銃士の世界
初めて小説を書きました。
まだ誤字など思います。
時間があるときに更新したいと思います。
8月某日、午後1時頃ーー
???「はー…なんで俺がこんな雑用を…」
大量のお酒を持った少年は呟いた。
女の子「仕方ないでしょ人出が足りないんだから!ほらカムイ早く歩いて!」
カムイは俺の名前だ。カムイ・ムゲンだ。そしてこのうるさい女が幼馴染のルキア・アークスの…
ルキア「コネでバイトやらせてるんだから文句言うんじゃない!」
見た目通りおてんば女だ…
この世界は三つの国の一つ銃士の国「シューティングシティ」だ。
ここの国ではみんなが最強の銃使いを目指し、武士の国「ソードシティ」魔法の国「マジックシティ」の三つの国で行うロワイヤルゲームで優勝を目指してる。優勝すれば富と名誉が貰えるとかなんとかでまあ俺には関係ない話だけどな…
ルキア「そうだカムイー、銃の整備したから手合わせあとでお願いー」
カムイ「またボコボコにされるのか…」
ルキア「そんなこといいながら被弾したことないくせに…なんで銃士を目指さないのか不思議だよ…」
カムイ「いいんだよ俺は…どうせ俺は…撃てないし…」
ルキア「いい加減克服したら?その癖」
カムイ「うるさいそんなことわかってるよ…」
ルキア「とりあえず早く店戻らないと!お母さんに怒られちゃう!」
カムイ「そうだな。」
ひとまず店に戻ることにした。
ルキア「ただいまー」
ルキアのお母さん「おかえりなさい。カムイ君ごめんね重いもの頼んじゃって。」
カムイ「仕事ですからこれぐらいいくらでも頼んでください。」
ルキア「さっきまで愚痴言ってたくせに…」
カムイ「馬鹿言うなよ!」
ルキア「誰が馬鹿ですって!」
ルキアのお母さん「仲の良いこと」
カムイ・ルキア「仲良くない!」
ルキアのお母さん「息ぴったりじゃない…」
ルキア「そんなことよりもさっき頼んだ手合わせやるよ!」
カムイ「荷物運び終わって間も無いのにかよ…まあいいや…」
ルキア「ほらやるよ!」
カムイ「はいはい…」
ルキア・カムイ「バトルアクセス」
空間が歪んだ。
ルキア「さあ始めますか。」
カムイ「命懸けでよけますか…」
ルキア「このフィールドじゃ撃たれても死なないんだから命懸けはおかしいでしょ!」
カムイ「気持ちはってことだよ!」
バトルアクセスは戦うために使うバトルフィールドを出すための指輪だ。この世界では全員が持っている。このフィールドでは撃たれても死なない。ゲームを公平にするジャッジもついている。
ルキア「先手必勝!」
といいながら彼女は大型のガトリングを取り出した。
カムイ「ガトリングが似合う女の子ってある意味希少価値だな…そんなこと言ってる暇では無いか」
ルキア「死にさらせぇぇぇぇぇ。」
そう言いながら彼女はガトリングを撃ちだした。
ダダダダダダッン!
カムイ(毎秒36発…弾は一回で720発。20秒間避けないとダメなのか…)
と思いながら走り出した。
ルキア「おりゃぁぁぁぁぁ!」
ダダダダダダッン!
カムイ「とても女の子とは思えないな…」
カムイ(銃弾予測…右から左に撃ちそして足を狙い空中に浮かせて身動きを取れないところを狙い撃ち…ってところか)
読心術や未来予知などそういうものは俺は持っていないけど…攻撃の予測をするのは得意だった…というか攻撃予測を外したことが無い。
カムイ(安直なお姫様にこれが一番いいかな)
カムイは予測した通りに左へ逃げて空中へ逃げた。
ルキア「狙い通りよ!」
カムイ「12発防げば俺の勝ちだろ。」
カムイはガトリングの残り弾数を計算しハンドガンを取り出した。
カムイ(銃弾予測!)
ババンババンッ!
カムイはガトリングの弾はすべて撃ち抜いた。
シュルルル…
ルキア「こんなときに弾切れ!?」
カムイ「銃弾管理が甘えんだよ」
ルキア「きゃっ!?」
カムイはルキアのおでこにデコピンした
カムイ「俺の勝ちだな」
ルキア「またそんな勝ち方で…」
カムイ「いいんだよ…俺は人を撃たないと決めたから…」
ルキア「とりあえず私の戦い方考え直さないと…てか普通に銃弾撃ち抜けるあんたがおかしいんだけどね…」
カムイ「いや普通にできるでしょ?」
ルキア「約0.3秒の12発の銃弾を撃ち抜くのが普通にできるわけないでしょ!」
カムイ「それもそうか…」
ルキア「てかいつまで旧式のハンドガン使うつもりなの?今なら24発装填のハンドガンなのに今時6発装填の旧式ハンドガンなんて…」
カムイ「気に入ってるからいいだろ!」
ルキア「もういいや!もう今日こそ勝つつもりだったのに…」
カムイ「あと300年は無理だな。」
ルキア「リアルで脳天撃ち抜いてあげましょうか?」
カムイ「ごめんなさい調子乗りました…」
ルキア「わかればよろしい」
カムイ(俺が勝ったはずなのになんかおかしい…)
ルキア「とりあえず今日はもう帰るわ!」
カムイ「帰るもなにも家もうここじゃねえか…俺も今日は帰って寝るか…」
ルキア「じゃあまた明日もよろしくね!」
カムイ「明日もかよ…」
ルキア「バイバイ!」
カムイ「はいはいバイバイ」
慌ただしい1日は終わった。