぐしゃな顔になりながら二人をそばに抱き寄せた。
「私もフラン姉に会いたかったよ、クレアの事も凄く心配だったし良かったよ」
「フランちゃん、ジュリアちゃん私は二人がめちゃくちゃやってないか不安だったよ二人は私がいないと無茶するんだから」
一番下のジュリアが一番しっかり者なのは否定できないけどみんな元気そう、じゃなくて死んでるけど本当に良かった。
「感動のご対面は済んだか?全くいつまで待たせる気なんだよ、ひと眠りしちまうところだったぜ」
「俺はフランソアと一緒にいたからよくわかってるがこいつは魔法少女になって青い炎が使えるようになった。
魔法少女と妹の前で言われてめちゃくちゃ恥ずかして赤面をしてしまった。
「他の二人にも転生前に話したと思うが、ジュリアは結界を作れる。クレアは今回のキーポイントで逆転生つまり生き返りの魔法が使える。もちろん二人とも同じように魔法少女に変身してな」
三人がお互いの顔を見合わせてうなずいた。
「というわけでここで変身しして魔法を使うぞ」
まず私が変身した。
「マジカルキラキラメイクアップ」
例によって髪型はハーフツイン、右手になぜかステッキを持ってスカートはミニスカート服は白ベースのシャツになっていた。私長女なのに恥ずかしい。
「フラン姉、可愛いじゃん!えっろいね」
「フランちゃんかわいい」
なんかおだてられてちょっと自信持った気がする。
続いて二人も変身をする。
二人の変身姿を見て私はドギマギしてしまった。
私はスカートの色が赤、ジュリアは青、クレアがピンクとそれぞれ違い、あとは、髪型が違っていた。
「お姉ちゃんこんなかわいい妹達のお姉ちゃんで鼻が高いよ、はあはあ」
私は百合に目覚めてしまった。
「そういうのはいいからねフランちゃん…」
ちらっと死神の顔を見てみると怒り爆発って感じの顔になっていた。さすがに待たせすぎたかな。
「じゃあクレアが生き返りの魔法を使え、サービスでお前らがいた街の真ん中に連れて行ってやる。」
「あと忘れていないと思うが復讐完了したおまえらの魂を俺様が頂くいいな?」
三人口をそろえて。
「わかった」
「じゃあクレア魔法お願い」
私たちは手をつなぎクレアはステッキを掲げ魔法を唱えた。
「魔法よ私たちを生き返らせたまえ、リバーース」




