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第四十三話 決戦!決戦!!超決戦!!!

「……あ!アイツじゃないか!?」


「ああ、アイツだな」


「アイツだね!」


 おおきな羽で飛んできたかと思うと、三人の前に降り立った


「お前らだな?勇者」


「ああそうだ!僕はクズの勇者!真正直!!」


「俺は元気の勇者!疲労増だぜ!!」


「…………」


 一同は見合う、そこで先に動き出したのは相手だった


「きゅきゅきゅ!お前らが自己紹介をするのなら私もするのが礼儀というもの……」


 相手は一歩下がると綺麗なお辞儀をしながら喋り出す


「私は魔王軍幹部十人が一人、第九位、傲慢者ジブンスキーと申します」


「傲慢者、第九位……」


「俺たち三人にかかればコイツを倒すのは余裕だぜ!」


「…………」


「きゅきゅきゅ!確かに私一人ではあなたたち三人、特にそこの理系とかいう奴が厳しいですが……」


「マジック—ギガ・ゲート—」


 傲慢者ゲートから取り出したものは人だった


「あれは……誰だぜ?」


「………」


「あ、あれは、あの人は!!」


 そこには口に石を詰められた女がいた


「キュキュキュ!!こいつがお前の師匠なんだろぉ?真正直!!」


「お姉さん!!」


「んーー……!!」


「馬鹿ガョォ!!この俺が真面目に戦闘するとおもったか!?本当に思ってたとしたら飛んだお花畑連中ダナァおい!!」


「………おい、お前だろ?舐めてんのは……」


「お、おい直、今行ったら!」


「やめておけ直、人質が危ないぞ」


 二人の静止の声も聞かぬまま、直は飛び込むと傲慢者の長い爪が直の師匠の首元に少し刺さる


「おいテメェ、少しでも近づいてみろよ?こいつの首から赤い液体が吹き出ちまうゾォ」


「チッ!クソ野郎が!」


 傲慢者は鏡を見ながら髪をくしでとく


「キュキュキュ!!お前は俺に逆らえない!」

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